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ブラジル
伝道本部でISO14001認証を取得

海外の布教拠点として初


RINA社の代表者からISO認証を授与された向総長(左)と村上理事長(中央)

 昨年末の12月23日、ブラジル・サンパウロ州にある生長の家ブラジル伝道本部では、環境管理の国際規格である「ISO14001」の認証を取得した。
 国際的な審査機関である「RINA」社(本社、イタリア・ジェノバ)によると、南米の宗教団体では前例が見当たらないという。
 認証の対象となったのはブラジル伝道本部、同別館、南米練成道場で、同施設で開催される教義研修会、練成会、イベント、宣伝活動、書籍や雑誌の頒布活動に対して認証が与えられた。
 同伝道本部では、ISO(国際標準化機構)が授与する「ISO14001」の認証取得を目指し、2007年10月の理事会で「ISO14001認証取得のための検討委員会」の設置が承認され、翌2008年3月の理事会で、具体的に推進に当たる「環境保全室」を設立。翌4月には「ブラジル伝道本部環境方針」が策定され、同月の理事会において承認。6月からは全職員を対象にISO勉強会を開始。さらに11月には「環境マネジメントマニュアル」の作成を完了した。

南米練成道場(イビウーナ市)

 昨年6月、審査機関の「RINA」社による1次審査、12月上旬の2次審査を経て、12月23日付けで「ISO14001」の認証を取得した。
 同伝道本部によると、認証取得に際し、職員の意識を改革するため、新たに設けられた「環境保全室」をはじめ、「企画室」「総務局」などが担当して、職員勉強会、内部監査員勉強会、消防グループ勉強会などをそれぞれ12~35時間ほど実施したほか、毎週開催する全体朝礼では、職員全員で「環境方針」を唱和するなど徹底を図ったという。
 同伝道本部では、ブラジル国内における今後のISO14001認証取得を、2011年までにリオ・グランデ・ド・スール州のサンタ・テクラ練成道場で、2012年までにバイア州のサンタ・フェー練成道場で、さらに2013年からはブラジル全土にある118カ所の教化支部へと拡大していく予定という。
 信徒からは「他の宗教団体や企業に先駆け、人類の未来のために環境保全に取り組むあかしとしてISO14001認証を取得した生長の家の一員であることを誇りに思う」などの感想が寄せられた。

ブラジル伝道本部(サンパウロ市)

向芳夫・ラテン・アメリカ教化総長の話
「国際本部が2007年度の運動方針で打ち出した、海外の事業所でのISO14001の認証取得というテーマを、ブラジルでは第1目標として実行させていただきました。2年ほどの目標を立て、2009年6月に第1次審査を受けました。この時点で設備の改善等を実施する必要が生じたため、次の審査は年末が妥当とのことで、12月の第2審査を経て認証を取得することができました。これは伝道本部職員のみならず、全信徒の環境保全への自覚を深めることになり、うれしく思います。今後も他の練成道場や教化支部会館へと拡大していきたい」