第42回生光展ウェブサイト版
動画部門
絵画・彫刻部門 / 手工芸品部門 / 第42回生光展ウェブサイト版
※作者名はペンネームを含みます。数字は作品No.です。
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最優秀賞
「ガリレオへの手紙」
飯島 正康(群馬)
趣旨に対する制作の意図や過程
ガリレオの天文学的発見を追体験することで、宇宙という大自然の中で人間が生かされていることを表現した。また愛猫の死により生命の尊さを表現した。使用した天体望遠鏡や赤道儀はカメラ以外、すべて中古品のリユースであり、2年前から赤道儀の電源は太陽光発電したものをポータブル電源に蓄電して使用している。
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優秀賞
「時間を遡る」
金沢 健二 (山梨)
趣旨に対する制作の意図や過程
いのちとは何かを考えたときに、ひとつの答えとして「いのちとは時間」ではないかと思い至りました。私には7歳と5歳になる子どもがいます。彼らが生きた時間を遡ることでいのちの尊さを表現できると考えました。具体的には、これまで撮りためた動画を日付けの新しいものから順に並べ、再生時間が進むにつれて古い日付になります。動画の撮影場所への移動は徒歩や自転車、電気自動車などを使用しています。
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優秀賞
「祠の再建」
津田 寿美 (静岡)
趣旨に対する制作の意図や過程
この動画は350年以上前にこの集落で住む村人達やご先祖様が家の後取りがいなくなるのを案じ、薬師如来をお祀りして子供や家族の健康を願って建てたそうです。何度か作り直したその祠を今度は私達弟妹が親戚や昔のご近所さん達に協力や同意を得て新しく建て替えた祠の再建の様子を写真を使って表現してみました! 祠の再建作業は全て手作りでおこないました。
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奨励賞
「イメージの断片:森の様相」
髙 大和 (山梨)
趣旨に対する制作の意図や過程
森は、寄って見ればとても宇宙らしく、生命を成り立たせながら、その生命によって成り立っていることがよくわかります。アリに寄ることで、周辺の壮大さがより際立ったので、映像にしました。自前のケータイを使用し、休み時間に職場の近辺を撮影しました。
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奨励賞
「新聞紙ちぎり絵」
Mizuki(兵庫)
趣旨に対する制作の意図や過程
私の新聞紙ちぎり絵作品です。捨てるはずの新聞紙を利用し地球温暖化問題に対するライフスタイルの転換を皆様にお伝え出来ればと応募させて頂きます。是非、この生光展で皆様の作品に込められた地球温暖化問題に対する意識を高めるきっかけとし世界平和のため共に未来のために行動しましょう。
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奨励賞
「サボテンの花」
山本 順子 (高知)
趣旨に対する制作の意図や過程
40年ぶりのサボテンの花が綺麗に咲きましたのでお送りさせていただきました。
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「カワラサイコの花」
石原 直江(兵庫)
趣旨に対する制作の意図や過程
私は植物が好きで道を歩いていても知らない花や可愛い花が咲いていると直ぐに近寄って見に行きます。今回のカワラサイコの花は、宝塚市の街の中を流れている武庫川の河川敷で咲いている絶滅危惧種Bランクの花ですが、保護団体の方達に見守られている花です。何カ所かに群生しているので、注意して毎年眺めに行って写真を写していた貴重なカワラサイコの花を見て頂きたくて、出展させて頂きました。毎年暑い夏に満開となる、可愛いけれどたくましい野草です。
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「水は育む」
川 智貴(山梨)
趣旨に対する制作の意図や過程
水の恵みのおかげもあり、生命が育まれていることを少しでも表現してみようと思いました。そこに水が生み出す力強さや繊細さ、美しさも認めることもできるかもしれません。徒歩と自転車で動画を撮りに行きました。水のおかげで生かされていることを雨天時や蛇口をひねる時や食事の時に思い出したいものです。
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「世界平和を折り鶴にこめて」
田中 和子(鳥取)
趣旨に対する制作の意図や過程
ウクライナへ向けて、また、世界平和の願いを込めて二羽の鶴を折りました。快く鶴を折って下さったお二人に感謝です。材料は、20センチ四方の和紙を貼り合わせたものです。この一枚一枚は今は亡きNさんと一緒に色づけから作ったお花紙の花でしたがひとつひとつほどいて貼り合わせています。天国からも祈ってくださり二羽の鶴が世界を羽ばたいて飛んで行きます。
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「みかん畑で見つけた小鳥の巣」
土山 眞一(愛媛)
趣旨に対する制作の意図や過程
私の仕事場みかん畑で小鳥の巣を見つけました。年に数回見かけますがこれまでは「あるな」と思うくらいでした。今回初めて手に取ってよく見てみました。すると精巧に合理的に作られていることに驚きました。自然界の神秘をスマートフォンで撮影し発表できる場所が欲しいと思っています。その思いから64才の小生は先月ユーチューブを始めました。チャンネル名は「みかんのしんちゃん」です。いつも自然界を撮影したいと思っているとこれまで見過ごしていたものが目に留まるようになりました。愛媛教区で「動画作成勉強会」を実施していただき編集を教えていただいたおかげです。
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「Peace from Yatsugatake」
Y.M.Tsuna(山梨)
趣旨に対する制作の意図や過程
P4Uの趣旨を通じて作られた作品で、オリジナルの音楽にのせて画像が描かれていく動画です。ウクライナの国旗に赤でP4Uの文字が描かれ、また、オリジナルの音楽の題名は動画と同じPeace from Yatsugatake で、吾々の働く森の中のオフィスから発する平和への思いが込められています。音楽はロック調のもので、解かりやすいものとしました。絵画は手書きで、大自然の斬新さがおりこめられたオリジナリティの高いものだと自負しています。もちろん、スマホと電子ピアノで作ったものなので、ノーカーボンです。どうぞお楽しみください。
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「それは山のいぶき」
味よし(山梨)
趣旨に対する制作の意図や過程
山に生きるすべての命は与えたり与えられたりの日々を送り、その働き全体が一つのピースとして捉えられるほどに完全に感じられます。私たち人間もそこから学び他者を尊重出来る世界であってほしいとの思いを作品に込めました。カメラを省電力モードにして撮影して低炭素の表現に留意しました。
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