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森林整備で産業貢献賞

北海道木古内町の畑中武さん

 北海道木古内町(函館教区)在住の相愛会員で、同町森林組合の代表理事組合長を務める畑中武さん(84)は、昨年12月、長年の林業振興や森林整備事業への貢献が認められ、北海道から産業貢献賞を授与された。

 畑中さんが林業に携わるようになったのは昭和24年、トキさん(78)と結婚し、婿養子に入ったのがきっかけ。同町で長年、山林経営していたトキさんの祖父が翌年他界したため、雑貨店を営む傍ら、町内3カ所に所有するスギ林などの山仕事を引き継いだ。
 植林したスギが成長するには50〜60年がかかる。「急斜面での下草刈りなど大変な仕事。山仕事には根気と愛情が第一」と語る畑中さんは、木をわが子のようにして育ててきた。

「急斜面での下草刈りなど大変な仕事。山仕事には根気と愛情が第一」と語る畑中さん

 森林組合の監事に就任したのは昭和60年。植林や間伐の指導に尽力し、平成18年、組合長に就任。その直後、隣町の組合から新たな製材事業が舞い込み、赤字続きだった同組合の収支を一気に黒字に転換させた。
 教えに触れたのは結婚後、義母のキヨさん(故人)から。『生命の實相』の拝読などで教えを学び、自宅で誌友会を開催するなど、地域への伝道にも努めてきた。今も近くの誌友会に参加する一方、山仕事に励む畑中さんは、今回の受賞の喜びを趣味の短歌に込めて詠んだ。そのうちの一首がこれ。

「緑こそ 地上生物一切の 生かす源泉 植林はげまん」

(細川悌弘・函館教区駐在本部員)