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宮城教区

大震災を乗り越えた体験集を発行


「皆さんの祈りとご支援のおかげです」と
宮城教区の信徒の皆さん

 「当初は講習会の開催が危ぶまれましたが、国内外の信徒の皆さまの祈りとご支援のおかげで、無事開催することができました。そんな皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたいと思って作成しました」
 髙坂幸雄・教化部長がこう語る宮城教区では、昨年11月、東日本大震災で被災した会員や信徒が信仰を糧に復興に立ち上がった体験をまとめた冊子『日時計主義の生き方で震災を乗り越える』(A4判・20頁、一部カラー、1,000部)を発行した。
 主に、同教区が毎月1回発行している機関紙『光のおとずれ』平成23年4~11月号に掲載の記事や写真を再構成。復興支援活動や信仰体験談のほか、講習会の推進、支援に対する感謝の言葉などが収められている。

◆祈りの中で復旧が進む

 その中で、自宅1階が津波で浸水したが、同居する両親と家族3人が無事だった青年会員の佐伯綾さんはこう書いている。「復旧活動がスムーズにどんどん進んできているのは、“たくさんの方々が祈ってくださっているからなんだ!!”と、自分の心に、皆さんの波動と愛念が届いているのを感じました」
 佐伯さん家族は、被災後、自宅の裏山に一時避難後、翌日、地元小学校へ避難。そこで3日後、突然、不通だった携帯電話のメール数十通を受信した。
 「青年会の先輩から、“綾ちゃん、みんなが祈っているからね”とのコメントが。何が何だか分からないまま必死に行動していた自分に、すーっと染みわたってきました」
 その後、仙台市に住む弟の家族の下に避難。自宅のがれき撤去に3年掛かると言われたが、教化部や本部の支援隊により、一気に撤去作業が進んだ。
「被災地も日々着実に前進しています!海もいつもの通り穏やかにキラキラと輝いています!神様、すべての皆様、本当にありがとうございました!」

◆仮設住宅で講習会推進

 「内容が素晴らしく、善いことが書いてある」と、ある仮設住宅で普及誌が回覧されていることを聞いて訪ねたのが、同教区地方講師会長の高橋惠子さん。9~10月、高橋さんが数人の地方講師と共に合計3カ所の仮設住宅を訪ねると、住民は明るい表情で普及誌と救援物資を受け取ってくれ、講習会を勧めると20人以上が参加してくれたという。


感謝の気持ちを込めて
作成した体験集

 「観世音菩薩の教えとして犠牲となった多くの御霊みたま様に感謝申し上げ私たちの生き方を見直し、感謝と信仰と喜びの種子をいて講習会を大盛会にして、“自然と共に生きる運動”を実現させていきましょう」(高橋さん)

◆国内外から大きな反響が

 同冊子は、総裁・谷口雅宣先生ご夫妻をはじめ、本部、練成道場、教化部、またブラジルとアメリカ合衆国の伝道本部にも郵送。一方、宮城教区の会員などに配布。髙坂教化部長の下には、お礼や感動の言葉が届いた。
 髙坂教化部長は、「教化部長の方々から、“幹部全員で感動して読んでいます”などの言葉を頂くなど、皆様への感謝の気持ちが伝わっているようでうれしいです」と語っている。