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神奈川教区に新教化部会館

77kWの太陽光発電装置も

この4月、神奈川教区に新しい教化部会館が誕生した。小田急江ノ島線・相鉄線大和駅から徒歩3分の好立地に完成した新会館(大和市)は、鉄筋コンクリート造りの3階建て。白色の外壁と大きなガラス窓を多用した明るいデザインで、建物内部には天窓を設けるなど自然の光を大胆に利用している。屋上には、全国の教化部会館の中でも最大の出力77kWの太陽光発電装置を設置したほか、空調、照明、換気の集中管理システムを取り入れて省エネ効果の高い建物となっている。一方、随所がバリアフリーとなっており、全階に身体障害者用トイレを設けるなど身体障害者や高齢者にも配慮している。新会館の誕生を機に、同教区の一層の発展が期待される。



大和駅から徒歩3分、人と地球に配慮した新教化部会館

 落ち着いたたたずまいの新教化部会館は、大和駅から約3分。街路樹が並び、人工の小川の流れる遊歩道の脇にあり、町の景観との調和がはかられている。
 鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)3階建てで、敷地面積は1,537平方㍍(約466坪)、延床面積は旧会館の約2倍の2,470平方㍍(約749坪)。総工費は、土地の取得費を含めて13億6千万円。会館の北と東側には合計30台分の駐車場があるが、東側は緑化のため、ブロックを敷設した隙間に芝を生育させる“芝ブロック”で舗装している。

 建物の大きな特長は、地球環境をはじめ、高齢者や身体障害者への配慮がされていること。
 屋上には、現在、全国の教化部会館では最大の出力77㌔㍗の太陽光発電装置を設置。外壁は自浄作用のある“光触媒”の機能を持つタイルを施し、清潔感を保つ工夫がされている。
 内部は、各階にすべて開閉できる大きな窓を設置しているほか、3階の天井には3カ所の天窓を設け、採光と通風に優れている。また全館の空調、照明、換気等を一括管理できるシステムを採用して無駄な使用を防ぎ、さらに雨水貯留施設(約40トン)を設けて、トイレの洗浄水や庭の散水に活用するなど、省エネを徹底している。

 一方、館内は随所がバリアフリーとなっていて、車いすの移動もスムーズ。来館者からは「車いすで不自由なく会館内を移動できて感激」の声も上がっている。また1〜3階には身障者用トイレも設置したほか、3階の同トイレにはおむつの交換用のベッドを備えつけている。
 各階を見ると、1階には、広い教化部事務局を中心に、教化部長室、相・白・青、栄える会、地方講師会の各部屋、生教会・生命学園室、会議室、個人指導室、応接室、仮奉安室、印刷室、普及誌配本室、倉庫、備品室、男女トイレがある。2階は、中道場(48畳)、小道場(40畳)、親子室、食堂、厨房、個室(菩薩の間)、祈りの間、会議室、男女浴室、男女トイレ。
 3階には、大道場(207畳分)があり、自動昇降式のスクリーン(150インチ)を設置。このほか、個室(光明の間)、行事運営事務室、収納庫、神官室、神具室、男女トイレなどがある。
 旧教化部会館が、隣の横浜市に建設されたのは昭和40年。近年は建物の老朽化が進んでいたため、平成13年、教化部会館建設委員会を設立し、募金活動を開始。14年、現在地に1,283平方㍍、翌年、隣接地254平方㍍を取得。昨年5月に着工し、約1年後の今年4月に落成。5月13日、磯部和男・生長の家理事長らを招いて、落慶捧堂式が行われた。

 小田見行・同教区教化部長は、「“炭素ゼロ”の運動を考慮し、全国の教化部会館や信徒の声も参考にして、環境保全の工夫を凝らすとともに高齢者や身体障害者にも配慮しました。駅から至便の新会館ですので、公共機関の利用を呼びかけながら、信徒の皆さんとともに教勢発展に努めたい」と語っている。