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自作の絵画が企業カレンダーに採用

青森県弘前市 岩田邦彦さん

「カレンダーは家族全員が見られるよう
リビングに掛けています」と岩田さん。
左から妻の田鶴子さん、長女の佳子さん

 青森県弘前市在住の聖使命会員で、県立高校で美術の非常勤講師の岩田邦彦さん(68)が描いた作品が、2010年版の企業カレンダーに採用され、話題を呼んでいる。
 岩田さんの作品は、美術月刊誌『一枚の繪』(一枚の繪刊)誌、昨年の7月号に掲載された『竜飛岬たっぴみさき海岸の眺望』(水彩8号)で、これが(株)ジャパンエナジー(今年7月からJX日鉱日石エネルギー株式会社)の担当者の目に留まり、同社の2010年企業カレンダー(27万部発行)の7・8月のページのデザインに採用された。
「自分の絵が大手企業のカレンダーに掲載されるなんて滅多にないこと。うれしいです」
 こう語る岩田さんを訪ね、日ごろの絵画制作の喜びや教えに触れたきっかけなどを聴いた。
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 岩田さん宅の玄関に入ってすぐに目に入ったのは、壁に掛けてある湖の風景画(福島県の桧原湖)。そのほか廊下、客間、階段、トイレなど各所に大小さまざまなサイズの絵が掛けられ、海、山、川など大自然の風景画(水彩画)が多い。すべてが岩田さんの作品だ。
「いつも絵を描きながら思うのは、私たちは大自然の中で生かされているということ。だからその恩恵に感謝するとともに、生かされている喜びを絵に表現したいと思っています」
幼い頃から絵を描くことが好きで、高校の美術教師の道を選んだ岩田さんは、定年後は非常勤講師を続けながら、毎月3~4点の絵画制作をしている。そんな3年前、(株)一枚の繪が毎年1回開催する「第36回絵の現在選抜展」に応募した作品が銀賞に入賞。以来、同社の『一枚の繪』誌に過去9回、作品が掲載されているという。
 カレンダーに採用された絵は、『一枚の繪』(2009年7月号)の特集テーマ「岬めぐり」に沿って、昨年5月、本州最北端の津軽半島の突端に位置する竜飛岬に訪れて描いたもの。
 竜飛岬は、一日中強風が吹き付ける荒々しさが有名だが、「訪れた日は不思議にも風も波もなく、北海道の山並みまで見渡せた」と振り返る岩田さんの言葉どおり、同作品は、晴れた日の穏やかな海岸が描かれ、その自然の雄大さに、しばし時が経つのを忘れさせてくれるようだ。
「遠近感と雄大さがよく表現されて素晴らしいと思います」
「お父さんの絵で好きなところは、青い空や白い雲です」
 こう口々に絵の感想を語るのは、妻で白鳩会員の田鶴子さん(54)と長女で青年会員の佳子さん(高校1年)。2人は、岩田さんの絵の一番の理解者であり、かつ的確な評価をしてくれる大事なパートナーだという。
 岩田さんは、平成10年ごろ、同僚教諭から手渡された『光の泉』を読んで教えに触れた。当時は、「奥さんやお子さんにも…」と同誌のほか『白鳩』など各誌1冊ずつ計4冊を毎月受け取っていた、「『光の泉』や『白鳩』の巻頭ページにあった風景写真に目が留まりましてね。その中の法語が私の心を伸びやかにしてくれました。妻にも読ませたいとすぐに手渡しました」(岩田さん)。

自宅の一室で絵画制作に励む

 田鶴子さんも共感してまもなく、岩田さん家族は全員で聖使命会員になり、講習会にも参加して教えを学ぶように。妻の田鶴子さんは、昨年から支部長を拝命して母親教室を自宅で開催。長女の佳子さんも、毎日神想観を続けて今春、希望の高校に入学して充実した生活を送っている。
 朝夕2回、先祖や家族への“感謝の祈り”は欠かさないという岩田さんは、「普段の生活の中に美が溢れていますから絵の題材は無限です。感謝の思いで大自然の素晴らしさを表現して、皆さんに喜んでいただけるような作品づくりをしたい」と創作意欲を燃やしている。