皆さん、お変わりありませんか?野山もすっかり色づき、秋も深くなってまいりまし た。長い夜には、たまにテレビを消して読書をしてみてはいかがでしょう。
先月の宿題「夫にハイ・ニコ・ポンを実践しましょう」(ハイと返事をし、ニコッとほ ほえみ、ポンと立って行動します。)、「『日時計日記』(生長の家白鳩会副総裁・谷口純子先生ご監修−その日の良いことのみ記録する日記)をつけましょう」はいかがでしょうか?今日はこれを実践してみようと一つの目標をもって生活してみてください。そして一つでもできたらご自分を必ず讃嘆してくださいね。
さて、“今月は家庭に満たそう、思いやる愛を!”というテーマでお勉強いたします。
家庭は、子供の人格形成にとって最も大切な場ですね。
生長の家前総裁・谷口清超先生は、御著書『家庭を楽しく』の中で次のようにお説き下さっています。
夫婦の仲が悪いということは、本人同士にとって最も大きな不幸ですが、単にそればかりではなく、子供にとっても、大変に不幸な出来事です。そしてそのことが、子供たちの運命を根本的に決めてしまうことになるのですから、うかうかと夫婦喧嘩をしている訳には行かないのです。(中略)犬よりも敏感で、犬よりも父母によけい密着している人の子に、夫婦の心の動揺が伝わらない筈がないのです。こうして夫婦の不仲は、子供を不幸のドン底に陥れるのであり、又その反対に、夫婦が仲良く暮らしていると、子供は非常にのどかな性格となり、すぐれた才能を発揮し、円満な人格に成長して行ってくれるものなのです。(同書74ページ)
夫婦は本来一つの魂です
父母が仲良くしていることは子供たちにとって、とても嬉しいことですし、とても幸せなことですね。
生長の家では、夫婦は男性と女性の便宜的結びつきではなく、魂の半分同士の劇的な出会いであると教えていただいています。お互いが本来の「一つの魂」にかえったということですから、相手に対して、自分と同じものを要求するのではなく、自分の足りない所を補足してくれる相手として、“感謝する心”になることが大切ですね。
そうして、結びあった魂は父母として、また子供の魂を引き寄せます。その父と母との心が不調和となり、争い合うということになると、子供の魂は安らかではなくなり、身体の具合が悪くなったり、色々な問題が起こったりします。また夫婦の心がピタッと感謝し合う心になると不思議なくらい子供はよくなるものです。ですから、どうしても父母は仲良くすることが大切です。
それではどうすれば仲良くすることができるでしょうか
生長の家創始者・谷口雅春先生は御著書『生命の實相』第14巻で次のようにお示し下さっています。
良人または妻の善さはどれだけ深く信じても良いのです。信じて信じすぎるということはないのであります。信ずれば信ずるだけ光を放つのです。信じていたのに裏切られましたというのは嘘であります。それは信じようが足らず、信じていても信じていることの言葉または態度での現しようが足らず、信じていても相手の人格の自由をこちらの型にはめ縛ろうとした場合が多いのであります。本当に相手の価値を信じていたならば相手をそんなに自分の型にはめようとはしなかったに違いありません。自分の型にはめようとするのは、やはり、相手それ自身にまかせておいては何か善くないことが起こるに違いないと危惧(きぐ)するからであります。(同書88ページ)
ご主人のワイシャツにアイロンをかけるとき、靴を磨くとき、ご飯を作るとき、どんなコトバが心の中にありますか?なんとなくしているのでは、あまりにも、もったいない時間です。「誰からも尊敬され、信頼され、愛される素晴らしい旦那様!ありがとうございます」そんな言葉を唱えながら作業してみてください。そのコトバもいっしょに身につけて、ご主人は会社にいかれ気持ちよくお仕事をされるでしょう。目に見えなくても相手を思う心は必ず通じます。そんな明るい希望に満ちた自他を祝福するコトバは自分自身をも愛することになります。そのような良いコトバを使っているとなんだか嬉しくなりますね。何故ならそれは、宇宙の法則だからです。
お母さんは家族の応援団
生長の家では、人間は神様のいのちが父母を通して天下った尊い存在で、男女どちらも平等に尊いのですがその働きが違うと説いています。宇宙の根本設計は、すべてのものに中心があります。その中心の働きは陽(男性)ですから、家庭の中心はお父さんです。お母さんの心の中に、お父さんが一家の大黒柱であり、中心として存在する家庭はとても幸せです。
