TOP > Web聖使命 > 20121001号 > 特集 全国各地で、会員・信徒らによる自然災害の復興支援が活発に > 記事

ベビー用品を被災地の母親に届ける

宮城県気仙沼市 齋藤研吾さん

NPO法人「ピースジャム」では、被災した
母親のニーズに応えて、親子で遊べる
“親子サロン”を企画・運営したり、
ジャムや縫製を扱う
雇用支援事業を手掛けている

 大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市。同市に住む聖使命会員の齋藤研吾さん(35)は、祖母と共に塩辛や干物を製造し、ネット販売する「良食ばっぱ」を営む傍ら、被災地の母子を支援するNPO法人「ピースジャム」の副理事長として活動を続けている。
 同NPOのメンバーは3人。活動は、インターネット上で、被災地に必要なベビー用品の支援を呼び掛け、被災地で育児中の母親のニーズを調査しながら、全国から寄付された粉ミルクや紙おむつなどを届けるもの。ベビー用品を販売する店舗は少なく、車を津波で失って買い物が難しい被災者も多いため、大変喜ばれているという。
 「誰も頼る人がいなくて自殺を考えたという母親もいました。それを考えると一人でも多くの親子を救いたいと、活動に熱が入りました」
 齋藤さんが活動を始めたのは、大震災から2週間後。自宅は津波が5㍍先で止まり、事なきを得たが、「被災者のお役に立ちたい」と思って調べていたところ、ツイッター(インターネット上のSNSサービス)で、大震災直後から始まった同活動を知り、当時、妻の愛子さん(32)が、妊娠5カ月で他人事とは思えず、参加したという。

「夫にしかできない活動だと
思います。これからも応援したい」
と語る妻の愛子さん、昨年8月に
誕生した長女の心羽こはねちゃんと

 「最初は、2カ月間ボランティア活動をして、その後、県内の実家に帰省しようと思っていましたが、信徒の皆さんや知人の支援金や支援物資、励ましのおかげで活動を続けることができました」
 齋藤さんは、結婚した平成18年、義父の三浦晃太郎・静岡教区教化部長から、『生命の實相』全40巻を贈られて読破し、教えに触れたという。
 「人のために尽くしていると、人々の善意が集まり、神様に生かされている実感がわいてきました。今後も被災者の支援を続けていきたい」


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