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強豪野球部の応援曲がCDに

石川教区教化部長の松田正道さん

石川県白山市在住で、同教区教化部長を務める松田正道さん(59)は、金沢市の星稜高等学校で社会科の非常勤教師として勤務していた昭和52年、同校野球部のために作った応援曲『星稜コンバット』が、去る6月発売のCD『ブラバン!甲子園3』(ユニバーサル・ミュージック)に収録され話題を呼んでいる。幼い時から音楽に親しむ一方、光明化運動の第一線で活躍している松田さんは「CD化は多くの人に愛され演奏されてきたおかげ。今後、運動の中で音楽を生かしたい」と語っている。


グランドピアノを置いた自宅の音楽室で。CDと楽譜を手に

 『ブラバン!甲子園3』(57分収録)は、高校野球の応援で演奏されているブラスバンドの人気曲の中の40曲を厳選して収録したもの。世界的に有名な吹奏楽団・東京佼成ウインドオーケストラが演奏を担当。このCDの16番目に収録されたのが『星稜コンバット』(1分)で、軽快なリズムの中にも勇ましさを感じる、野球の応援にふさわしい曲となっている。
「自分の作った曲がプロ楽団によって演奏されて、この上ない喜びです」(松田さん)
 作曲したのは昭和52年。そのころ星稜高校では、快速球で高校野球ファンを魅了した小松辰雄選手(元中日)がエースとして活躍し、同校は夏の全国大会(甲子園)に出場。盛り上がる中、趣味で音楽活動を続けて同校のブラスバンド部の顧問を務めていた松田さんの元に、「野球部のための応援曲を作ってほしい」という依頼が舞い込んだ。
「星稜らしさを音に表現しよう」
 そんな思いで作った曲は、前半では、打撃力で進撃する勇ましさを“ファンファーレ風”に表現。後半では半音階で下降しすぐに上昇する表現方法で、負けそうになっても起死回生、逆転勝利に導きたいという松田さんの思いが込められている。
 完成した『星稜コンバット』は、同年、春の選抜大会(甲子園)に出場した同校の応援曲として演奏され、甲子園デビューを果たした。 「その後、大リーガーの松井秀喜選手が星稜高校に在学中、スランプに陥った時もこの曲で勇気付けられたと聞いています」
 時を経て、CD化の声が上がったのが、今年2月、制作会社から、「『星稜コンバット』は全国的にも人気が高く、応援曲シリーズで取り上げてほしいというリクエストがあり、収録したい」という要請があった。
「多くの高校生に演奏してもらえればと思って、当初から著作権の申請はしていませんでした。そのため、多くの高校で演奏され、今回のCD化に繋がったと思います。まさに“与えれば与えられる”の真理が実現できて嬉しいです」
 1歳年上の姉がピアノを習っていた影響で、幼少から音楽に親しんだ松田さんは、中学から大学まで、吹奏楽部でトランペットやトロンボーン奏者として活躍。その一方、中学時代、校歌を編曲して音楽教師を驚かせるなど才能を表し、数多くの校歌や応援歌等の編曲や作曲を手掛けてきた。

学生時代はトロンボーンで活躍

 教えに触れたのは、昭和54年、28歳の時。自宅ポストに入っていた『白鳩』を読んだのがきっかけ。その後、松田さんは、母親に教えを学んでもらおうと、能登光明道場(七尾市)の練成会に母親を連れて一緒に参加し、人生観が一変した。
 やがて青年会、相愛会の活動に励む一方、57年から、教区の白鳩会聖歌隊を指導し、毎年の講習会の聖歌合唱の時間で指揮を担当したほか、相愛会全国大会でピアノ伴奏を務めたことも。62年、教化部奉職、平成6年、駐在本部員、9年、本部相愛会部、12年、同栄える会事務課勤務を経て、17年から、地元石川教区に教化部長として赴任し活躍を続けている。松田さんは「趣味で続けてきた音楽を、新しいタイプの誌友会にも生かそうと計画中。楽しみです」と意気込みを語っている。