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特集子供を褒める?叱る? 本部講師にアンケート

迷惑行為に“叱る”が7割

 出版・広報部では、左に掲載した生長の家副総裁・谷口雅宣先生のご挨拶の内容が現代の教育のあり方について明快な指針となるものと捉え、国内在住の本部講師148人、本部講師補85人の合計233人を対象に、「教育に関するアンケート調査」(匿名)を実施してみた。回答を寄せたのは72.1%の168人。
 同アンケートでは、まず既婚で子供がいる人(133人)に対して、「褒める教育か、叱る教育か」と質問。グラフ1のように、「褒めるほうが多い」が55%(74人)と過半数を占めた。一方、「褒めることと叱ることは同じくらい」が35%(46人)、「叱るほうが多い」が10%(13人)だった。
 「褒めるほうが多い」を選んだ人が多かったのは予想通り。「子供の美点を見て讃嘆する」姿勢が浸透しているようだ。
 次に、全員に対して、「街で他人の子供が迷惑行為をしている場面に遭遇した時の対応は?」と質問。グラフ2のように、「必ず叱る」が11%(18人)、「ときどき叱る」が56%(94人)で合計で67%となり、「叱らない」10%(17人)、および「その他」23%(39人)を大きく引き離した。
 副総裁先生が、ご挨拶の中で、「“子供を叱る”ということをしなくなってきている」と世相について言及されているが、この回答では、本部講師(補)の頼もしい姿が浮び上がった。
 一方、「ときどき叱る」と「叱らない」と答えた人(合計111人)の「叱らない理由」として、グラフ2(外周)のように「あまり関わりたくないから」(24%、31人)、「反発されるのが恐いから」(13%、17人)と、接触を避ける例もある。凶悪な少年犯罪が報道される昨今の世相と無関係ではないだろう。
 一方、全員に対して、「自分または他人の子供を叱ったり、注意する時に心がけていることは?」の質問(自由回答)には、「迷惑行為であることを分かりやすく説明する」(41人)、「叱るよりも、諭したり注意したりする」(25人)、「まず相手を理解するよう努める」(11人)、「愛を込めて叱る」(10人)、「相手の人格を否定しない」(10人)「感情的にならない」(8人)などがあった。
 さらに「街中で愛をもって叱った時に、相手が行いを正した体験は?」の質問(自由回答)には、多数の事例が集まった。
 「駐輪場で鍵の掛かっていない自転車を物色している男子高校生に、“君の行為は窃盗罪にもなりかねない。警察に来てもらおう。でも自分の自転車を探しているのなら一緒に探そう”と、優しく語りかけると、“こんなことは二度としません”と言ってくれた」(50代男性)
「子供の団体が車内で大声で騒いでいたので、近くの子に“ここは公共の場。人の迷惑にならないように小さな声で話すのがルールなのよ”と諭すと、1人の子が“みんな静かに話そうよ”と声を掛けて、それが広がって静かになった」(60代女性)
いずれも頭ごなしに叱るよりも、諭すように叱った(注意した)ことが功を奏している。

ご意見は電子メールアドレス info_seishimei@seicho-no-ie.org まで。

グラフ1
グラフ2

Q 褒める教育か、叱る教育か

Q 他人の子供が迷惑行為、そのときの対応は?


グラフ1 Q 褒める教育か、叱る教育か 「褒めるほうが多い」が55%(74人)。「褒めることと叱ることは同じくらい」が35%(46人)。「叱るほうが多い」が10%(13人)
グラフ2 Q 他人の子供が迷惑行為、そのときの対応は? 「必ず叱る」が11%(18人)、「ときどき叱る」が56%(94人)で合計で67%。、「叱らない」10%(17人)、および「その他」23%(39人)