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ブラジル
先人たちの志を後世に伝える

ブラジル生長の家史料館

昨年11月、ブラジル・サンパウロ州イビウーナにある南米練成道場の敷地内に、「ブラジル生長の家史料館」が開館して、半年間で約4,000人以上の信徒らが訪問した。

同史料館は、同国での生長の家人類光明化運動に貢献した先人たちの偉業を讃え、その志を後世に伝えるために作られたもので、各種の記念品、写真パネル、3カ国語(ポルトガル語、スペイン語、日本語)による説明文なども展示され、中南米諸国からの来館者への便宜も図っている。

資料館となった施設は、初代ラテン・アメリカ教化総長の故松田巳代志講師の住居を全面的に改築したもので、敷地面積1,360平方メートル、床面積327.32平方メートル、1階建ての7室のほか、かつて谷口雅春先生ご夫妻が1962年と1973年に同国をご巡錫じゅんしゃくした折に宿泊された「光陵荘」(史料館に隣接)の2つの施設で構成。

2006年11月にオープンしたブラジル生長の家史料館

展示品は、同国での運動の起点となった故松田大二郎・巳代志兄弟ゆかりの『生命の實相』(革表紙)をはじめ、1936年に向芳夫・同教化総長の亡父が日本から購入して多くの入植者に貸し出すことで生長の家を広めた『生命の實相』(革表紙)、1950年代に初めてポ語訳で出版された『甘露の法雨』、初版のポ語版『生長の家』誌など60点に加え、1940年以降の運動の記録写真のパネル80点など、同国の人類光明化運動史をたどる上で欠かすことのできない重要な史料を多数展示。

同史料館設立委員長を務めた村上真理枝・ブラジル伝道本部副理事長は、「ブラジルにおける生長の家運動の初期を生きた方々の多くはすでに霊界へと旅立たれ、あと数年も経てば大切な情報や貴重な史料の多くが失われたものと思われます。史料館の設立は、大勢の方々が真心込めて献身してくださったおかげ、この貢献は展示されている史料が放つ荘厳な輝きとともに、いつまでも後世に残ることでしょう」と語っている。