第42回生光展ウェブサイト版 絵画・彫刻部門

第42回生光展ウェブサイト版

絵画・彫刻部門

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最優秀賞

「テントウムシの住み処」
村田 理恵(埼玉)

趣旨に対する意図と過程
自然界の植物や生き物の力強く生きる様子を表現したくてこの絵を描きました。
植物のすくすくと育つ緑の青々とした色彩とテントウムシのアブラムシを食糧とする自然の摂理に、たくましさを感じ勇気づけられそして美しささえ感じました。
自然に生きる、命をまっすぐに生きる事ができればどんなに良いかと考えさせられました。

優秀賞

「私の故郷」
齊藤 健一(長野)

趣旨に対する意図と過程
私は美しい山々に囲まれた緑豊かな所に住んでいます。豊饒な大地では毎年豊かな実りが約束されています。ところが、ウクライナの悲惨なニュースを聞いたり、地球環境の破壊が進む中、この自然豊かな故郷がこのまま続くのかと不安になります。こんな時、心中に深く深く染み込んでいる自然、大地の手触り、ぬくもり、輝きを表現したいと思いました。また、額縁は、端材を用いて自作してみました。

優秀賞

「微笑みの庭」
TAMIKO.N.(東京)

趣旨に対する意図と過程
地上の遠い国の戦争は、尊い人命を奪い、自然を破壊しています。地球は1つであり、全ては繋がっており、他人事とは思えません。
私自身もウクライナについて深く学び、街頭での募金活動に参加して心を熱くしました。
我庭に毎年咲く花が今年も咲きました。水に潤う樹木と花々に心が癒されます。今、毎日普通に生活を送る中で、改めて全ての全てに感謝の念が深まります。
人間神の子の御教を尊び、世界平和への願いを込めて、祈りながら絵を描きました。
ウクライナに平和が戻りますように。

優秀賞

「器と花」
布井 登茂子(東京)

趣旨に対する意図と過程
桜の季節が終わり、梅雨(つゆ)をむかえている昨今 家の外は、大小さまざま草花が稔っています。 自然界の 生物の営みが きれいで、すばらしく、これを作品にしてみました。

奨励賞

「大きな羽を広げて」
大野 えり(埼玉)

趣旨に対する意図と過程
「世界平和」から降りてきたイメージは青空に羽ばたく大きな羽でした。今、日本からできることは、真の幸福循環の波紋を大きく大きく広げていくことではないかと感じています。欠けていることや、無いことに目を向けるのではなく、目の前に有るありがたい毎日への感謝の気持ちを込めて描きました。今回の作品は、我が家にある画材を生かして制作しました。私達夫婦の美術学生時代の古いキャンバス。絵の具は子ども達が使ったクレヨンやアクリル絵の具も使っています。額縁は卒業制作で作った額縁をリメイクしてみました。子育てを終え、これまでの歩みに感謝しながら、次のページへ。心の青空に大きな羽を広げて生きていきたいと思います。

奨励賞

「想い」
桑原 多佳子(和歌山)

趣旨に対する意図と過程
ここ最近、孫を預かる事が増えた。孫との時間はハードだがとても楽しい。少々熱があっても小さな身体であちこち動き回る。いのちのエネルギーはすごいと思う。この子の行く末において、気候変動がおだやかで安定し、平和な世界である事、そして子の健やかな成長を親は強く願うだろう。それはどこの国でも同じだと思う。傍らで高齢の義母が主人に支えられ歩く練習をしている。なんといのちは尊く次の世代を支える力に満ちている事だろう。ただただ感謝する気持ちが湧いてくる。母の愛情をパステル画にて表現してみた。フィキサチーフは、外で使用した。

奨励賞

「生命めばえ」
登坂 太一(埼玉)

趣旨に対する意図と過程
古くから日本で漉かれた伝統の手漉き和紙に摺った墨で筆を使って表現する制作を主にさせて頂いております。
表現の前段階としては、まず瞑想してから私の個人的美の世界探究コトバを唱えてから宇宙創造神との一体感を高めます。そして顕在意識を遠く離れた時点で宇宙パワーによって和紙上に神の波動は降りて来てビックバンさながら其の動きの痕跡を表わします。
顕在意識としての私の気を付けている事と言えば、人間智を極力出さないで宇宙創造神その儘に動くことです。

