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俳句で「埼玉よみうり文芸」年間大賞を受賞

埼玉県桶川市 小林茂之さん

埼玉県桶川市在住で、相愛会の同教区連合会副会長を務める小林茂之さん(66)は、昨年9月、『読売新聞』埼玉版の「埼玉よみうり文芸」俳句部門に俳句を応募し、月間賞を受賞。今年3月、この作品は、昨年1年間の月間賞受賞作を対象とした「埼玉よみうり文芸」第28回年間賞(読売新聞さいたま支局主催)の俳句部門で、合計約500点の中から、見事、第1位に当たる年間大賞を受賞した。同月末の表彰式の模様は、『読売新聞』埼玉版に顔写真入りで紹介された。現在、光明化運動の第一線に立って活躍している小林さんは、「この受賞は、幼少より内気だった自分が、み教えに触れて、俳句作品を発表するなど何事にも積極的に取り組む性格に変わったおかげ」と喜びを語っている。


自然、家族、人との触れ合いを
テーマに句作に励む

  風鈴を持ちて泊りに来る子かな

 小林さんの受賞作は、福島に住む小学2年生の孫娘が夏休みに遊びに来るのを心待ちにしている小林さん夫婦の心情をうたったもの。風鈴の涼しい音と孫娘のかわいらしい声が心に浮かぶ作品だ。

『埼玉よみうり文芸』年間賞は、短歌、俳句、川柳の3部門に分かれ、毎年、各部門(それぞれ約500点)から、大賞、優秀賞を選出。小林さんの作品は、今年、この「俳句部門」で、見事、第1位に当たる年間大賞を受賞したもの。

 3月26日、小林さんをはじめ各部門の受賞者の表彰式が、読売新聞さいたま支局(さいたま市)で行われ、翌日付の『読売新聞』埼玉版に、写真入りで大きく紹介された。

 小林さんは、「句作を始めて間もないのに、年間大賞を頂いて光栄です」と謙虚に語る。

 句作をはじめたのは、定年退職を間近に控えた59歳の時。
「生涯続けられる趣味はないか?」と考えて俳句を選び、句作に励むように。自然や家族、人との触れ合いをモチーフにして、毎月約200句を作句。神想観の実修中や就寝中など、いつでもどこでも良い題材を思い付くと、それを書き留めているという。

 今では、『産経新聞』『読売新聞』など全国紙5紙や『光の泉』、NHK教育テレビの番組「NHK俳句」などに投稿し、度々入選して紹介されているという腕前だ。

「神想観で、心を神様の波長に合わせると、普段だったら見逃しそうな日常の1コマが題材として浮かんできます。教えを学び、心境を深めることが俳句の上達につながり、私の大きな喜びになっています」

 小林さんは、大宮市(現在のさいたま市)出身。昭和41年、25歳の時、職場で知り合った、当時22歳の和子さんと結婚し、2人の子息に恵まれた。その後、61年、近所の地方講師から生長の家を伝えられた和子さんが、ますます明るく、優しくなっていく姿を見て教えに興味を持ち、講習会に参加して教えを学ぶように。

 そんな中、平成12年、相愛会の同教区連合会は、当時、小林さんの地元で、休会していた桶川相愛会の再会を小林さんに依頼。自信がなかった小林さんだが、勧めてくれる和子さんと、3人の相愛会幹部の情熱に打たれて、同相愛会長を拝命。

 以来、小林さんは、毎月1回、自宅で誌友会を開催して、一層真剣に教えを学ぶようになり、15年、地方講師、昨年、教区連合会副会長を拝命した。

 幼少の頃から、内気で引っ込み思案だったという小林さんは、「“人間は神の子で、本質は素晴らしい”と知って感動。すると、積極的な性格へとくらりと変わりました。今では人様に教えをお伝えすることが喜びになりました」と語る。

 前向きな性格に一変した小林さんは、手品の市民サークルにも所属して、毎月1回、養護施設で手品を披露。今年5月には、「米寿のお祝いに喜んでもらいたい」と、同じ俳句を趣味に持つ義母の沼田ヒテ子さんと共に、句集『 軌跡(あゆみ)Ⅱ 』200部を自費出版するなど、活力溢れる毎日を送っている。

 小林さんは、「光明化運動をはじめ、俳句、手品と人に喜ばれることが生きがい。相愛会では、誌友会の拡充と新人の育成を使命として運動していきたい」と力強く語っている。

  良き音をたてる米櫃今年米

  曳き売りの声遠ざかる鰯雲

  故郷へふるさとへ鮭一途なる

   句集『 軌跡(あゆみ)Ⅱ 』より