女性経営者,繁栄ストーリー

繁栄したいんです

2015年5月16日  


生長の家栄える会ゲスト講師  松井 八重子

松井八重子

皆さま、ありがとうございます(拍手)。このように沢山お集まりいただきまして、感謝申し上げます(拍手)。私はマクロビオティック・カフェで、玄米菜食を基本にした食事を提供しておりますが、そのカフェのことと、昨年の後半ぐらいから、長年抱えて来た問題をどうやら卒業したのです。その事についてお話しさせていただきます。

複雑な家庭環境の中で

私は両親が共に再婚で、母は最初の夫が五人の子供を残して亡くなり、父も同様で、そんな父母の元に生まれました。

私の家系は、夫婦と子供が揃うと誰かが死ぬか、別れるという家だったのです。ですから、私の運命もそのようになるものと思っていました。

その自分の信念の通り、結婚し長女が誕生して間もなくの時、主人が副腎ガンの疑いありと診断され、「来るべきものが来た」と覚悟したのです。

そのような時、主人の祖母より『生命の實相』を伝えられ、佐藤光代講師から、宇治の練成会に行くよう勧められ、生長の家宇治別格本山に駆けつけました。

そこで、「人間は神の子であり、因縁や業というものは、潜在意識の中に掴まれている間はあるけれども、自分がそれを『無し!』と自覚すれば、因縁や業を超越できる」と聞きまして、もう本当に跳び上がるほど嬉しかったのです。それで帰りましたら、「ガンの疑いは晴れました」と告げられて、本当に嬉しくありがたく思い、それから生長の家のみ教えを熱心に学びながら、一所懸命に活動を始めました。

家庭と仕事と 生長の家の活動の狭間で

そうやって一所懸命に活動を始めた時に、生長の家と家庭と仕事、この3つをどうやって生きるかという切実な問題が出てきたのです。仕事をしていると、家庭のことや生長の家の活動ができなくて叱られる。生長の家の活動をやっていると、家庭や仕事のことがおろそかになって叱られる。3足の草鞋を履いて一所懸命やっていても、「偉いな、頑張りや」とほめてくれる人はなく、もうぼこぼこの状態になりました。(笑)

もう苦しくて、毎日子供を乳母車に乗せて、佐藤光代講師のところに行っては愚痴を聞いていただき、相談にのっていただいていたのです。

そうして三月(みつき)ぐらい通った頃、佐藤講師がじっと私の顔を見つめながら、「松井さん、愛行しなさい。どんなに問題があっても、徳を積めば必ず良くなる」と言われました。

徳を積むとは、どうすればいいのですか? とお聞きしました。すると佐藤講師は、生長の家の真理を伝えることですよとおっしゃったのです。

 

魅力的な言葉でしたねえ。徳を積めば必ず良くなる。それでどんな問題があろうとも、必ず良くなると、一所懸命に徳積みをしました。今日まで、もうひたすらに行じてきたのです。(拍手)

今日のテキストである『新版 栄える生活365章』の65頁に、「窮極的(きゅうきょくてき)には『悪』は存在しない」というご文章があります。

「元始(はじめ)に神天地を創造(つく)りたまえり。地は定形(かたち)なく曠空(むなし)くして黒暗淵(やみわだ)の面(おもて)にあり。神の霊(れい)水(みず)の面(おもて)を覆(おお)いたりき。神、〝光あれ〟と言いたまいければ光ありき。」モーセが霊感(れいかん)によって書いたこの『創世記』の冒頭(ぼうとう)にあるように、黒闇(やみ)から光が出て来るのである。悲しみから同情がうまれ、愛が生れる。悪意や憎悪(ぞうお)から真の和解と相互(そうご)理解とが生れて来るのである。

悪意や憎悪から真の和解と相互理解とが生まれて来る。

これすごいと思いません? 悪意や憎悪から、ぼこぼこになった所から、本当の和解とか相互理解とが生まれてくるのですから。

実相の世界では最初からそうですけれども、生きていくという事は、そういうことがでてくる。人生は魂を磨く学校なのですね。さらに次のようにお書きくださっています。

本来一体なるものから陰陽(いんよう)が分離し、その分離と思われているものが一層緊密(きんみつ)に結合して、次なる子々孫々を繁栄(はんえい)せしめることになるのである。神の創造したまえる世界には、窮極的(きゅうきょくてき)に〝悪〟は存在しないのである。

