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空手の全日本選手権で優勝

北海道滝川市の小学4年生 ながれ 大喜だいき

空手を始めてたくましくなった流君(自宅の居間で)

 空手を習い始めてわずか1年4カ月足らずで空手の日本チャンピオンになった小学生がいる。北海道滝川市在住の聖使命会員で東栄小学校4年生の流大喜君(10)だ。
 流君は、昨年9月21日、BumB 東京スポーツ文化館(東京・江東区)で開催された「国際総合空手道2009 第26回全日本空手道選手権大会」(国際総合空手道連盟主催)の防具付小学4年男子の部(13人出場)に初出場し、4試合すべてを1本勝ちで勝ち抜き、見事、初優勝を飾った。
 流君は「自分でもびっくりしました。試合中に攻め方が浮かんできて、その通りに動いたら勝てました」とにっこり笑う。
 準決勝までの3試合は得意の蹴りで楽々と勝ち進み、決勝ではガードの固い相手の意表を突き、飛び上がりながらの回し蹴りを決め、見事優勝した。
 硬式空手は、安全のため頭と胴に防具を付けて行うルールで、「突き」や「蹴り」がポイントとなり、1分間の合計点数を競い合う。6ポイント先取した時点で1本勝ちとなる。
 流君は、昨年5月、札幌市内で開かれた「第7回全北海道硬式空手道選手権大会」(小学3~4年の部)で準優勝して今大会の出場資格を得、今大会で優勝を勝ち取った。この快挙は、10月3日付『讀賣新聞』朝刊の地域面や地元紙『プレス空知』に写真入りで報じられ、話題を呼んだ。
 流君は3人きょうだいで、姉に小学5年のサラさん(11)、妹に小学2年の梓乃しのさん(8)がいる。優しい性格だが、「もっと男らしくたくましく」と願う父親の高樹こうきさん(35)、母親の明子さん(35)の勧めで、2年前の5月から、週3回、地元の空手道場に通うように。
「練習すると気分がすかっとします」と空手が好きになった流君は、道場で午後6~9時まで練習に励み、大人と同じメニューで練習をこなすことも。
「ミットを蹴り続ける練習の時は途中で疲れたりしますが、最後まで頑張っています」
 そんな努力を積み重ねる中、流君は、道内の空手大会に出場して入賞を重ね、空手を始めてわずか1年4カ月で日本一に輝いた。
「空手を始めてから体格も良くなり、風邪もあまり引かなくなりました」(母親の明子さん)
そんな流君は、同居する祖母で、白鳩会空知教区連合会副会長を務める陽子さん(66)の勧めで、姉、妹と一緒に楽しく空知生命学園に通っている。
 流君の成長をずっと見守ってきた空知生命学園園長の伊藤一裕さん(74)は、「彼は生命学園であいさつが一番しっかりできている子です。今回の空手大会でも緊張せず、平常心で戦えて優勝できたのも、彼なりに“人間・神の子、無限力”の真理を理解していることが影響していると思います」と語る。
2時間ほどの取材の間、空手の胴着を着てほとんど正座を崩さずに質問に答えてくれた流君は、今後の目標について、「(実戦に近い)フルコンタクトルールの大会で優勝すること。北海道大会で優勝して、全日本大会にもチャレンジしたいです」ときっぱり。
 取材を終え、玄関を出る記者に、「さようなら!」と何度も大きく手を振ってくれた流君。
 この日一番の笑顔だった。