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生長の家総本山

2基目の稼働で電力の20%

練成道場の大講堂と宿舎の屋根に
110Wの発電パネル456枚が並べられた

 生長の家総本山(長崎県西海市)では、今年2月、2基目となる太陽光発電装置が稼働を開始した。練成道場の屋根に設置されたもので、発電出力50kW。
 同基は、年間約5万4千kWhを発電し、総本山の電力使用量の約6%をまかなう予定。換算すると約21㌧のCO2を削減することになる。
 すでに総本山では、平成12年から、第1号基である出力160kWの太陽光発電装置を温故資料館近くの山の斜面に設置し、電力使用量の約14%をまかなってきたが、これら2基(合計210kW)で約20%を担うことになる。
 今回導入された発電装置は、「薄膜シリコン太陽電池」という新型電池を採用。アモルファスシリコンと多結晶シリコンという2枚の薄いシリコンを重ね合わせて発電するもので、第1号基に使われている従来の「多結晶シリコン太陽電池」に比べて、厚さが66分の1と非常に薄く、省資源(シリコン)につながるとともに、製造時のCO2排出量も低減。さらに総本山は国内でも気温の高い長崎県に位置するが、新型電池では高温時の発電量の下落を抑えることができる。
 同装置は、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同研究事業として設置され、NEDOが設置費用の半額を負担する。
 2月の稼働開始以来、同装置は、同月2,779kWh、3月、5,729kWh、4月、7,063kWh、5月6,999kWh、6月、5,964kWhと順調に発電を続けており、例えば、3月には、第1号基と合わせて1万9856kWhを発電し、2基合わせて総本山全体の電力使用量の19%をまかなった。
 同装置の設置は、団体参拝練成会の「美しい地球を未来に」の時間などで参加者に紹介されているほか、練成道場の玄関近くに置かれた42型プラズマディスプレイの表示パネルで、現在の発電電力量(本日、月間、年間)、日射強度、CO2削減量などが一目でわかるようになっており、練成会参加者や参拝者に対する環境保全の啓発となっている。
 楠本行孝・総本山総務は、「地球環境保全の実践は、小さな行為でも、宗教的愛他行の実践にほかならないと考えています。その意味で、今回の太陽光発電の増設は、信徒の皆さんの愛他行の結晶であると感じています。今後、さらに省資源・省エネに努めて、総本山の“炭素ゼロ”を早期に実現したい」と語っている。

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