私にもどうしても赦せない方がいたのです(笑)。また運動をやっていて、どうしても納得がいかない、というような事もあったのです。

でも神様は、私達を愛してくださっている。神様にものすごく愛されて、ここに生かされているのです。神様は、絶対に私達を裁かない。赦されて愛されて、全てのものを与えられて、神様に生かされているという事が、解って来たのです。(拍手)

それが神様なのだという事が、腑に落ちたのですね。皆さん、腑に落ちないとあかんのですよ。腑に落ちるという事は、ここへドカン! と入ることです。そうすると、赦せないという思いがいつの間にか消え、運動に対しても納得がいくようになったのです。(拍手)

「知っているけど、解ってるけど腹立つわ」と、この間どなたかが電話かけてきはったのです。だけどそれは解ってないのですよ。解っていないから、腹が立つのです。

繁栄についても私達は全てのものを与えられていますから、既に繁栄してしまっているのです。今からテクニックでどうにかしようという事ではなく、本当に神様とひとつになればよいのです。いかに神様と波長を合わすかということが大切なのです。

神様はどういうお方かというと、ともかく愛深く、もうすべてを赦して、何も求めず全てを与え、ただ幸せを祈ってくださっていらっしゃる。すごいですね!(拍手)

だから私達はだたひらすら神様に感謝し、神様が喜ばれる愛行に全力を尽くせばよいのです。

全て神様がなさっていると 自覚した時に

また、究極的には、神様の世界には悪はないということが腑に落ちました。

私は36年間、とにかく一所懸命自力で船を漕いで、生長の家の活動をして来ていたのです。そこをパーン! とはたかれたわけです。私がやっているではない、自分では無いのだということが解ったのです。全ては神様がなさっているのだと解ったのです。そうしますと、腹が立たなくなり、とても楽になってきました。(拍手)

そして、私の思っていることは、人様には解らないのだということも解ったのです。ここは大事な所です。ということは、自分もまた、人様の思っていることは解らない、ということです。これは親子でも夫婦でもそうです。

これが解りますとね、自分の尺度で人を裁く必要はなくなります。自分も相手も神の子なのですから、注文を付けずに、ただ祝福し、礼拝しつつ、自分に与えられた使命を生ききればよいのだと解りました。

『新版 栄える生活365章』の68頁には、「あなたの生活を『使命(しめい)』の上に乗せよ」と題して次のように書かれています。

あなたが〝神の子〟として地上に誕生(たんじょう)したという事は、決して無意義(むいぎ)な事ではないのである。それはあなたに与えられた特殊(とくしゅ)の使命(しめい)であるのである。使命があるということは「霊的(れいてき)責任」を負(お)わせられているということを意味する。各人(かくじん)悉(ことごと)く、顔の異(こと)なる如(ごと)く特殊の使命があるのであるから、あなたは他の人が、他の処(ところ)に於(おい)て、成功しているにしても、決して少しも羨(うらや)む必要はないのである。あなたは、他の人の型に従(したが)って造(つく)られた存在ではなく、〝あなた自身〟でなければならないのである。(後略)

それぞれで与えられている使命が違うということです。自分の使命を生ききることが大切なのですね。

神の愛は父母の愛として現れる

私はなかなか自分が認められずに苦みましたが、その苦しみは、父の苦しみだったのだと解りました。幼い私を置いて別れて行かなければならなかった父は、どんなに辛かったろうと思いました。また、調和したいと願ってもなかなか調和できなかった母もどんなに辛かったか、それがよく解りました。およそ人生の苦しみの中で、愛しなければならない人を愛せない苦しみほど辛いものはないと思います。その父母の苦しみ、そして兄や姉の気持ちというものが解りましたし、特に父の悲しみというものを、家庭生活や光明化運動の中で味わいました。

『大調和の神示』に、「神に感謝しても父母に感謝し得ない者は神の心にかなわぬ」とありますが、私達は実相の世界において、既に父母に感謝しているからこそ、この神示があるわけなのです。神示があって、これから感謝しようというのではないのです(拍手)。

