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青森教区 グループや個人の支援ボランティアが相次ぐ

9月4日、大槌町で活動した
田中教化部長(中央)と会員たち

 青森教区では、昨年6月~11月、田中道浩・同教区教化部長はじめ教化部の職員や相・白・青の会員(有志)で構成するメンバー(延べ29人、1回3~7人)が、合計5回、隣の岩手県内の被災地で支援ボランティアを行った。これは、田中教化部長の呼び掛けで実現したもの。いずれも青森市内から日帰りできる岩手県野田村に2回、同県大槌町に3回訪れて、支援物資の整理やがれき撤去などを行った。
 1、2回目の活動は6月9日と27日に実施。それぞれ6人と3人が参加し、青森市から車で3時間半の沿岸部、野田村で活動した。
 6月9日は、町内の体育館で全国からの支援物資を被災者の希望に沿って段ボール箱に仕分けし、6月27日は、津波が襲った田んぼでごみや汚泥の撤去を行った。いずれも、一般のボランティアと共に20~30人で活動した。
 また3~5回目は、9月4日、10月26日、11月16日に実施。それぞれ7人、7人、6人が参加し、青森市から車で4時間半の沿岸部、大槌町で活動した。
 9月4日は、一般のボランティア約200人と共に、津波により家の土台が残された被災地で、泥やがれき撤去。10月と11月は、不通となったJR山田線の線路脇の草刈りや仮設住宅の花壇作りを行った。
 田中教化部長は、一緒に活動したボランティアに、『いのちの環』や『白鳩』を手渡して喜ばれたという。
 参加者からは「少しでも力になることができてうれしかった」「被災地の人と触れ合うなど、心を通わせる機会もあり良かった」などの声が聞かれた。
 一方、同教区では、個人でボランティアに参加した会員もいた。
 青森市の斉藤悟さん(48、相愛会員)は、求職中だった昨年5~7月、合計50日間、岩手県遠野市の被災地支援ボランティアに応募して活動。沿岸部のがれき撤去のほか、避難所生活を送る人の話相手となったが、相手の美点を見て明るい話題になるよう心掛けるなど、教えが役立ったという。
 また、十和田市の栩内とちない伸子さん(42、白鳩会員)は、宮城県石巻市で救援活動をするNPO法人に応募し、昨年7月から休日を利用して現地入りしている。趣味の料理作りを生かし、同市内で活動するボランティアのための食事作りを手伝っているという。
田中道浩・教化部長の話
「全国から寄せられる支援物資の多さ、集まってくる人の多さには驚きました。共に活動した一般のボランティアには海外からの人もいて、世界中から善意が集まっていることにも感動。5月20日に講習会がありますが、その後、支援活動を継続していきたい」

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