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古式に則り、工事の安全と建物の安泰祈る

森の中のオフィスで上棟祭じょうとうさい 生長の家総裁夫妻が参列


去る7月11日、建設中の「森の中のオフィス」(山梨県北杜市)で、生長の家総裁・谷口雅宣・生長の家総裁、谷口純子・生長の家白鳩会総裁が参列され、工事の安全やオフィスの永久安泰を祈る上棟祭が執り行われた。


 上棟祭当日、オフィス建設地では朝方の雲が次第に切れ、午前10時30分、谷口雅宣・生長の家総裁、谷口純子・生長の家白鳩会総裁夫妻が、建設地の一角に設けられた上棟祭の会場に到着された時には、清々しい青空が広がる絶好の上棟祭日和となった。
 上棟祭には、施主の生長の家から、総裁夫妻、大塚和富・生長の家参議長、磯部和男・同理事長をはじめ参議・理事、本部事務所の役職者、同市で開催中の教化部長移動懇談会に出席していた東北6県、および茨城、山梨、長野の各教区教化部長と近隣の山梨、長野教区の幹部などが、外部からは、施工を担当する清水建設㈱、設計コンサルタント会社、不動産会社、地元住民代表など、合わせて約100人が参列した。
 み祭りは、午前11時、地元の逸見へみ神社の宮司ぐうじの先導で始まった。次いで、修祓しゅばつ降神こうしん献饌けんせん祝詞奏上のりとそうじょうと、厳かな雰囲気の中、粛々しゅくしゅくと進行。
 その後、み祭りのメイン行事である「工匠式こうしょうしき」へと続いた。これは、上棟を祝福し、造営した建物が末永く安泰であることを祈る行事で、平安時代から引き継がれている作法により古式ゆかしく執り行われた。
 最初に、棟木むなぎを綱で引き上げる様子を表現する「き綱の儀」。谷口雅宣総裁、谷口純子白鳩会総裁をはじめ、参列者の代表者が祭壇の両側に引き渡された紅白の綱を持ち、振幣役ふりへいやくの「エイ、エイ、エーイ」という高らかな掛け声に続き、「エイ、エイ、エーイ」と声を上げて綱を引く所作を3度繰り返した。
 続いて、引き上げた棟木を槌で打ち、所定の位置に組み納める「槌打つちうの儀」。振幣役が式場中央で「千歳棟せんざいとう」「万歳棟まんぜいとう」「永永棟えいえいとう」と唱えて、地面に置いた板に御幣を突き降ろし、建物が千年、万年、永久に渡って安泰に栄えることを祈念すると、あらかじめ棟に上がっていた6人の工匠が掛け声に合わせ、槌で3度棟木を叩き納め、「工匠式」は終了。
 次いで、玉串奉奠たまぐしほうてんが行われ、宮司の後、総裁夫妻、地元住民、設計コンサルタント会社、不動産会社、施工会社、工匠の各代表が玉串を奉奠。参列者はそれぞれの代表と共に列拝し、工事の安全と成功を祈った。
 続いて、撤饌てっせん昇神しょうしんの儀と進み、午後0時20分、上棟祭は滞りなく終了した。
 その後、宮司による「四方祓しほうはらい」に続き、「散銭さんせん散餅さんぺいの儀」が行われた。谷口雅宣総裁、谷口純子白鳩会総裁、参議長、理事長と工事関係者が、建設中のオフィス(北棟)の上から餅や菓子を投げると、それらを受け取ろうと参列者から歓声が上がった。
 終了後、会場から車で約10分の大泉高原八ヶ岳ロイヤルホテルで食事会が催され、谷口雅宣総裁、設計コンサルタント会社、施工会社の各代表が挨拶。
 谷口雅宣総裁は、挨拶の中で、地元住民や施行会社など、関係者の尽力と支援にあつく感謝を述べられた。
 そして、アメリカの環境運動の“元祖”的存在である思想家、ヘンリー・デイヴィッド・ソローの言葉を紹介され、“机上の空論”のようだった「森の中のオフィス」が、今、棟上げの段階に達したことをご強調。
 来年3月の竣工しゅんこう後、実際に業務を始めることで、「人間と自然が共に発展していく」という想像上の事実が、「誰でもできる」という悟性上の事実になった時、社会が動くのではないかと述べられ、地球と人間が共存できる未来を実現するためにインパクトを与えていく活動への協力を訴えられた。
 同日夕方のテレビのYBS(山梨放送)のニュース番組では、上棟祭の模様と共に、同オフィスは、「山梨県産のカラマツやスギが使われ、太陽光や木材など北杜市の豊富な自然を活用し、すべての電力を自然エネルギーで賄うのが特長」などと紹介されたほか、翌7月12日付「山梨日日新聞」「日刊建設工業新聞」「建設通信新聞」で報道された。
 上棟祭の模様は、「森の中のオフィス」の公式サイト上に、約15分間のビデオとして公開中。(http://office-in-the-forest.jp.seicho-no-ie.org/