体験談

神様に生かされた、嬉しいありがたい人生/北見教区栄える会会頭 平林千穂子

2022年8月7日  

 私は、2004年に栄える会会頭とならせていただきました。会頭を引き受けるにあたっては神様ごとを第一義にしようと考え、主人に相談し、仕事より優先しても良いと了承をいただきました。その時、「神様のお役に立つ準備が整ったのだ」と感じ、会頭職を喜んでお引き受けいたしました。会頭拝命後、宇治別格本山の練成会を受けました。練成を受けた後、教区の練成会を世界一の練成会にしようと決意しました。その時、空には見たことのない程の大きな虹が出ていて、その虹を通して神様に喜んでいただいているのだと感じました。その後、2006年に中央委員を拝命して、私は会頭としてのお役目、中央委員としてのお役目、教区練成会の運営委員としてのお役目、自分自身の仕事、家庭の家事にと、身体的には大変な毎日を過ごして参りました。けれども私の魂は喜びに満ちた日々になりました。
2007年のことです。紋別市に栄える会の会員に是非なってほしいと思う方がおられました。その方は軽食喫茶のオーナーでした。あるとき、神想観中に「支部長さんになっていただこう」という思いが湧いてきて早速お願いしました。彼女曰く「このお店が出来たのも生長の家の神様のお蔭です。いつか恩返しをしようと思っていました」と快く引き受けてくれました。その後さらに3名の方が会員になってくださいました。
不思議なことに支部長になられた後に、テレビの全国版で「紋別のおいしい蟹チャーハンのお店」として紹介されました。加えてラジオでも報道され、連日超満員でお店に入りきれないお客様が車の中で待つという嬉しい状態になりました。神様は目に見える形でもご褒美をくださることを知りました。
そのような紋別支部の発会式は今も忘れられない喜びの思い出です。当日、紋別市に向けて車で走りだして5分程すると大きな二重の虹がかかり、素晴らしい光景で紋別市に着くまでの間、一度も途切れることがありませんでした。神様の祝福を受けていると感動し、涙が止まりませんでした。おかげさまで感動の発会式を迎えることができました。
私は今、山林を購入して植樹・植林活動を継続しています。きっかけは、あるときお客様と「地球が悲鳴を上げている。地球環境を守るために出来ることをしなければ。植樹・植林に取り組みが大切ですね」と会話が進み、「他人ではなく自分がやろう」という気持ちが湧いてきました。それから森林組合などに出向き調べましたが、山林は簡単に購入できませんでした。そのような時、毎月9日の主人の命日にお参りにきて下さるお坊さんに、私が何年も前から山を買いたくて探しているけれど購入できないことを話すと、「僕の知り合いに山を沢山持っている人がいるので紹介しますよ」と言ってくださり、私は難なく山を買うことが出来ました。まさに、ご先祖様と亡き主人のお導きでした。それから毎年植林活動を行っています。今は新型コロナウィルスの影響で集まれませんが、生長の家で共に活動している皆さんが、遠くは静岡県・埼玉県などからも駆けつけてくださり、多くの人の善意に支えられ山の木はスクスクと育っています。後世に何を残すか?と始めた植林、まだまだこれからも続けていきます。
栄える会会頭を拝命して18年、中央委員を拝命してから16年。大好きな神様に生かされた嬉しいありがたい人生です。私の出会ったすべての方々に心から感謝申し上げます。


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