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“大笑いの会”で、地域に笑いの場を提供

佐賀県の宮崎康作さん

「朗らかに笑って生きよ」は、生長の家の生活信条のひとつだが、佐賀県みやき町在住の相愛会員、宮崎康作さん(64)は、平成18年から、毎月1回、近所の人々を自宅に招いて、皆で大笑いする「みやき町大笑いの会」を開催、話題を呼んでいる。
 宮崎さん1人から始めた会は、やがて4、5人が集まるようになり、『西日本新聞』今年7月9日付朝刊(佐賀版)で笑いの様子が写真入りで報じられると、参加者も増えて、今では10人を超えることも。 そんな宮崎さんを訪ねて話を聞いた。

体を使って豪快に笑う宮崎さん(右端)と参加者(宮崎さん宅)

◇気弱な性格を乗り越えて

 「気弱な弟が笑いの会を開くと聞いた時はびっくりしました」
 こう語るのは、佐賀県嬉野市に住む兄で聖使命会員の宏之さん(70)。5人きょうだいの末っ子として生まれた宮崎さんは、幼い時から気が弱く、高校卒業後も職を転々とし、20歳のころ、母親のハナさん(故人)から、強制的にゆには練成道場(福岡県太宰府市)の一般練成会へ参加させられたという。
「内容は覚えてなくて…」
 その後、他の宗教に通ったこともあったが、30代前半で父親の康一さんを亡くした時に、その父親が教えを伝えたという山口文弘・地方講師(79)から、生長の家を勧められ、再び練成会などに通うようになった。
 4、5年前からは龍宮海練成会(教区練成会)に毎回連続参加して、性格も明るく一変した。
「笑いの練習で、前に出て笑うように指導され、恥ずかしかったですが、徐々に顔を上げて堂々と笑えるようになりました」
 自信を得た宮崎さんは、「笑うと、楽しく健康になることを地域の人に伝えたい」と思い付き、18年10月、大笑いの会を発足させて友人・知人を誘ったが、初回はだれの参加もなく、1人で大笑いしていたという。
 がっかりした宮崎さんだったが、案内チラシを作成して友人らにそれを配ると、翌11月の第2回目の日には、生長の家の相・白の会員3人と、一般の人5人の合計8人が参加。
 当日、山口講師が創案した「笑えば家庭が調和する」など10箇条が「笑いの十徳」として書かれたプリントを参加者に配布し、全員で唱和した後、1回10分間、大笑いして、休憩を挟んで5、6回大笑いを繰り返した。
「笑いの効用を学べば、笑いにも気持ちがこもるし、新人の方も笑いやすくなります」


兄の宏之さん(中央)夫妻と

◇うつ病の女性も笑顔に

 軌道に乗ってきた今年5月、中学の同窓生の勧めで、町役場の行政相談室に報告すると、同町の広報誌が「笑う門には福来る」として同会を紹介。すると記事を読んだうつ病の60代の女性、老人クラブ会長ら3人が、翌6月、初参加したという。
「うつ病の女性は、その日、まったく笑いませんでしたが、自宅で笑いの練習を続けて、翌月には少し笑われ、“続けて参加したい”と言われました」
 さらに、広報誌を読んだ西日本新聞社の記者が取材に訪れ、7月9日付の同紙朝刊が同会を紹介。すると、それを読んだ男性1人、女性2人が同月の大笑いの会に参加するなど、その後も参加者が少しずつ増え、賑やかに大笑いの会が続いている。

◇皆が笑う姿を見るのが楽しみ

現在、宮崎さんは、地元の中原なかばる 相愛会誌友会の時に率先して笑いの練習の先導を行っているほか、毎朝、神想観、聖経読誦の後、鏡の前で笑いの練習をしてから1日をスタート。夕方には30分ほど近所の道路を清掃し、住民に喜ばれているという。
「みんなが笑う姿を見るのが最高の喜びです。この輪をもっと地域に広げていきたい」
 澄み切った秋空のような笑顔で語ってくれた。