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東日本大震災 各地で祈りと募金

3つの練成道場で被災者、避難者を受け入れ

千葉教区で行われた連続聖経読誦

 去る3月11日に起こった「東日本大震災」(マグニチュード9.0)は、東北地方を中心に甚大な被害を与えた。
 生長の家では、震災翌日から、北海道、東北、関東の各地の教化部の被災に関する情報を生長の家公式ホームページなどで報じたほか、生長の家総裁・谷口雅宣先生は、ブログ「小閑雑感」で各地の教化部長から寄せられた被害状況を紹介された。
 教化部の被害では、北から順に、函館、岩手、福島、茨城、栃木で、天井の落下や壁の損傷などが報告された。
 その後、被災地域の教区、相・白・青の各組織では、会員・信徒の安否確認や被害状況の把握が続いており、「命だけはありました」と無事を伝えるメールや、津波で畳ごと天井まで持ち上げられてだめかと思ったが、直後に水が引いて助かったなどの体験談なども寄せられている。
 最も震源地に近かった宮城教区では、安否確認のため同教区のホームページ上に「この信徒さんを探しています」欄を開設。尋ね人や安否確認できた信徒の名前を投稿すると、同欄に掲載されるようになっている。
 総裁先生は、3月17日付のブログ「小閑雑感」で、大震災への祈りの言葉が欲しいという読者からの要望に応えられ、「自然と人間の大調和を観ずる祈り」をご発表。
 先生は、祈りの中で、大地震は“神の怒り”ではなく、人間に「自然と一体の自己を回復せよ」と教える“観世音菩薩の教え”と説かれ、その教えを謙虚に聴き、神が創造った世界の実相の表現に向かって前進することを強調された。
 これに先立ち、生長の家では、3月15日、被災者支援と死亡者の慰霊のため、積極的に聖経読誦を行うことや救援募金に取り組むことが決まった。
 聖経読誦の際には、「東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を祈り、わが心、神の無限の愛、仏の四無量心と一体となり、被災された方々の苦悩が除かれ楽が与えられ、自然との大調和のうちに復興が進められるよう祈念いたします」との文言を唱えることに。
 この聖経読誦は、会員自らの家庭で実修するだけでなく、教区練成会、見真会、研修会などの行事や、誌友会開催時に行ったり、連続聖経読誦として教化部・地方道場でも行うことができる。本部事務所では職員が交替で聖経読誦を行っている(実施期間は4月末まで)。
 一方、募金活動は、本部事務所、本部直轄練成道場、教化部等に募金箱を設置して実施されている。
 このほか、東日本大震災の被災者と福島原発事故の避難者のうち、信徒とその家族を対象に、富士河口湖、本部(飛田給)、宇治別格本山の3つの練成道場を避難所として提供することも決まった。
 喜びのみを投稿するSNSサイト「ポスティングジョイ」では、震災直後から、「ただただ皆様のご無事を微力ではありますがお祈りさせていただきます」「1日でも早い復興をお祈り申し上げます」などの祈りと励ましの投稿が相次いでいるほか、「コミュニティ」のコーナーでは、絵手紙・絵封筒、イラストで、被災者への応援メッセージや祈りを込めた作品が多数投稿されている。
 このほか海外では、アメリカ合衆国伝道本部で、祈りのグループが結成され、震災翌日の3月12日から聖経読誦と祈りを開始。ブラジル、大韓民国、カナダでも、聖経読誦、募金、祈りなどが始まった。
 被災地の一日も早い復興と被災者への支援のため、多くの会員・信徒の祈りと募金の輪が広がることが期待される。