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若い人に教えを伝えて

二重光輪賞

長崎北部教区 西村扶美子さん(77)

昭和45年、37歳の時、夫が膀胱ぼうこうがんを患い、先に入信した妹に紹介された近所の地方講師に相談。「ご主人を拝み、感謝しなさい」と優しく指導されたが、「夫は金遣いが荒く苦労をさせられた上、入院後は、私に当たり散らす姿に“夫に感謝せよ”と言われてもなかなかできませんでした」。
 が、毎朝5時から、神想観、聖経読誦に励み、感謝誦行をしながら看病を続けると、2年後、優しくなった夫に「これだけ君に看病してもらったけん、もう思い残すことはなかばい」と言われたという。その一言に心から感動し、夫婦互いに感謝の言葉を掛け合うようになった。夫はその1週間後に他界。「私を教えに導いてくれた観世音菩薩だったと涙が溢れ、心の底から感謝できました」
 教えを学び続け、祈りを深めて感謝の思いで周囲に接する中、仕事にも恵まれ1男1女を無事育てた。
 61年、佐世保教化部に奉職。翌年、支部長を拝命し、自宅で開催する誌友会や母親教室に、若い母親などを誘うように。子供好きで子供の面倒をよく見たことから、母親も安心して参加し続け、そこから白鳩会員やリーダーが出るなど人材育成に尽力。
 一方、平成3年、富士河口湖練成道場の一般練成会に参加して、鹿沼景揚・本部講師(故人)が話す讃嘆の教育に感動。帰宅後、2つの生命学園の設立に尽力し、園児の母親を会員に導いたという。
 13年、白鳩会教区連合会副会長、14~16年、同教区連合会長。現在も月2回の出講と生命学園の運営に励む。「嬉しいのはお世話した親子から喜びの手紙が届くこと。今後も若い人に教えを伝えたい」

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