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「これからも練成会に参加し続けます」と語る竹田さん

“けがの功名”で一層活動に励む

大分県臼杵市 竹田カヨさん(92)

「最前列で真剣に講話を聞いて拍手をする——これが幸福を引き寄せる秘訣です」
 こう語って、90歳を超えた今もなお、教区練成会に毎月欠かさず参加し、月1、2回、元気に誌友会にも出講しているのが、大分県臼杵市在住の白鳩会員で地方講師の竹田カヨさん。
 竹田さんは、昭和11年、20歳の時に清さん(故人)と結婚。翌年、夫の転勤で旧満州の新京市に引っ越したが、環境の変化と、冬に零下30℃になる厳しい気候などが重なって結核を患い入院。そんな時、信徒で、同じ満州に住んで見舞いに来てくれた親戚から、父母に感謝するように諭された。
「2歳で母親を亡くした後、乳母、継母、祖母と順に育てられ、とても寂しくて感謝どころではなかった。でも、みんな私のことを思い育ててくれた命の恩人と気付いて、初めて“すまなかった”と懺悔ざんげ したのです」
 まもなく退院して、自宅療養していた竹田さんは、聖典を読むなどの求道に励んでいるうちに快方に向かい、昭和22年、日本に引き揚げた時には全快。その後、現在の自宅で誌友会を開催し始め、46年、地方講師を拝命すると月3、4回の出講や練成会の指導に活躍するようになった。
「これまでにも頭部打撲で脳内出血の大けがで入院しましたが、教えのおかげで助かりました。2年前の骨折の時も…」
 こう語る竹田さんは、平成18年11月22日、総本山の秋季大祭から団体バスで帰る途中、サービスエリアで小走りした際、車止につまずいて転倒。左大腿骨頸部骨折の大けがを負った。
 すぐに大分市の病院へ運ばれると、金属を埋め込む大手術に。が、竹田さんは、「神様に守られて、あっという間に終わった気がしました」という。
「入院中、時間ができて、繰り返し聖典を読んでいると、気付かされることが多くて…。現象に引っ掛かり、真理で人を裁くことがありましたが、そんな自分の過去の姿を精算できたと思うとありがたくて、リハビリにも一所懸命取り組めました」
 2カ月後の昨年1月、自力で歩行できるまで回復し退院。同年の秋季大祭には、見事、お礼参りを果たした。
「この年になるまで活動できるのは、生長の家の皆さんの愛念のおかげ。これからも初心に返り、求道と伝道に励むだけです」
 この9月にも、総本山の団体参拝練成会に参加を予定している竹田さんに対し、高坂幸雄・大分教区教化部長も、「永遠の青年だね。信徒の鏡だから、いつまでも元気で活躍してもらいたい」とエールを送っている。

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