ここは大切な所です。神様といくら波長を合わす神想観をしても何をしても、生活の中で父母に感謝の行をしていないと、問題は解決しないのです。親子、夫婦、兄弟姉妹は実相において既に一体ですから、感謝しないと問題が解決しないのです。

昔は中学を出て、田舎から都会へ働きに出て、仕送りをするような方が沢山ありました。そのような方の中には、結婚式も自分の力で挙げて、アパートも自分で借りて、何か自分を偉いものだと思い込んで、父母への感謝ができていない方もあります。

ある方の娘さんがストーカーに悩まされていた。その方もそういう方でしたので、私はその事を指摘しました。「あなたの父母はどんなにかあなたを愛して、いつも愛念を送っておられたか。だからこそ、あなたの人生はうまくいったのですよ。ストーカーは父母の愛を教えてくださる観世音菩薩ですよ」と伝えますとその方はよく理解されて、父母に懺悔され、ストーカーを観世音菩薩として礼拝されましたら、ピタリとストーカー行為が止んだのです(拍手)。私達が繁栄し、健康で幸せになるには、「自分は父母にものすごく愛されている!」という信念を強く持つことです。父母に注文を付けた部分は、全部自分の問題として返ってくるのですね。

マクロビオティックについて

マクロビオティックというのは、肉や乳製品や卵などの動物性食品を摂らずに、玄米や野菜を中心とした食生活をすることによって、血液が浄化され、思考も明晰になり、健康になる食事法です。

このマクロビオティックは、現在の環境問題にも大いに関係があるのです。

今、地球上では、1秒間にサッカー場の1面分の緑が無くなっています。何故そうなるかといいますと、私達が食べる鳥や豚や牛を飼育するために、森林を伐採しているからなのです。

そして、鶏肉や卵を1キロ生産するには3キロの穀物が、豚肉1キロでは7キロの穀物、牛肉1キロでは11キロの穀物が必要です。また大量の水も必要となります。

これら大量の穀物や水を、世界各地で満足に食事をとることができない方々に供給すれば、深刻な飢餓の問題もかなり緩和すると思うのです。ですから総裁・谷口雅宣先生は、ともかく肉食を止めましょうという事をお説きくださっているのです。

そういう事で、今、食事というものが大変な環境破壊、日本人の今の食事の仕方が、環境を破壊しているという事を知っていただいて、できるだけ、地産地消の穀物や野菜を召しあがっていただくようにお願いしているのです。

まさか自分達が食べているもので、そんなに環境に負荷をかけているということは解らないと思うのです。だけど、皆さんお1人お1人の日々の食事というものがハチドリの一滴になるのです。ハチドリの一滴の話は聞かれたことがあると思います。森がものすごい大火事になった時に、他の動物がみんな逃げてしまったけれども、ハチドリだけは水の溜っている所へ行って、小さな嘴に水を含んで、その大火事を一所懸命止めようとしたという話です。

このハチドリの一滴のように、私達一人一人が食生活を変えることで、世界を変えることができるのです。私達の次の世代、皆さんの孫さんや曾孫さんの世代に、何としても良い地球環境を残していただくという事で、ぜひともお考えいただきたいと思うのです。

また、玄米菜食に切り替えられてから、糖尿病や癌が治った方がおられますし、谷口雅春先生著『新版 心と食物と人相と』にも、既にマクロビオティックが紹介されております。やはり真理に適った食事法なのです。

奈良教区には、現在約800名の栄える会会員がいらっしゃいますが、会員さんを感動させたくて、先祖供養の後、誕生会を開いて、そこで玄米菜食の食事を出していたのが始まりでした。楽団を入れたりして、素敵な会になり、カフェを始めました。一人一人の食事法で世界を変えて行くのです。

私は「神様の御心を生きる」ことだけを考えて生活するようになりました。過去や未来ではなく、今を生きる。今なすべき事を「ハイ」と実行する。そうするととても楽になりました。そして純粋に人々を祝福できるようになりました。ありがたい事と思っております。ありがとうございます。(拍手)

◯「愛媛教区栄える会繁栄ゼミナール」(平成23年2月6日)における体験講話


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。