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国体のソフトテニスで優勝

東京都日野市の鈴木 華絵さん

東京都日野市在住の聖使命会員で、昭和学院短期大学(千葉県市川市)2年の鈴木華絵さん(19)は、昨年9月28日〜10月1日、大分県で行われた「第63回国民体育大会」(国体)の「ソフトテニス競技会」成年女子(ダブルス、団体)で、東京都チーム(3ペア)の1人として出場。チームは、全国47都道府県の代表チームとのトーナメントを勝ち抜いて、見事優勝した。「トップレベルの試合で優勝できてうれしい」と語る鈴木さんを訪ね、ソフトテニスに懸ける思いなどを聞いた。

おおいた国体でプレイする鈴木さん

 風は冷たいが雲一つ無い快晴となった1月17日、鈴木さんは家族9人が住む自宅で、寒さを吹き飛ばしてくれるような爽やかな笑顔で出迎えてくれた。
 昨年6月、鈴木さんは、ソフトテニスの国体出場を目指して中学校の先輩とペアを組み、都の予選(19チーム)に参加して出場枠上位3位を目指したが惜しくも4位だったという。
 しかし、国体を1カ月後に控えた9月初旬、選手1人がけがで欠場となったため、急遽きゅうきょ、実績のある鈴木さんに出場依頼があり、鈴木さんは、鈴木里々選手(実業団)とペアを組んで団体戦に出場することに。
「練習時間はありませんでしたが、全国の実力選手と試合できるので楽しみにしていました」
 台風15号の接近で悪天候となった9月30日、東京(チーム)は、2回戦(1回戦シード)、3回戦と順調に勝利。準々決勝は豪雨となり、鈴木ペアは、相手(長崎)ペアとボールをつなぐのがやっとという展開で、ゲームカウント1−3まで追い込まれたが、「大丈夫、大丈夫」と小声で繰り返したという鈴木さんは、諦めずにボールを追い掛け、鈴木ペアは4−3で逆転勝利。続くペアも勝って、東京が長崎を2−0で下した。
 一転して晴れ渡った翌10月1日、東京は、準決勝で兵庫を2−1、決勝で千葉を2−0とストレートで破り、栄冠を勝ち取った。この決勝で、鈴木ペアは、相手ペアを4−1で破り、勝利に貢献した。
「全国の大会に数回出場しましたが、初優勝なのでうれしい。応援してくれた監督や親に心から感謝しています」
 鈴木さんがテニスを始めたのは中学1年の時。「同じ中学校で、テニスの全国大会に出場した姉2人のようにテニスをやってみたら」という両親の勧めでテニスをするように。
「最初はやめようと思いましたが、負けず嫌いでとことん練習して勝つ楽しさを知りました」
 以来、一気に腕前を上げ、中学3年で全国大会に出場した。高校では、一時伸び悩み、再びテニスをやめようと思ったが、「周囲から“国体まで頑張れ!”と声を掛けてもらい、続けることができました」という。
 努力が実り、高校3年の時、国体(ダブルス、団体)に出場。


いつも応援してくれる母親の洋子さん(左)と一緒に。
後ろには数々の大会トロフィーが並ぶ

「一流選手と戦う醍醐味に触れ、テニスが心底好きになりました」
 こう語る鈴木さんは、9人きょうだいの4番目(三女)で、生長の家信徒の4代目。きょうだいと共に青少年練成会や講習会に参加したり、また母親の洋子さん(52)から“感謝の大切さ”を聞かされて育ったという。
 洋子さんが、「投げ出すことは嫌いな子でしたので、テニスも続けてこられたのだと思います」と語れば、鈴木さんも「母はいつも“あなたは運が良いね”と讃嘆をしてくれました。それが励みになりました」と語る。
 鈴木さんは、この4月、新潟県の家電メーカー(実業団)に就職。「今年の国体にも出場して優勝をねらいたい」ときっぱり。鈴木さんの新天地での活躍を期待したい。