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対称性の論理を生かし、世界に平和を

白鳩会、相愛会・栄える会の研鑽会、青年大会で 谷口雅宣・生長の家総裁がご教示


ご講話をされる谷口雅宣・生長の家総裁
(4月27日の白鳩会全国幹部研鑽会で)

「新しい文明の構築は、神・自然・人間の大調和から」を統一テーマに、4月27日、第5回生長の家白鳩会全国幹部研鑽会が、28日、第5回生長の家相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会が、29日、第65回生長の家青年会全国大会が、本部練成道場をメイン会場として開催された。


 谷口雅宣・生長の家総裁は、各研鑽会、大会で1時間ずつ講話された。
 白鳩会の研鑽会では、まず①昨年までの復習②対称性の論理を理解する③宗教的真理はどちらか?の3段階で講話を進められることを示され、運動を大きな広がりの中で捉え心理学や文化人類学といった学問との関連を知る必要を強調された。
 次に、自然と都会の特徴を対比した一覧表を掲げられ、自然は右脳、対称性(共通点を見る)、潜在意識など、都会は左脳、非対称性(違いを見る)、現在意識などと説明された後、精神分析家マテ=ブランコの“人間の潜在意識は非対称的関係を対称的関係として捉える”という説をご紹介。
 論理的には別のもの(非対称的)を同一(対称的)に扱っている例として、コイに子供への願いを投影した鯉のぼりや、子供の友達の母親と話すときに潜在意識では他の子供の母親や普遍的な「母なるもの」まで含めて考えていること、人間と動物の境界を無くしたアニメのキャラクターなどを挙げられ、人間の心にはすべてを一体と見る働きがあることを示された。
 その上で、自然界では対称性の論理が支配的だが、都市化が進むほど非対称性の論理が優勢になるとご説明。本来一体であるものを部分に分解し、それぞれが対立しているとする世界観が戦争の原因を作っていくことを示され、私たちが自然界に帰ることには、都会の対立的な考え方を矯正するという重要な意味があることを訴えられた。
 さらに、『大自然讃歌』に登場する天使てんのつかい天童子てんどうじの論争に触れられ、天使は対称性、天童子は非対称性の論理で話していることを明らかに。人間にはどちらの論理も必要だが、今は都市化に伴い非対称性の論理が過剰になっているので、バランスを取るため対称性の見方を伝えることが必要と諭された。
 最後に、我々は本来、自然界に根ざす存在であることから、同一性に注目する生き方が心理学的にも宗教的にも正しいとご教示。できるだけ人と対立せず、共通点を見出す方向で運動を行うことを促された。
 相・栄の研鑽会では、ボストンの爆弾テロやアメリカの対テロ戦争についてご紹介。その根底に、自他を対立させる非対称性論理への偏重があることを指摘され、対称性論理を社会や生活に生かす重要性を説かれた。
 青年大会では、新文明の構築とは今までと全く違った生き方ではないと強調され、対称性の論理に基づく全体観に立った見方で、先人の遺産を現代の環境に生かすことを促された。
 一方、谷口純子・生長の家白鳩会総裁は、白鳩会で40分間、相・栄と青年会でそれぞれ30分間講話された。
 白鳩会の研鑽会では、産業革命以来の経済発展が資源の枯渇や地球温暖化を招いていることをご指摘。世界の潮流を変えるため、地産地消や足ることを知るなど、善一元の神への信仰に基づく神・自然・人間の大調和の生活実践を訴えられた。
 相・栄の研鑽会では、持続可能な町づくりを目指すトランジション・タウン運動や、江戸時代の徹底したエコ生活などを紹介され、信仰者として神の善を表現する人生をご強調。
 青年大会では、実相において自然と人間とは一体であることを示され、環境問題解決のため肉食を控え、炭素を減らすなどの実際的行動を促された。