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秋田教区に新教化部会館

木質ペレット等の燃料で環境配慮

昨年12月、秋田教区に新教化部会館(秋田市)が誕生した。鉄骨造2階建の新会館は、秋田市民に親しまれている千秋公園の北部、秋田市街を望む高台にあり、JR秋田駅から徒歩約15分と交通も至便。会館内は、カーボンニュートラル(炭素ゼロ)の自然エネルギーである“木質ペレット”を燃料とするストーブを使用するなど環境に配慮しているほか、随所にバリアフリーを施すなど、高齢者や身体障害者にも配慮した設計となっている。新会館の誕生を機に、同教区の一層の発展が期待される。


信徒の熱意に寄って建設された新教化部会館。
光明化運動の一層の伸展とCO2排出量の削減が期待される

 アイボリー色の落ち着いたたずまいの新教化部会館は、市民に親しまれている緑豊かな千秋公園(1603年、初代秋田藩主佐竹義宣が築城した久保田城の城跡)の北部、太平山と秋田市街を望む高台に位置し、JR秋田駅から徒歩約15分と交通も至便。
 鉄骨造(亜鉛メッキ鋼板ぶき)2階建てで、敷地面積は旧会館の約5倍の1,997平方㍍(約605坪)、延床面積は818.52平方㍍(約248坪)、総工費は土地の取得費を含めて2億7853万円。
 大きな特長は、地球環境保全を考慮しているほか、高齢者や身体障害者に配慮した設計が行われていること。
 各組織等の事務を行う1階の広い事務所には、木質ペレット(おがくずや間伐材などを圧縮して固めたもの)を燃料としたストーブを設置。二酸化炭素(CO2)排出量は灯油より8割も削減できるという。
 ちなみに、木質ペレットは、原料の木がCO2を吸収するため、大気中のCO2を増やさないカーボンニュートラル(炭素ゼロ)の自然エネルギーとして、近年注目を集めているもの。
 また全館で、灯油よりCO2排出量が少ない都市ガスによって暖房と給湯を行うシステムを採用している。
 さらに、階段には暖房時に暖気が階上に逃げないよう開閉できるシャッターを設けたほか、事務所や大・小の講堂などの天井には、暖気を対流させるプロペラを設置している。
 このほか照明は、細かく消灯できるスイッチとし、トイレは人感センサーを付けて電気代が節約できるようになっている。
 一方、館内は、1部を除いてバリアフリーの構造となっており、随所に手すりが設置されている。また新たにエレベーターが設置されたほか、ベッドを備えた多目的トイレも設置されている。
 各階を見ると、1階には、教化部事務局・相愛会・青年会・地方講師会・教職員会・栄える会の事務を行う事務所と、教化部長室、白鳩会室、祈りの間、聖典室、食事や各種会議に利用する食堂会議室、調理室、男女トイレ、浴室など。
 2階には、大講堂(70畳)と小講堂(25畳、いずれも収納室と個人ロッカーを設置、絨毯敷き)のほか、講師室、休憩室、浴室、男女トイレ、多目的トイレがある。
 同教区は、昭和33年、信徒の熱意により、秋田市内に敷地120坪、建坪35.5坪の民家を購入して教化部会館としたが、10年後の43年、同地に鉄筋コンクリート3階建て(1部4階建て)の教化部会館を建設し、これまで使用していた。が、近年は、建物の老朽化が進んで新会館建立の機運が高まり、平成15年、建設募金活動を開始。17年、元秋田藩主佐竹家の子孫が所有していた現在地を購入し、昨年6月に着工、12月に完成した。去る1月11日、磯部和男・生長の家理事長らを招いて、落慶捧堂式が行われた。

木質ペレットを燃料とする
ストーブ

 信徒からは「冬でも館内が暖かく明るくなってうれしい」「ますます運動に意欲的に取り組みたい」などの喜びの声が。
 粟野真弘・同教区教化部長は、「教区五者、そして尊い献資をされた1,162人に心から感謝し、敬意を表したいと思います。今後、新会館を拠点に、普及誌や聖典等を秋田県民の多くの方にお届けし、誌友会、練成会などの行事への参加を勧めてまいります。特に、本年7月の講習会には、多くの受講者を結集し、同県における人類光明化運動・国際平和信仰運動の新たな出発点としたい」と語っている。