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独自の紙加工技術で地場産業大賞

高知市の山岡陸宏さん


「第21回地場産業大賞」を受賞した自社製品3点

高知市在住の栄える会会員で、紙加工業の㈱ヘイワ原紙(高知県日高村)を経営する山岡陸宏さん(66)は、高知県産業振興センター(高知市)が主催する「第21回地場産業大賞」に自社の研磨シートシリーズ「金属磨きシート、つめ磨きシート、除毛シート」3点を出品し、去る3月、見事、最優秀に当たる大賞を受賞した。

同賞は、過去2年間に製品を製造し、販売実績を挙げた県内企業などを毎年表彰しているもの。今回は応募した21の企業・団体の製品から大賞2件、地場産業賞3件、奨励賞5件が選ばれた。

ヘイワ原紙の同シリーズは、2年を費やして不織布に特殊な研磨材を塗布する装置を開発し、独自の紙加工技術のさらなる工夫によって製品化されたもの。
同シリーズは、3月6日付『高知新聞』で大賞受賞の製品として報道され、山岡さんは、同14日、高知市内のホテルで行われた授賞式で、橋本大二郎・高知県知事より表彰状と賞金50万円を授与された。
山岡さんは、「県内産の紙素材を基にして、高機能紙を開発してきた実績の積み重ねが今回の受賞につながったと思います。ねらって取れる賞ではないのでうれしい。神様に感謝しています」と喜びを語る。
同社は、昭和30年、信徒である父親の茂太郎さん(93)が創業。山岡さんは40年に入社し、営業畑で手腕を発揮して、58年、会社を引き継いで社長となった。


独自に開発した紙加工装置が並ぶ工場で

そんな山岡さんが、教えを真剣に学び始めたのは、経営が苦しかった昭和52年、取引先の信徒の勧めで、本部練成道場(東京・調布市)の「栄える会繁栄セミナー」に参加した時、徳久克己・本部講師(故人)の「人間神の子・無限力」の講話に感動。その後、寝食を忘れて新商品開発に取り組んで、平成元年、新商品「ワープロ登記原紙」が、法務省法務局に採用され、大量に受注。2期続いた赤字が黒字に転じ、その後、紙風船等のヒット商品を連発し、今日まで好調な業績を維持している。

平成7年から3期9年間、高知教区栄える会会頭を務め、現在も栄える会の中央委員として活躍している山岡さんは、「創業7年目に工場が全焼した時、父親は『何があっても大丈夫』と徹底した光明思想を貫きましたが、そんな父親を見習ってさらに信仰を深め、次の経営者にも伝えていきたい」と語っている。