奨励賞

「森のひかり」
アトリエ 渡辺(福島)

趣旨に対する意図と過程
人は 生まれたときは 無に 等しい つまり何もわからない…大きく育つことにより 一応の人間社会を知ることになる だが 自分自身のことは どの位理解出来たであろうか? ここにきて 人生の悩み等が 生まれて…生死をさまようような、生き方をする 人生 真の人生は、生まれたことの…意味を知ることから 始まる。 
私は いのちの始まりは ここからだと思います。一日の始まりはひとすじの光から この世に生まれたことの意味を 深めて行く 
低炭素 エネルギーの無駄な使い方。私はこの世の物質は全てエネルギーの塊(かたまり)から来ていると思うのです 節約からエネルギーの低炭素になると思います。

「ポインセチアー命の炎をともしてー」
関 久実子(東京)

趣旨に対する意図と過程
ポインセチアはクリスマスシーズンの花であります。花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」などあります。
クリスマスといえば家族の団らん。寒い冬も心ほかほかあたたまる赤色の炎のように世界中の人々の心を光てらして下さるよう神様に祈りつつ描きました。植物のもつ人をいやす様を自然に配慮した「デュオ」の絵の具を使用しました。油をつかわない水でとける絵の具です。

「イエス・キリスト」
津留崎 均(東京)

趣旨に対する意図と過程
カトリックでも、人間は神の子で、感謝することが大事だと言う。別に制作意図は無いがなるがままに描いたらこうなった。
キリスト教も浄土真宗も苦しみぬいてである。苦しいから実相を求めるのだ。この絵は知っている。

「ベランダ菜園の恵み」
山本 由紀子(神奈川)

趣旨に対する意図と過程
地球温暖化解消の為の細やかな手段として成(な)る可(べ)く地産地消を心がけています。本当にささやかなことではありますが、我家では2階のベランダで、主人が栽培してくれたわずかな野菜を収穫した折に、スケッチして描きためておいた物を構成して絵にしました。        
買ってきた物よりも、色もあざやかで、おいしい気がしました。

「鈴蘭」
日岡 孝子(岡山)

趣旨に対する意図と過程
高齢に入り、描きたい自分が輝いていたい意欲が湧き、絵画教室に入りました。
岩絵具を膠(にかわ)で溶いている時、生涯現役と生きがいを感じ、私の暮らしを日本画がしっかりと支えてくれています。

「布団に舞い降りた天使」
ちい(岡山)

趣旨に対する意図と過程
いつも笑顔をたやさない優しい友の亡くなった、頂度一年後の命日に、共通の友人の元に舞い降りた天使の様な赤ちゃん。              
新しい命となって、長らく子宝に恵まれなかった友人を笑顔にしてくれているのかな…。時折届くメールには、赤ちゃんの名前の後にカッコ書きで亡き友の名が記されていて……彼女は生まれ変わりを固く信じている様子。     
いのちの不思議、目に見えない物を信じたくなる、そんな思いを絵にしたくなり、亡き友の好んだ色鉛筆で仕上げてみました。                 
額縁は、兄の手造りです。この作品は定かではありませんが、近所の材木店から頂いた廃材で木工品を造ったりしています。

「ユリ、CV、ソルボンヌ」
大森 康隆(神奈川)

趣旨に対する意図と過程
花の生命(いのち)に思いを馳せ、世界平和を祈念し、あるがまま自然の美しい花(ソルボンヌ、ユリ科)を表現して見ました。
原産地(オランダ)
ユリの開花時期はオリエンタル系では6月~7月、アジアティック系では5月~6月、
〇ユリの特徴としてローズピンクの花びらに白の縁取り。
〇ほのかに香る甘さとスパイシーさの香り。
〇太陽に向かって大きく可憐に咲く花。

「希望」
藤本 德子(山口)

趣旨に対する意図と過程
「希望」
大地に立つクスノキ、太い根を張り、枝を伸ばし、次の葉が出る迄しっかりと葉をつけているこの姿に命を感じ、明日への世界平和を願いながらクスノキを描きました。
因みに、額縁は、手作りです。

「久遠の祈り(石仏と華)」
河野 彰子(山梨)

