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次世代のため、バランスの取れた文明を

白鳩会、相愛会・栄える会の研鑽会、青年大会で 谷口雅宣・生長の家総裁が教示


「四無量心で、人と自然が共存する“新たな文明”をめざす」を統一テーマに、4月28日、第4回生長の家白鳩会全国幹部研鑽会が本部練成道場をメイン会場、宇治別格本山と札幌、岩手、愛知、大阪、岡山、愛媛、福岡の各教化部をサブ会場として、29日に第4回生長の家相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会、30日に第64回生長の家青年会全国大会が、それぞれ本部練成道場をメイン会場、宇治別格本山と福岡県教化部をサブ会場として開催された。
 対象は、白が、支部長以上の幹部、女性の地方講師会長、および女性の生教会会長。相・栄が、相愛会長以上の幹部、栄える会の支部長以上の幹部、男性の地方講師会長、および男性の生教会会長。青が、青年会員。
 参加者は、合計8,934人。内訳は、白が6,627人、相・栄が1,434人(相1,146人、栄288人)、青が873人。


 谷口雅宣・生長の家総裁は、各研鑽会、大会で1時間ずつ講話された。
 白鳩会の研鑽会では、“観世音菩薩をどう考えるか”から説き起こされ、『次世代への決断』を引用されながら、人間の本性が内側から何かを教えることを観世音菩薩と呼ぶと教示。滋賀県大津市の盛安寺にある十一面観音像や総裁の自宅の観世音菩薩像などさまざまな観音像を紹介され、その形が心の映しであることを示された。
 また、生長の家の「人間は神の子である」「本尊は観世音菩薩である」という教えの意味を述べられ、観世音菩薩を拝むとき、外側を拝んでいるように見えるが、実は「神の子」から出てくる良心を拝むことと教示。
 続いて脳科学に話題を転じられ、アメリカの発達心理学者ジャスティン・バーレット氏の著書『Born Believers』から、人間は生後1年ほどで「自然宗教」を持つようになることを紹介され、その内容を「超人的存在がある」「自然(物)界を創造」など7項目挙げられた。
 さらに、脳科学者ジル・ボルト・テイラー氏の著書『奇跡の脳』から、脳卒中による左脳の損傷により全てを一体と感じる右脳の働きを経験した記録をご紹介。観世音菩薩の教え(自分の本心)を聞くためには、右脳を活性化して自他一体感を深める必要があると示された。
 最後に、生長の家は左脳の働きや都会の生活を否定するのではなく、それらのバランスを取り戻すために運動していることをご強調。自然を育てる次世代の日本人を一緒に築き上げていくことを促された。
 相・栄の研鑽会では、顔と手がたくさんある観世音菩薩像を紹介され、顔は多面性、手は自在性を象徴し、あらゆる場面に応じて教えを説いてくれる存在が私たちの心の中にあり、それを外側に表したものが観世音菩薩と説かれた。
 青年大会では、全ての人が「自然宗教」を持っていると述べられ、恥ずかしいと思わず神様の話をすることを促された。また、その際、直観的な認識だけでなく理性によって確認することを強調された。
 一方、谷口純子・生長の家白鳩会総裁は、白鳩会で40分間、相・栄と青年会でそれぞれ30分間講話された。
 白鳩会の研鑽会では、昨年3月に義弟が急逝された体験をご紹介。限られた命を知り、日々を深く切実に生きることを促された。また、『四季の恵み弁当』を引用され、人の食糧を奪わず、次世代に美しい地球を残すことを訴えられた。
 相・栄の研鑽会では、『徒然草』から、死を受け入れつつ「存命の喜び」を楽しむ生き方を紹介。周囲の物事の美しさや良いところを見る心の習慣の大切さを強調された。
 青年大会では、本当の情報は都会ではなく森の中にあることを示され、“新しい文明”の構築を訴えられた上で、肉食を減らすことを強く促された。