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この春、藍綬褒章と瑞宝双光章を受章

和歌山県の小原美智子さん、茨城県の沼田周さん


藍綬褒章を受章した
小原さんと夫の照雄さん

◆27年間、家計調査員として
 この春の褒章(694人)と叙勲(4,110人)で、それぞれ栄誉に浴した2人の信徒がいた。
 藍綬褒章を受章したのは、和歌山市の白鳩会員、小原美智子さん(72)。小原さんは、昭和60年から現在まで、27年間の長きにわたって家計調査員を務めたことが認められた。
 「家計調査」とは、国が国民の家計収支状況を把握するため、半年間、調査世帯に毎日の収支を記入してもらうもの。家計調査員は、県の非常勤職員として、毎月2回、担当する13件の世帯から、調査票(家計簿)を受け取る。調査世帯からの信頼が大切だが、個人情報保護がいわれ始めた約10年前から、調査を断られたり、怪訝けげんに思われることが多くなったという。
 「けれども、生長の家の教えを学んでいますので、いつも笑顔で、感謝礼拝の思いで接していると、相手も柔らかい態度で接してくださるようになります」
 小原さんは、小学1、2年生のころ、重い胃潰瘍いかいようだった父親が、生長の家の講演会に参加して教えに触れ、全快。父親が教えを学ぶようになったという。
 再び教えに触れたのは、家計調査員を始めたのと同じ昭和60年ごろ。近所の人に誌友会に誘われて教えを学ぶように。その後、支部長を拝命し、現在まで誌友会を開催し続けている。
 「これまで健康で、嫌な思いもせず仕事を続けられたのも、教えを実践してきたおかげ。夜間の送り迎えなど、協力してくれた夫や、周りの方々に感謝しています。受章を励みに、今後も出来るかぎりお役に立ちたい」


今も仲睦まじい沼田さんと妻の貞子さん

◆長年、教育者として活躍
 一方、瑞宝双光章を受章をしたのは、茨城県日立市の地方講師、沼田周さん(88)。沼田さんは、昭和26年から33年間、小・中学校の教員として貢献した功績が認められたもの。
 「この年齢まで生きられたからこそ。生長の家のおかげです」
 教えに触れたのは、昭和43年、十王中学校の教頭だった時。少し前に教えに触れていた妻の貞子さん(82)から、「あなたの人生観に似た素晴らしい教えを、一緒に聴きに行きませんか?」と誘われて、講習会に参加したのがきっかけ。
 「人間・神の子の教えが、心の奥にしみ込み、感動しました」
 すぐに入信した沼田さんは、神想観と聖経読誦、『生命の實相』の拝読を続け、生徒の良い点を積極的に褒めるように。
 46年からは日立市内の小・中学校の校長を歴任。卒業式の式辞では、「今ある恵みに感謝しよう」「感謝の心は限りない喜びを呼ぶ」などの真理を表現した自作の詩を紹介し、生徒や保護者に深い感銘を与えた。
 定年後の62年、茨城教区教職員会会長に就任。同教区に初めて生命学園を開設し、9年間園長を拝命。一方、平成4年から3年間、相愛会教区連合会長として運動を牽引し、現在も教区連合会の顧問を務めている。
 地元の老人会会長に就任して11年目の今も、喜々としてお世話に励んでいる沼田さんは、「周りの人々の幸せを常に願い、無我になって神のみ心に随順して生きたい」と語っている。