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ストリートダンス大会の本選に出場

大阪市 伊藤陽平さん


観衆1万人を前に、ヒップホップダンスを披露する伊藤さん(4月22日、両国国技館)

大阪市在住の聖使命会員で、ヒップホップダンスのインストラクターとして活躍する伊藤陽平さん(28)は、今年4月、日本最大のストリートダンスの大会「DANCE@LIVE SEASON7 FINAL」に出場。地区予選(全国約6千人)を勝ち抜いた8人の中の一人として、本選でヒップホップダンスを披露した。優勝は逃したものの「実力を出し切ったし、いい経験になりました」と語る伊藤さんを訪ね、ダンスに懸ける思いを聴いた。


 8月13日夜、取材先の大阪は、豪雨に見舞われ、蒸し暑い日となったが、伊藤さんは、JR大阪駅近くのダンススタジオに、爽やかな笑顔で駆けつけてくれた。
 「DANCE@LIVE(ダンスアライブ)」は、高校生以上を対象としたダンス大会。本選では、ダンサー2人が1対1でDJの選曲に合わせて踊り合うが、ダンサーには何の曲が流れるかは知らされず、即興で競い合う。勝敗は審査員9人の話し合いまたは挙手で決まる。
 伊藤さんは、今年1月に行われた大阪の予選を見事勝ち抜いて迎えた4月22日、両国国技館(東京・墨田区)で開催された本選に、全国7会場から勝ち抜いた7人と共に出場。会場は、観衆1万人の声援の中、大音量の音楽が流れ、若さあふれるエネルギッシュなダンスの競演が繰り広げられた。
 伊藤さんの1回戦は6対3で勝利したが、続く2回戦(準決勝)の相手は、伊藤さんが所属する男性3人組のダンスチームのリーダーだった。伊藤さんは、リーダーに感謝の思いを込めつつも、“絶対優勝するぞ!”という意気込みで勝負に挑んだが、自分でも分かるほど表情は硬かったという。一方、リーダーは、非常にリラックスした様子で、表情も終始笑顔だった。
 その結果、伊藤さんは、1対8で完敗し、最後はそのリーダーが優勝者となった。「ありのままを出して踊ったリーダーのパフォーマンスには感動。私も自分らしさを表現できるダンサーになりたい」と語る。
 伊藤さんが、ダンスを始めたのは、高校2年の時。兄の勇騎ゆうきさん(32)が先に始めたヒップホップダンスに影響された。
 「兄が超格好良くて…。服や髪型も真似して(笑い)、兄の踊る姿を毎日ビデオで見ながら、夢中で踊っていました」
 高校卒業後、伊藤さんは、奈良市在住の勇騎さんと同居し、アルバイトをしながら独学でダンスを学び続けたが、転機は4年前。あるダンスイベントで、「一緒に踊らないか?」と現在のリーダーに出会い、誘われた。
 「世界は一変しました。ヒップホップの本場のNYに遠征したり、全国各地のダンスイベントに参加したり貴重な体験ばかり…。これも家族や仲間の協力のおかげと感謝しています」


「世界中の人にダンスの
楽しさを伝えたい」と伊藤さん

 そんな伊藤さんの家族は全員が聖使命会員で、父親の勇次さん(53)は愛媛教区教職員会会長、母親の啓子さん(59)は白鳩会教区連合会副会長、姉の有実子さん(36)は同会IT対策部長として活躍。伊藤さんも、小学生から青少年練成会に参加して教えを学び、最近は、家族全員がスカイプ(インターネット電話のサービス)でつながり、聖典を輪読することもある。
 現在、大阪市など7カ所でダンス教室を開催、友人や生徒に『ひかりの言葉』(生長の家編纂)を手渡している伊藤さんは、「生徒から“ダンスで人生が明るくなった”と言われることもあり嬉しい。自分を表現できるダンスの魅力を伝えながら、両親や周りの人々に感謝する大切さも伝えていきたい」と語っている。