趣旨に対する意図と過程
いつも水を汲みに行く神社への道の途中に古い無人のお堂があります。そこにはたくさんの石仏が並んでいます。江戸時代の年号が刻まれてありました。天災や飢饉(ききん)で亡くなった人への供養の為に作られたものなのかもしれません。その前に座し、手を合わせていると遥か遠い昔から祈りを捧げてきた沢山の人々の祈りが滔々(とうとう)と私に流れてくるような気がして胸が熱くなりました。
これからの未来へも人々の生命と祈りが繋(つな)がり続けてゆく事を祈願しつつこの作品を制作いたしました。                 
画法は糊(のり)型染です。

「持国天立像」
丹原 義弘(奈良)

趣旨に対する意図と過程
中国初唐期の仏像のかたちや技法が日本に取り入れられた実例として見られるのが、約1400年前飛鳥時代に創建された當麻寺の金堂の須弥壇に配置されている四天王像です。そのうち、持国天、増長天、広目天は、その大きさにも驚きますが、脱乾漆像という技法で作られた仏像です。これは木粉などと漆を混ぜたペースト状のものを盛りあげて形づくるため、細やかな起伏を表現することができます。持国天は南東を守り、剣を持って直立、凜とした風格があり、大将の威厳を感じさせる。眉根を寄せた表情や見開いた目の表情など写実的で、迫真性に富み、彫りの深い顔立ちで、髭を蓄えてかっこいい、今にも動き出すかの様に生命力に溢れ、命が輝いている。

「天地の恵みと躍動」
瀬戸口 和子(埼玉)

趣旨に対する意図と過程
今回は以前奥多摩方面へ行ったときに出会った滝の絵を出品させていただきました。一滴の湧き水は次々と水量を増し、山あいを通り、樹木等に潤いを与え岩肌をぬうように馳け下りてきます。水しぶきは踊りそして躍動しながら旅をつづけ、やがて海へと注ぎます。天地の恵みと躍動感を想いながら描いているつもりでしたが、私には難しいです。神様が創造なさった素晴らしく美しい宇宙、地球、自然界に感謝をしながら、これからもいろいろな表現ができたらと思っています。

「私の好きな場所」
輝輝(千葉)

趣旨に対する意図と過程
今回は絵手紙的手法によって、自分のかきたいものを形式や形態にこだわらず自分のかきたいようにかくという方法でかきました。
「光が丘イボ弁天」という小さな祠とその前の湧水に泳ぐ神の使いのような魚達を、水彩絵具、顔彩、水干(すいひ)、銀箔などを使いかきました。足、膝が痛んで歩き辛かったとき、又元気に歩けますようにとお願し、治して頂きました。昔は、イボ取りの参拝者で賑わったそうです。ダイダラボッチという大男の足跡とも言われています。私の大好きな場所です。
シラスカラーという水彩絵具を使ったので水彩画で出品させて頂きます。日本画の岩絵具と使用感が似ていました。

「木枯らしに身を寄せ」
太野垣 修二(京都)

趣旨に対する意図と過程
人間も動物も神が創りたもうた 
宇治の家の近所に貝殻山があり、その貝殻が日本画に使用される胡粉、日本画は胡粉と岩絵具と膠で描くが前段階で筆書き鉛筆デッサン等がありドーサ引きをしてやっと絵筆。日本画は油を使用しなく環境には良い。 
犬好きの私は犬を描きたいと材料を探し桃山御陵を散歩していると寒さに寄り添う親子が目に留まり、その姿は人間と同じように寒暖差に右往左往しているようでした。ウクライナ侵攻では人間だけでなく動物も多く犠牲になっている様子をニュースで観て胸が痛みます。人間のエゴで動物を犠牲にしてはなりません。

「愛車」
本田用宗(山梨)

趣旨に対する意図と過程
ハイブリッドカーにしてから車に乗ると調子を悪くする父。さらに電気自動車に変えてからは一定時間乗ると決まっておかしな状態に。原因を直視できたのはずっと後になってから。すぐに中古で軽バンを買いました。出かけるのは月2回程度。でも家族に笑顔が戻ってきて、私自身にも自分で考える力が戻ってきました。父も喜んでいると感じます。そして、他人に認められたい、他人より優位に立ちたい、という我欲が原因であったと反省しています。電気自動車は市内専用で使用中。原発由来を含んだ電力を急速充電する必要もないので安心です。これからも自分の内にある神様の声を素直に聞きながら、自分の判断を信じて進んでいきたいと思います。

「ヒヨドリ」
Keiko(山梨)

