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第4回の宗教と環境シンポジウム

白鳩会支部長が家庭の取り組みを発表


写真や図を使って分かりやすく発表する中濱さん

 去る11月9日、千葉市の淑徳大学・千葉キャンパスで、「第4回宗教と環境シンポジウム—新しい文明原理の生活化と宗教Ⅲ」が、生長の家が参加する「宗教・研究者エコイニシアティブ」と東洋大学国際哲学研究センターの共催で開催され、約130人が参加した。生長の家から、東京第二教区の白鳩会支部長、中濱広子氏がパネリストとして登壇し、発表を行った。
 シンポジウムは、長谷川匡俊・淑徳大学理事長が挨拶した後、岡本享二・環境経営学会理事が「エコ文明への大転換―市場社会への懸念と自然への回避」と題して講演。同氏は、現代の利益優先の資本主義の問題点を取り上げ、解決には“自然資本主義”の観点が重要と訴えた。
 その後、3人のパネリストが登壇。浄土宗の住職、大河内秀人氏は、寺院と住民が協力した市民立太陽光発電所の取り組みを紹介。立正佼成会の深田伊佐夫・青梅練成道場長は、同道場での自然から学ぶ研修を紹介し、先祖から受け継いだ自然観を次世代に伝える重要性を訴えた。
 一方、生長の家の中濱広子氏は、「天地の万物に感謝せよ」の教えに基づき、「生活の記録表」で家庭でのCO2の排出量を把握しながら、節電、節水などに加えて、環境的観点からもノーミート料理を実践していると紹介。さらに、昨年12月に太陽光発電、電気自動車を導入し、平成17年の家庭のCO2排出量約8トンが、今年、半減すると紹介し、聴衆の関心を集めた。参加者からは、「生長の家の環境保全の取り組みが信徒まで浸透していることに驚きを覚えた。宗教団体が環境問題に取り組むことは大きな影響力があると実感した」などの声が寄せられた。