TOP > Web聖使命 > 2014年8月号 > 記事

74歳で障害者スポーツ大会に出場
砲丸投げで5位入賞

北海道斜里町 角田栄作さん

平成25年10月の「スポーツ祭
東京2013」で砲丸を投げる。
写真は角田さん提供

「大会に出場できるくらい健康であることが何よりの喜び。これもスポーツと生長の家のおかげです」
 微笑んでこう語るのは、北見教区の相愛会員、角田つのだ栄作さん(74)。
 片目がほとんど見えないというハンデを感じさせないほど颯爽さっそうとした身のこなしで、洋服の上からでも分かるほど、肩の筋肉も盛り上がっています。
 昨年10月、角田さんは、東京都調布市の味の素スタジアムで開催された「スポーツ祭東京2013」(第68回国民体育大会、第13回全国障害者スポーツ大会)の陸上男子砲丸投げ(視覚障害の部)に、北海道代表として出場し、8.70メートルの記録で5位に入賞。
「5000人の観客の歓声の中だったので緊張しましたが、練習通りに投げられてよかったです」
 また、角田さんの活躍は『読売新聞』同月16日付の記事で報じられ、話題を呼びました。
「この年齢で競技を続けていることが認められたようです」
 教えに触れたのは昭和36年。幼少から悪かった視力がさらに低下し、それを心配した叔母やその知人から生長の家を伝えられ、21日間の感謝行を勧められて実践。やがて、長年、継父と不調和だったことに気付き、和解の祈りをすることで視力の低下が止まり、その後、継父とも和解しました。
 10代の頃からスポーツが得意だった角田さんは、39年、24歳の時、東京パラリンピックのソフトボール投げに出場し、58.21メートルの記録を出して銅メダルを獲得。しかし、その後はマッサージ業に専念するため、40年間、スポーツから遠ざかっていましたが、10年前、健康維持のために砲丸投げと短距離走を開始し、毎年、北海道障害者スポーツ大会などに参加してきました。

入賞、参加賞含めて自宅には
10 数個のメダルがある。
右手に持つのは昭和39年の
東京パラリンピックの銅メダル

 そんな角田さんに、昨年8月、同大会を主催する北海道障害者スポーツ振興協会からスポーツ祭東京2013への出場の打診があり、出場を決意。以来、仕事の傍ら、2キロのダンベルを使った筋トレと、近くの砂場で砲丸を使った実践練習を続け、大会に臨みました。
 そんな角田さんは、かつて31歳のとき、激しい頭痛と左腕のしびれに悩まされたことがありましたが、ある夜、「このままでは仕事に支障が出てしまい、マッサージのお客さんに申し訳ない」と思いながら就寝すると、翌朝には痛みが消え、以来、「感謝と愛他の心が健康の秘訣」をモットーに、真心を込めて働いています。
 現在、今年9月に開催される北海道全土大会の出場に向けて練習に励む角田さん。「これからも健康な限り、砲丸を投げ続けたい」と、晴れやかな笑顔で語っています。