趣旨に対する意図と過程
朝早くに「ピィーー、ピーピーピーピー」(おはよう、行ってきまーす)といって、庭の雑木林からどこかに飛んで行きます。そして夕方になると「ピィーー、ピーピーピーピー」(ただいまー、帰ってきたよー)といって帰ってきます。日中も、ジューンベリーの収穫をしていると、どこからかやってきて「ピーピーピーピー」(何しているの?)と上から見ていたりします。今回初めて絵を描いてみたいと思い立ち、生き物を描くのはとても難しいと思いましたが、生き生きとした「いのち」を感じさせてくれるヒヨドリをアキーラ絵の具を使って描いてみました。玄関の近くのブドウの支柱に留まって外に出てきた私たちの様子を見ているヒヨドリです。

「心明るく」
松本 美彌子(山梨)

趣旨に対する意図と過程
この絵は、以前正月にカラオケをした時の様子を描いたものです。アキーラ絵具で描いております。新しい年を迎えてよろこびの歌をうたいました。にこにこ合掌!!

「守護神」
河田 康子(大阪)

趣旨に対する意図と過程
今回毘沙門天(守護神)を描くに当って−谷口雅春先生著書『生命の實相』に「愛の心を送る……と、それを見る人(受ける人)の心によって、いろいろの姿に見える……」と書かれています。たとえば「キリスト教の方には”天父の姿”や”エンゼルの姿”に見え、仏教の方には”観世音菩薩の姿”や”毘沙門天の姿”に見えたりする……」このようにいろいろの姿に顕現せられる……とあります。この中の毘沙門天は七福神の一つに数えられていますが、戦いや勝利の神様として武将の姿で表現されています。昨今のウクライナなど世界各地の戦争で攻められている国々とその人々の平和(命)の願いを込めて、守護神(毘沙門天)を描きました。ウクライナに幸あれ。

「smile again」
池田 祥子(山梨)

趣旨に対する意図と過程
自宅の庭に今年咲いた花々やハーブ等をモチーフに描きました。毎年元気なラベンダーやミントに苗の実、ご近所さんとの交流で頂いた愛らしい和洋の花達、店先で半額になっていた花苗もお迎えし、一緒にきれいに咲きました。世の人々が笑顔になるよう調和と喜びをイメージして描きました。環境に配慮した画材(絵の具〈アキーラ〉・紙)を中心に選びました。

「錦鯉」
久田 順英(東京)

趣旨に対する意図と過程
マネーゲームに踊らされ 脳と身体をスマホに蝕まれ人類の未来を憂いております。
文化という人間の大事な栄養を失わないよう願っております。
日本の文化のひとつであります錦鯉に挑戦しました。

「生かし合いの世界」
松下 博(愛媛)

趣旨に対する意図と過程
「いのち」のすばらしさ、尊さを渓谷の自然を描くことで表現。大調和の世界の実現(顕現)を祈り、又、渓谷の美しき自然の中に生かし合いの世界を観ずる。世界の平和を願う。「自然重視、低炭素の表現活動」として株式会社クサカベのアキーラ(水性アルキド樹脂絵具)を使用。

「みてますよ(観てますよ)」
⻆川 和子(山梨)

趣旨に対する意図と過程
私は猫です。しかしボーとしていきていません。この目でしっかりみてます。とは言ってもよくわからないことが多いです。
私は保護猫でして、このやさしいご夫婦のお家へくることができました。ただ私はまだ人間がこわくて申しわけないが、どうしても人間さんにさわられるのがいやなのか、こわいのか…ビビってしまい、今だにうちとけずに苦しんでおります。ここのお家の人は自然を大事に広いお庭はていねいに草花を育てておられます。野山にかこまれた住宅地です。農薬をつかわない畑でとれたプリプリの玉ネギをお友達にあげておられました。小さなことでもおひとり、おひとりの力は大きなものになると思い、つたない私の目力(めぢから)を送りました。

「不空羂索観音菩薩(祈りを込めて)」
堤 美恵子(福岡)

趣旨に対する意図と過程
今年3月東大寺の法華堂を訪ねました。堂々たるお姿で悩める人々を、どこまでも救いにおもむこうとされる、と云われる不空羂索観音菩薩様へ、中々終息が見えない、ウクライナとロシアの戦い、祈っても祈っても私達の祈りは届かないのか? 私は、思わず私達の願いを届けて下さいと祈りました。後背にひまわりの花を配しました。世界の人々に愛と平和と秩序を――込めて。

