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ブラジル
生命尊重大会に1,600人

命の神秘と尊さ訴える

去る10月12日、ブラジル・サンタ・カタリーナ州を中心に同国各地で「生命尊重大会」が開かれ、合わせて1,572人が参加した。同大会は、生長の家ブラジル白鳩会が推進する“生命を尊重する活動”の一環として毎年開催されているもので、今年で12回目。ブラジル伝道本部では同国の「子供の日」にあたる同日を「生命尊重の日」と定め、貧困家庭の妊婦などを対象に堕胎防止を訴えるとともに、生命の尊さ、胎教の大切さなどを広く呼びかけている。「人間・神の子」の真理を伝え、多くの尊い生命を救済する同国白鳩会の活動を通して、ブラジルの全国民に“生命を尊重した生き方”が浸透することが期待されている。

生命尊重大会には大勢の妊婦が参加した

同大会の中心的な会場となったのは、サンタ・カタリーナ州サン・ジョゼー市にある熟年者用トレーニングセンターで、妊婦262人を含む1,100人が参加した。

同会場では、向芳夫・本部講師(ラテン・アメリカ教化総長)、村上真理枝・本部講師(ブラジル伝道本部副理事長)、市川レオノール・本部講師補(ブラジル白鳩会会長)らが指導にあたり、『恋愛・結婚・母性』(谷口雅春先生著)などをテキストに、向講師は、「聖なる父母の使命」、村上講師は、「恋愛・結婚・母性」、市川講師は、「愛の受胎」と題して講話した。

このほかゲスト講師としてサンパウロ国立総合大学の研究員を務める生物学者のアリセ・テイシェーラ博士が、「人工妊娠中絶反対の科学的理由」と題して講演を行い好評だった。

主催したブラジル白鳩会によると、各地の教化支部白鳩会では毎月1回、郊外の貧しい家庭や未婚の妊婦たちを教化支部や州の衛生局の診療所に集め、胎教や衛生面の管理、子供の教育などについて指導に当たっているが、大会に参加した妊婦たちは「堕胎しなくて良かった」と、お腹にいる神の子に心から感謝する姿も見られたという。

大会の最後には妊婦たちにベビーセットが手渡された

また同大会では、前述の行事に6カ月間参加した妊婦を対象に、白鳩会の熟年会(60歳以上の会員で構成)のメンバーが1年かけて作成したベビー服やベビー用品などが配られた。

このほか同大会は、パラー州ベレン市(参加者316人)、サンパウロ州モヂ・ダス・クルーゼス市(同156人)ほか同国各地で開催された。

参加者からは、「会場の雰囲気は、まるで天国のよう。最も感動したのは高齢者の女性の方々が妊婦さんに手作りのベビーセットを渡したときです。本当にあの場面は忘れられません」「大会にお連れした妊婦さんは双子を妊娠しており、出産したら手放す予定でいましたが、各講師の講話を聴いて自分で育てる決心をしました」など多くの喜びが寄せられた。

同大会を主催した白鳩会の市川レオノール会長は、「生命の尊さを伝えることを目的に同大会が開催されましたが、雨天にもかかわらず大勢の人が喜びいっぱいで参加してくれました。生命の神秘と尊さを伝えた4講話の後、妊婦さんは私たちの作ったベビーセットを喜んで受け取ってくれました。ブラジル国のため、またブラジル人のために私たちはこの大会を続けたいと思います」と語っている。

向芳夫・ラテン・アメリカ教化総長の話:「生命尊重は私たちの運動の基本的な方針の1つでもありますので、白鳩会が毎年ブラジルの全国民にアピールしながらこの行事を進めているのは大変ありがたいことです。必ずや社会の心ある人々は理解して、生命を尊重した生き方を実行していただいていると思います。子供を愛する親の気持ちは、人種を越えて共通する人間の愛の表現であると思います」