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地域の振興に尽力し、旭日単光章

札幌市 武田良夫さん(84)

 北海道札幌市の相愛会員、武田良夫さんは、長年の地域貢献が認められて、昨年秋、旭日単光章を受章。夫婦で皇居に参内し、天皇陛下に拝謁する栄誉に浴しました。
 「思いもよらなかったですが、大変光栄です」
 取り組んだ地域の活動は数多くありますが、中でも注目されるのが、〝新琴似歌舞伎〟の復興。「地元の新琴似を、愛着と誇りを持てる地域に」と発願して、同歌舞伎に着眼しました。これは、明治後期、移住者による農村の娯楽として始まりましたが、その後、衰退していたもの。武田さんは、平成五年、町内会のメンバーらと、新琴似歌舞伎伝承会を立ち上げて稽古に励み、八年、町内で行われた復活公演では、自らも舞台に立って『白波五人男』を演じ、住民から喝采を浴びました。
 また、昭和四十一年、経営する武田製菓で障害者を雇用したことがきっかけとなり、「障害者の就職を支援したい」と、五十一年、北海道精神薄弱者職親会(当時)の設立に尽力。五十四年~平成二十一年、関連の札幌市知的障害者職親会(当時)で副会長を務めたほか、自社でもこれまで約二十人の障害者を雇用しました。
 「地域貢献ができたのは、生長の家が支えになったからです」
 三十三年、結婚後、妻の文子さん(79)から教えを伝えられ、同社創業の際、特務講師から「与えよ、さらば与えられん」と指導を受けて以来、教えを仕事やボランティア活動の支えとしてきました。
 「残された人生を、人のお役に立つために使っていきたい」