体験談

コロナ禍だからこそ、生長の家栄える会が存在する/栄える会中央委員、福島教区栄える会会頭 髙野春彦

2021年8月3日  

 私は、栄える会中央委員と福島教区栄える会会頭を拝命させていただいている髙野春彦と申します。まずは自己紹介と近況をお話ししたいと思います。私は福島県郡山市で企画広告コンサルタント会社と飲食業(ウェディングとレストラン3店舗)の経営をさせていただいております。2019年10月の台風19号による大水害と2020年2月末からの新型コロナ禍のダブルショックにより、2019年度の売上と比べると2020年(3店舗合計)の売上は50%以下まで減少いたしました。一般的に考えれば間違いなく倒産の危機です。しかし、生長の家の教えで毎日欠かさず神想観をし、全ての人や物や事に感謝と祝福の祈りを続けることで、神のお導きを信じることができ、慌てることなく適切な対処ができました。まず、2020年4月には売上の70%を占めていた本店の閉鎖を決断し経費を削減しました。次に従業員の再就職先を確保するために奔走していたところ、系列のホテルに転属することができました。奇跡的に一人の従業員も解雇することなく閉鎖することができました。そして、2021年には新型コロナ禍の中、「JA福島さくら」様からお話しをいただき、閉鎖した本店の代わりに3月に新たにレストランを開業することが出来ました。コロナ禍の中でのオープンのため、大変ですが徐々に軌道に乗りつつあります。一方、企画広告コンサルタント会社に関しても、新型コロナ禍の中でも売上は下がることなく経営できております。まだまだ大変な状況ですが、要らぬ心配はせずに神様を信じ、一歩一歩従業員と共にお客様に喜んでいただける様に邁進しております。
生長の家の教えは素晴らしいです。先日も福島教区栄える会の例会において、レポート発表の機会をいただきました。内容は谷口雅春先生の御著書、新版『善と福との実現』の第一章「善と福との実現原理としての神」でした。なんとその内容が今回の困難に対して、信仰者としていかに対処すべきであるかということが明確に示されており、私は感動いたしました。どのようなことが書かれていたかと申しますと、特に15頁、「4、総ゆる善は神より来ると知ること」の中の次の様な文章です。

「自分」と云うものは無く、ただ「神」のみ実在し給うのであるから、皐月の鯉の吹き流しのように、自分と云うものが空っぽになり、そこに大生命の生きる力を吹き流し入れるならば、あたかも空中を翩翻としてひるがえる吹き流しの鯉の如くに生々として来るのである。

私なりに解釈いたしますと、神に全托し「神の子」である自分を確信し、向かい風に対抗することなく全てを受け入れて神のお導きを信じ対処することでした。栄える会会員の皆様にも、新型コロナ禍の状況下だからこそ是非一読していただきたいと思います。
今後の活動については、生長の家総裁・谷口雅宣先生、白鳩会総裁・谷口純子先生にご指導をいただいている通り、「神、自然、人間は本来一体」の真理を事業に活かしていくために、ノーミート料理を実践した「スロービーガン」のレストランを、2022年の開店を目標に運営してまいります。これからも栄える会会頭として、人類光明化運動、国際平和信仰運動に邁進し、栄える会会員を拡大してまいります。


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