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足元から自然を慈しみ、育てたい

長野県上松あげまつ町の征矢そや一正さん(66)

「このヒノキは15年生くらい。この時期の
手入れが大事なんです」と征矢さん

 「2、3日前、野生の親子ザルがクローバーの新芽を食べにあそこまで来てましたよ」
 こう言って、まきストーブで暖まった居間の窓から、花壇に囲まれた広い庭を嬉しそうに指さすのは、木曽駒ヶ岳のふもとに住む征矢一正さん(66)。征矢さんは、現在、JR上松駅のそばにある長野県木曽勤労者福祉センターに勤務する傍ら、上松相愛会長として活躍している。
 妻で、白鳩会の上松支部副支部長のさち子さん(62)、郵便局に勤める長男の茂さん(34)と3人暮らし。木材会社に勤めていた昭和46年に結婚、上松駅近くで社宅暮らしを始めたが、48年に義父から340坪(1,124平方㍍)の土地を譲り受け、山手の自然に囲まれた現在地に住むように。「当初は水道も通っていませんでしたが、義父への感謝の気持ちでこの土地をきれいに使いたいと思って、庭に草木を植えて整備したり、隣接する小川が汚れていれば清掃するようになりました」 平成2年ごろ、義母の勧めで講習会を受講して教えに触れ、『生命の實相』全40巻を取り寄せて読破。誌友会にも参加するようになった。やがて、生長の家が地球環境保全に積極的に取り組むようになり、より意識して環境保全を行うように。
 3年前には「近所の子供たちが自然と触れ合える遊び場に…」と敷地内から傾斜下の小川まで降りられる幅70㌢長さ100㍍の丸太の遊歩道を自分で作り、丸太橋も渡した。
「この遊歩道を散策しながら、川の氷が解けたのを見つけて春の訪れを感じたことや、フキノトウの芽を発見した喜びを『日時計日記』に付けるうちに、自然の息吹が感じられるようになりました」

さち子夫人と自宅の居間で

 征矢さんは、平成12年、義兄の紹介で約60万平方㍍という広大な森を共同所有する管理組合(52人)の一人に加わって以来、春秋の2回、植樹や枝打ち、間伐などの作業を行っている。
「実際に森に入ってみて、100年、200年という長い目で森を育てることの大切さに気付きました。光明化運動も同様で、誌友会を毎月欠かさず開催し続けることで、将来、きっといい後継者に恵まれると信じています」。

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