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静岡教区に新教化部会館
明るく、開放的な雰囲気に

各所に地球環境保全の工夫

このほど静岡教区に新しい教化部会館が誕生した。JR東海浜松駅(東海道新幹線、東海道本線)から徒歩10分と好立地に完成した新会館は、鉄骨造り3階建て。オフホワイトに輝く外壁がひときわ目を引くデザインと、周囲の広々とした空間が、明るく、開放的なイメージを醸し出している。地球環境保全にも十分配慮し、旧会館からあった太陽光発電装置をさらに増強して設置したほか、事務所やラウンジの窓を大きくガラス張りにしたり、天窓を設けるなど採光にも優れ、省エネ効果の高い建物となっている。新会館の誕生を機に、同教区の一層の発展が期待される。


JR浜松駅から徒歩約10分と交通至便の地に完成した新教化部会館

 昨年11月、完成した新教化部会館は、東海道新幹線と東海道本線が利用できる浜松駅から徒歩約10分、しかも駅改札口を出て大型商業施設「アクトシティ」の屋根付きの動く歩道(7本)を辿ると、その終着点の真向に建っている。同駅からバスで20分の旧会館と比べると格段に利便性が向上した。
鉄骨造り3階建てで、敷地面積は2,310平方㍍(約699坪)、延べ床面積は旧会館より約3割広い2,043平方㍍(約619坪)。総工費は、土地の取得費を含めて11億4千万円。
 新会館の外観は、外壁がオフホワイトのタイルで覆われ、明るい宗教的なたたずまい。
 また敷地内に新たに龍宮住吉分社を建立。分社への参道を兼ねた前庭部分(幅8㍍)は、隣接した歩道(幅15㍍)と一続きのようになって広々とした空間を生み出しており、開放的なイメージを醸し出している。
 会館裏側の駐車場には、旧教化部会館とほぼ同じで約80台の車が駐車できる。
 一方、内装は、壁や収納スペースが白色で統一され、またロビーや廊下の一部の壁には、丸みを帯びた構造を取り入れて、明るく、柔らかな雰囲気となっている。
 建物の大きな特徴は、各所で地球環境保全に配慮していること。
 屋上には、平成14年から旧会館に設置していた発電出力20㌔㍗の太陽光発電装置を移設するとともに、同10㌔㍗の装置を増設して同30㌔㍗の発電が可能となった。
 玄関横には、啓発をかねて小型風力発電機(出力30㍗)と太陽光発電パネル(同84㍗)を組み合わせた塔を設置し、夜間の足元灯に利用。
 北側には雨水貯留施設(10㌧)を設けて、雨水を庭の散水に活用している。
 また敷地面積の約1割(300平方㍍)を緑化。オガタマノキ、マキ、カシ、サザンカ、ツツジなどを植栽している。
 一方、建物内部は、各部屋や、信徒が気軽に休憩できるよう新たに設けた各階のラウンジの窓を大きくガラス張りにし、また3階の祈りの間や吹き抜け部分に天窓を取り付け、採光を工夫。
 さらに各部屋は照明スイッチを細かく設けて点灯できたり、トイレは人感センサーによる自動点滅照明となっていて、省エネ効果を高めている。
 そのほか、玄関にスロープを設けたほか、エレベーター(9人乗り)、身障者用トイレ(1階)を設置するなど、高齢者や身体障害者の利用にも配慮している。
 また旧会館からの移転に際し、収納室のロッカー、棚、厨房の備品はできるだけ従来のものを再利用し、廃棄物を出さないよう努めたという。


屋上に設置された太陽光発電パネル(発電出力30kW)

 各階ごとに見ると、1階には、教化部事務室(相愛会、栄える会、地方講師会兼用)を中心に、教化部長室、小道場(21畳)、白鳩会室、青年会室、会議室、個人指導室、印刷・収納室、配本準備室、男女トイレがある。
 玄関ロビーには、掲示板(プラズマ画面)が置かれ、当日の行事案内や、太陽光発電装置の発電電力量、CO2削減量を確認することができる。
 2階は、大道場(150畳)、親子室、ロッカー室、食堂、厨房、研修室、身障者用宿泊室、神官・講師の各控室、男女トイレがある。
 大道場には、自動昇降式のスクリーン(120インチ)を設置。天井のカメラを通して行事の様子を館内のモニターで視聴できる。また後方に隣接した親子室からは、窓を通して親子で行事に参加できる。
 ちなみに大道場入口には、保管していた谷口雅春先生の書7点を新たに額装し、展示した。
 3階には、生教会(生命学園)事務所、中道場(39畳)、祈りの間、大浴場、小浴場、男女トイレがある。
 旧教化部会館が建設されたのは、昭和38年。近年は、建物の老朽化が進んでいたほか、耐震強度の不足が懸念されていた。このため、同教区では、平成14年、教化部会館建設検討委員会を発足させ、翌15年10月、募金活動の開始とほぼ同時に現在の土地を取得。昨年3月着工し、8カ月後の同11月に落成した。
 その間、16年10月、生長の家総本山からのヒノキ材によって龍宮住吉分社を建立した。
 1月13日、磯部和男・生長の家理事長らを招いて、落慶捧堂式を予定している。

 阿部博之・教化部長は、「生長の家総本山で、団体参拝練成会に参加した教区信徒の皆さんと建設成就を祈念した直後、新たな土地を取得させていただき、短期間で新会館を完成することができました。生長の家の大神様に、そしてまたご協力いただいた信徒の皆さまに心から感謝申し上げます。新会館を拠点として、明るく、元気よく、教勢発展に努めていきたい」と語っている。