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祭りの祭典委員長を務め、地域社会に貢献

北海道深川市の木村亀太郎さん

北海道深川市在住で、空知教区地方講師会会長の木村亀太郎さん(68)は、去る6月20日〜22日、同市で開催された「聖徳太子例大祭」で、祭りの代表である祭典委員長を務め、祭りの期間中、神官の装束を着用して祭詞を奏上するなどの大役を果たし、祭りは成功裏に終了した。木村さんのプロフィルは、地元紙『北空知新聞』に祭りの予告や模様とともに2回に渡って紹介されるなど話題を呼んだ。現在、地域で町内会長、地元のコミュニティセンターの館長を務めて地域社会に貢献しながらみ教えを伝える一方、地球温暖化防止に役立てようと所有する山に植林を続けている木村さんは、「祭典委員長を務めて一層地域の皆さんとの交流が深まりましたので、み教えをお伝えするとともに、地球の未来のために森林の育成を続けていきたい」と抱負を語っている。


祭りで集まった家族の皆さんと
(後列左側2人が木村さん夫婦)

深川市の「聖徳太子例大祭」は、同市内の澄心寺境内に建立された聖徳太子堂を中心に行われ、太子の遺徳を忍び、地域の繁栄を目的としているもの。昭和13年から毎年開催されている北海道でも由緒ある祭りで、今年で69回目。

今回、木村さんが祭典委員長に選ばれたのは、町内会長を務めるなど地域社会に貢献する木村さんに対し、「木村さんは信仰心があつく、徳の高い方。ぜひやっていただきたい」(臼杵義光・同祭奉賛会会長)と白羽の矢が立ったもの。

祭りの2日目の6月21日には、街の中心から10㌔離れた木村さん宅に、太子堂から聖徳太子像を奉安した厨子(ずし)を乗せたみこしが到着。10時半から1時間半、メーン行事の「祭典委員長宅法要の儀」が行われ、木村さんが聖徳太子の遺徳をたたえた祭詞を奏上したほか、自宅前の庭で獅子舞や深川太鼓などがにぎやかに奉納された。

木村さんのプロフィルは、地元紙『北空知新聞』(週2回発行)で、6月7日、24日の2回に渡って「生長の家空知教区地方講師会会長」の役職も含めて紹介された。

木村さんは「身に余る光栄でしたが、大役を果たしてほっとしています。祭りの中で多くの方と出会い、信頼関係ができましたので、講習会に誘うなどみ教えを伝えていきたい」と語る。

木村さんは、明治時代、本州から渡った祖父が始めた果樹栽培の農家に生まれ育ち、父親の治さん(故人)と共に果樹栽培を行う中、昭和38年、両親と共に熱心に信仰する妻の昭子さん(64)と結婚して教えに触れ、夫婦で信仰に励むように。


植林したカラマツの成長を見守る木村さん

49年、タングステン製品を製造する東邦金属㈱の深川工場に就職、「照明の光源となる金属を扱うから、これは世の中に光を与える神様の仕事」と業務に励み、トップの取締役工場長まで昇進した。

そんな木村さんが、地域社会で活躍し始めたのは、平成12年、62歳で同社を退職したころから。地域の人々の勧めで、「皆さんのお役に立とう」と、10年、コミュニティーセンターの館長、12年、町内会長となって、地域活動に励み、会合では教えも交えて話をするように。

一方、いっそう教えを学ぶ中で、地球環境保全の重要性を痛切に感じるようになった木村さんは、昭子さんの勧めもあり、13年から2年間、深川市の拓殖大学北海道短期大学の環境農学科に社会人枠で入学し、環境保全型の農業を修得。昭子さんも、その後、15年から2年間、同学科で学んだ。

さらに、「できることから始めよう」と所有する森林(35㌶)への植林を計画。この森林は、祖父の代からの土地と、森の中で育ち、森が大好きな木村さんが少しずつ購入してきたものを合わせたもの。

木村さんは、その中で、父親の治さんが昭和63年に亡くなってから止めていた果樹栽培の跡地8㌶に、平成13年から毎年、国と道の補助金も得て、カラマツを植えるようになり、今年春まで跡地のほぼ全域に約2万本のカラマツの植林を終了。初期に植えた苗木は2〜3㍍まで成長した。

このほかにも、トドマツ、カシワ、カツラ、シラカバなどの天然林を残し、整備を続けている。

このほか、木村さんは、総裁、谷口清超先生が空き缶を拾われている話をご著著で学んで、毎朝自宅前の国道を清掃するようになり、今年春から、町内会の32の自治会に呼び掛けて、町内全域での清掃活動を実現。今では“生長の家の木村さん”“環境の木村さん”と呼ばれ、町の人々から慕われているという。

昭子さんは、そんな木村さんを「人のお世話のことしか考えない夫」と賛嘆する。

木村さんは、16年に地方講師会会長を拝命、昭子さんも白鳩会で活躍するなど共に活動に励んでいる。また長女の朝美さん(40)は白鳩会員、長男の康利さん(38)は青年会員、二男の喜芳さん(35)は、教区青年会副委員長を務める家族ぐるみの“生長の家”。

木村さんは「今後も地域に貢献しながら、天地万物に感謝するみ教えを皆さんに伝え、地球環境保全に尽くしていきたい」と抱負を語っている。