TOP > Web聖使命 > 20090201号 > 特集 人生に美を表現する芸術家たち > 記事


「納得するまで何度でも現場に通います」と中川さん
(ふなばしアンデルセン公園にて)

身近な題材の中に 美を見いだして描く

千葉県の中川 登岐枝さん

「落ち葉を1枚見ても、緑、黄、濃い赤などが絶妙の配色で調和し、“なんて美しいんだろう!”と思います。神様って“偉大な芸術家”ですね」
 生き生きと目を輝かせて語る中川登岐枝さんは、とても73歳には見えないほど若々しい。
 風景や花、果物などの身近な題材の中に美を見いだし、それらを見ながら油絵で表現するのが中川さんの制作スタイル。昨年10月の「第30回記念生光展」には、自宅から車で約20分の場所にある「ふなばしアンデルセン公園」(船橋市)内の紅葉が映える水辺の風景を描いて、『晩秋の近郊公園』(30号) = 写真 = を出品し、見事、「準会員奨励賞」に輝いた。
 昭和49年、絵画鑑賞が好きだった中川さんは、近所の人から、「絵を見ることが好きな人なら描ける」と誘われ、主婦業の傍ら、住まいの団地内の絵画サークルに入会し、油絵の初歩を学び始めた。
「いい先生で、“楽しく描ければいいでしょう”と言われ、いきなり油絵から描かせてもらいました」
 その一方、30代から体調を崩すことが多くなっていた中川さんは、健康のために早寝早起きをしていた平成元年、偶然、生長の家のラジオ放送「幸福への出発」を聴いたことがきっかけで、生長の家本部(東京・原宿)の聖典講義に1カ月間日参。すると喜びがわいて、体調もすっかり良くなった。
 やがて、サークルの仲間から“絵が明るくなった”と褒められるように。13年、県展に初出品で初入選を果たして、大きな自信を得、翌14年からは、ほぼ毎年、生光展に出品して入賞を重ねている。
 平成19年、定年で白鳩会支部長を後進に譲った後も地元の誌友会で教えを学び、伝道にもいそしんでいる中川さんは、「何を見ても“神のいのちの現れ”と感じられるようになったのは、教えに触れたおかげ。今後も、絵を通していのちの美を表現したい」と語っている。

「第30回記念生光展」で「準会員奨励賞」に輝いた
『晩秋の近郊公園』(30号)

中川さん

なかがわ・ときえ

千葉県八千代市在住

地方講師

生長の家芸術家連盟準会員

>> next