ライフスタイルの転換~エコライフ編~,地域・社会に貢献しよう!,地球環境にやさしいアイテム,家庭菜園,自然と共生する社会を実現しよう!
相栄推進課の前田良樹です。
千葉県に住んでいた8年ほど前に、自宅から出すゴミの量を減らそうと、
庭に生ゴミコンポスターを設置して、生ゴミの堆肥化に挑戦したことがあります。
ですが、生ゴミに発酵促進剤をかけただけで、
その後、何の世話もせず、暫く放置してしまいました。
次に蓋を開けた時には、表面に大量のウジがわいてしまい、
それから数年間、“開かずの扉”になってしまいました。
これにより“生ゴミの堆肥化は難しく、虫がわいて気持ちが悪い”という印象をもっていたのです。
そんな苦い経験がありましたので、
昨年、山梨県北杜市の職員寮に入ってからも、
生ゴミを堆肥化しようなどとは微塵にも考えませんでした。
しかし今年に入って、職場で農業の専門家から農業指導を受ける機会があり、
野菜の栽培には土作りが不可欠であることを勉強しました。
ちょうど自宅で家庭菜園を始めていましたので、
コンポスターを活用して生ゴミを堆肥化しようと再び思い立ったのです。
今回の挑戦では、まずは生ゴミを手で細かくしてからコンポスターに投入し、
米ぬかを発酵促進剤として使うことにしました。
一週間もしますと、表面に白カビがわいてきましたので、
こまめに土と混ぜ合わせるようにしました。
すると、土中の微生物や細菌、小動物の働きで分解が一層促進されて、
土に戻るのが早くなるのです。
こうして、生ゴミの堆肥化に無事、成功しました。
一~二週間前に入れた野菜くずや魚の骨、卵の殻がいつの間にか姿を消し、
土がフカフカ、ホクホクになっていく状態を見るにつけ、
“自然界の循環構造”の素晴らしさに感動、ただただ感謝の気持ちになります。
今では、土を混ぜるのがひとつの楽しみになっています。
<アクション>
生ゴミの堆肥化は、地球の循環構造の縮図です。
ダンボールでもできますので、ぜひ取り組んでみてください。
ゴミの削減はもちろん、
循環の仕組みから“無駄なものはない”ことが分かり、
感謝の気持ちが広がります。
(2015.05.29、相愛会・栄える会推進課 前田良樹)
(生長の家相愛会メールマガジンvol138)