「風景」
亀川 秀樹(東京)

趣旨に対する意図と過程
世界でウクライナをはじめ戦争や紛争で苦しんでいる人びとがいますが一日でも早く自由で平和な社会になって欲しいと思い、象徴的な意味で鳥の羽をつかいました。素材はアクリル絵の具を使用しましたが具象の絵と鳥の羽とのバランスが難しかったです。

「観る」
工藤 ひろし(長野)

趣旨に対する意図と過程
昨年から今年にかけて親しい人たちの死が続きました。「肉体は本当の人間ではなく現象世界で表現活動を行うための道具」と生長の家で教わっていましたが、そんなのは何処かへ吹っ飛びました。今回、改めて自身の生命観を見つめ直しました。物事の明るい面を見る日時計主義の生き方は、肉体が人間だという生命観だと、いざ別れが来た時に辛くなるのではないでしょうか。美しい可愛いものに意識を向けるのと同時に「人間は肉体ではない、生き通しの生命である」という根底の生命観が大切だと思います。この絵はそんな色々な想いで描きました。見方によっては「人間は自然に帰る」「反戦へのメッセージ」にも見えます。見方は自由です。
ありがとうございます。

「少女」
八百 美風(大阪)

趣旨に対する意図と過程
私は子供の頃から絵は好きでしたが、鑑賞するものと思っていました。3年前から大阪教区で(組織)運動をさせて頂いて会長先生、副会長先生、講師の先生、皆様から勇気を頂き娘も生長の家の教育のお陰で無事成人したこともあり画塾へ通い始めました。佐藤香奈美先生の仰る「生長の家の運動をしていると自分の生活が拡がります」というお言葉を思い出します。見本の写真、画用紙に拡大マス目を書き1マス1マス模写します。あせらず目の前の1マスだけを見てゆっくり進めていけたら必ず完成すると月2回3時間ずつで約4カ月。感謝、かつて少女であった方、今少女の方、これから少女になる方、全世界の女性が思い描く毎日を過ごせる平和な日々が実現しました。合掌

「光を感じる」
五嶋 稔(埼玉)

趣旨に対する意図と過程
日常の生活の中で遠い過去の記憶がよみがえった時、それが現実だったか? または夢で見た世界だったとか? と摩訶不思議な気持ちになる時があります。そんな想いを私なりに作品にしているようです。低炭素化ということなるとささやかながら作品の額は天然木材を使用し色塗りもして手造り額にしています。

「窓」
小関 隆史(山梨)

趣旨に対する意図と過程
私の職場は八ヶ岳南麓にあり、森の小道を歩いていると、たまにニホンリスを見かけることがあります。上手に木の幹を駆けのぼり、枝をつたって移動する姿は愛らしく、思わず微笑んでしまいます。ある日の散歩中に、太い老樹と出合い、この木の穴の中にリスが住んでいたら楽しいな、と思ったのが制作のきっかけです。調べるとニホンリスはタンポポの葉っぱが好きだと分かりましたので、初夏のリスの暮らしを想像しながら描いてみました。若葉を茂らせて生き続ける老樹と小さなリスを対比させつつ、種の違いを超えて共に生きるいのちの尊さを表現してみたいと考えました。水彩絵の具は、自然素材100%の原料で作られたシラスカラーを使用しました。

「世界平和の祈り」
友石 操(東京)

趣旨に対する意図と過程
「世界平和の祈り」
 子供の頃に、蟻の巣穴に水をかけて遊んだ。
 わらわらと溢れだす蟻を、驚きをもって、ながめていた。巣穴のお引越し……。蟻にとって、私は天災だった。
 高校生になって聖書を読んだ。
 旧約聖書は、惨殺の記録だった。罰を与える神……こんなのは神ではない。まるで蟻の巣穴に水を流す私の様に、ただの巨人だ!!
 新約聖書のキリストが生まれるまで「愛」は説かれなかった。
 「多神教」のそれも「生まれ変わり」を信じる事が、自然に出来る。東洋の日本の国から、「世界平和の祈り」を……!!

「人形とバイオリン」
ぬのいつよし(東京)

趣旨に対する意図と過程
人形の表情は、光や見る角度で様々に変化する。人形の生命感を表現したいと思います。



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