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明るく軽快にジャズのナンバーを演奏する松田さん
(江東区のライブハウスにて)

ジャズでみんなを幸せにしたい

東京都江東区の松田 千春さん

小さなライブハウス。ピアノを前に、メゾソプラノのよくとおる声で、英語の歌を歌い、ピアノを奏でる。1曲の中で、歌声も、ピアノの演奏も、自在にテンポやリズムを変え、ある時は、明るく軽快に、ある時は、うれいを帯びて、表情も変わっていく。
「会場の雰囲気に合わせ、テンポやリズムを即興でアレンジ演奏するのがジャズ音楽の魅力。ジャズで、大調和の世界を自由に表現したい」
 松田千春さん(47)は、ジャズを主に、ポピュラー、童謡などジャンルを問わず、ソロやアンサンブルのコンサートで活躍中だ。
 3歳からピアノを習い、地方講師の祖母から「人間神の子・無限力。必ずできる」と励まされて自然と練習にも励み、小学校入学前には、ピアノ教則本の『バイエル』を学び終えて才能が注目された。
 やがて、ホテルのラウンジでの演奏が憧れとなり、国立音楽大学(東京・立川市)に入学後、アルバイトでその夢を叶えた。が、歌やピアノ演奏の技術はあっても、客からのリクエストに即応できなかった。 「自分が練習した曲を歌い奏でるだけでは、退屈され見向きもされない…」。客の心をつかもうと、『星に願いを』『ムーンリバー』などのスタンダード曲を一所懸命に練習。そして、出合ったのが、客と心を通じ合わせながら演奏できるジャズだった。
 松田さんは、大学でクラシックを学ぶ傍ら、独自にジャズを学び始め、音大卒業後、度々ニューヨークにわたって研鑽けんさんし、やがてライブを始めるように。
「ライブを始めて20余年。緊張から体調を崩すことも多く、好きなのに、何度やめようと思ったことか・・・。でも最近は、お客さんとすぐ打ち解け、一体感を持って、気持ちよく歌い演奏できるようになりました。これも聖経読誦のおかげでしょうか?」
 昨年6月、「何でもできる神の子」と励まし続けてくれた祖母が99歳で他界。感謝と供養の気持ちで、毎朝の神想観と聖経読誦は欠かさない。
 一方、2年前から、東京第一教区白鳩会聖歌隊で、ピアノ伴奏も務めている。
「天地一切のものに感謝する生き方を実践し、神様の大調和のハーモニーを奏でるライブ活動を続けて、周りの人たちを幸せにしていきたい」

松田さん

まつだ・ちはる

東京都江東区在住

白鳩会員。江東区音楽家協会副会長。横浜コンテンポラリー音楽院(横浜市)ヴォーカル講師。

スタジオ“RIVER SIDE”(江東区)主宰

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