でも普段、お父さんは仕事でなかなかお子さんと一緒に食事を取ることはできませんね。そんな時は、「お父さんのお仕事のお陰で、おいしいご飯をいただけるのよ、お父さんに感謝しましょうね」「あなたたちは素晴らしいお父さんをもって幸せね」とお父さんがいないところでもお父さんを讃嘆し、感謝していますと、お子さんも大好きなお母さんの言うことですから、お父さんを尊敬し、そんなお母さんが大好きになります。また、お父さんに対するお母さんの尊敬の思いは何かを決める時も、自然に「お父さんに相談してからね」という言葉となって現れます。お父さんを中心にして動くお母さんの姿を見て、お子さんは秩序を学びます。
たとえご主人が居なくても、子供にとっての父親は必ずいらっしゃいますね。子供の心の中にいきる父親の素晴らしさを語ってあげましょう。
そして、母親として明るい話題を食卓にあげ、今日の良かったことなど話合うのもいいですね。それとは、反対にあまりにも“正しさ”ばかりを求め、ご主人のあそこが悪い、家族やお子さんのここが悪いと裁いてばかりいては家庭の雰囲気がいっぺんに暗くなってしまいます。「愛する」ということは、相手の間違いや欠点を見つけることではありませんね。実相(相手の素晴らしい本当の姿)の円満完全さをみつけそれのみが本当の姿であると信じ愛し引き出していくことです。お母さんは、裁判官ではなく、家族の応援団長として、家族に惜しみない愛情を示しながらお互いにみとめ合い、感謝しあい、讃嘆のコトバで表現していきましょう。
生長の家白鳩会副総裁・谷口純子先生は『新しいページ』の中で、次のようにお書きくださっています。
難しく聞こえるかもしれないが、簡単にいえば、結婚生活を成功させるための一つの方法は、目の前にいる人の良さを見ていくことなのだ。至極単純なことのようだけれど、実行するとなると結構難しいところもある。人間というものは、相手が身近にいればいるほど、良いところは当たり前となり、逆に欠点が目につくものだ。そこで、欠点は見ないようにし、長所を讃え感謝する生活を続けていくと、次第に欠点は長所に隠されて、気にならなくなってくる。(同書42頁)
ちょっとでもいいところは「すごいじゃない!」とか何かしてもらったら笑顔で「ありがとう」といってみましょう。でもすらすらとそのような言葉が出るには普段からそういう思いでいないとなかなか難しいかもしれません。そんな時は心の中で「私の夫(子供、家族)は日本一、世界一素晴らしい夫 (子供、家族)です!私はあなたが大好きです。あなたも私が大好きです。」と繰り返し、繰り返し唱えてみましょう。そして、『日時計日記』に良いところをみつけては讃嘆し感謝の言葉を書き綴ってみましょう。毎日、毎日、繰り返していくうちに、あなたの心の中のコトバが信念となって、きっと素晴らしい夫や子供のすがたが顕れてくるにちがいありません。
環境に優しい環境生活スタイルの改善を
生長の家総裁代行・谷口雅宣先生は御著書『足元から平和を』の中で次のようにお示し下さっています。
「すべての人々が皆、民族や国籍を問わず同じ神の子であり、仏である」というように私たちの視野を広げ、さらに視野を押し広げて、「地球上の植物、動物、鉱物すべてのものが掛け替えのない神のいのちの現れである」というものの見方が、今日ほど必要なことはないのです。「物は不要になれば、捨ててしまえばそれでいい」というのは唯物論の考え方です。そういう考え方を改め、「皆、神仏の現れである」という宗教的なものの見方になることが必要であります。(同書214)
私たちの周囲にはありあまるほどの物があふれています。必要でもないのに次々と新しい物を買ってはいないでしょうか?ちょっと普段の生活を見直してみてください。また、秋は、五穀豊穣を感謝するお祭りが全国で行われますね。現在はとても物の豊かな時代ですからその豊かさに慣れきってしまって、天地の恵みや、生産者の苦労や努力の尊さを忘れがちですね。すべて自然のなかから多くの人々の努力によって生産され、すべてのものが神様のいのちの現れとして、私達を生かそうとしてくださっています。物のいのちを大切に、感謝のこころでいただきたいものですね。家族みんなで、元気に食事ができる当たり前のことが、とても有り難いことです。「いただきます」と手を合わせ、食事はできるだけ残さず感謝していただきましょう。
さて今月の宿題は、

です。
家族とのスキンシップはとても大切です。思い切ってご主人やお子さんに手を出してみて下さい。「いってらっしゃい!」と微笑みながら握手をするとその日いちにちがとても暖かい気持ちになりますよ!
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では、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、終わりにさせていただきます。
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