そうじ用具に新しい生命を吹き込む

 

職場にあるシュロのほうきたち
だいぶ年季が入り、毛先が曲がって使いづらくなったほうき。
ここ数週間、だんだんと使われなくなっていき、役目を終えそうな雰囲気がありました。

とうとう、破棄して新しいものに替えようか、という話が出ました。

買い換えを思案していた頃、備品管理を行っている部署の先輩にちょうどお話しをする機会がありました。

「毛先を切ったら、まだまだ使えるわよ~」

と優しく教えてもらい、

「そうか!!!!!!」とハッとするものがありました。

早速教えてもらった通りに
仕事の合間をぬって、外のデッキでハサミを入れていきます。
ちょき、ちょき、ちょき、ちょき・・・。

シュロは固くて、なかなか作業は進みません。

それでも切っているうちに、
なんだか心があたたかくなっていく感覚がしました。

毎週一緒にそうじをする職場の方々への感謝

まだ使えるのに破棄しようとして申し訳ない気持ち、

ほうきに絡みついているホコリや髪の毛さえも、ほうきが私たちの手の代わりとなって働いてくれているんだ、とありがたく感じてくるのでした。

決してまっすぐではないし、短くなってもいい、
そんな思いで整えてみること2日間。

できたー!!

使いやすくなって、まだまだ使えるようになりました。

道具をていねいにメンテナンスし、新しい生命を吹き込む。

シュロの切った毛先の束は、薪ストーブのたき付けで再利用。

大量生産、大量消費の時代ですが、

1人の先輩の言葉をきっかけに、

捨てること無く、むだもでず、新しく買うこともなく、
大切に使うことができました。

そしていちばん喜んでいるのは、
この「気づき」をもらったわたし自身の心なのでした。

(SNIクラフト倶楽部 松尾純子)

SNIクラフト倶楽部・展示コーナーが完成♪

【*SNIクラフト倶楽部の展示コーナー誕生*】

生長の家国際本部では、
生長の家の取り組みや
“森の中のオフィス”の機能などを紹介させていただくため、
希望者をお迎えして見学案内(要予約:代表番号 0551-45-7777)を
おこなっています。

※生長の家“森の中のオフィス”の解説は、このページの下に動画を掲載しております。


見学案内の中では、
低炭素のライフスタイル実践として、
生長の家プロジェクト型組織(PBS)の活動も紹介しています。

そのひとつとして、SNIクラフト倶楽部は、
作品から展示台に至るまで、すべて「手作り」にこだわり、

クラフト倶楽部のメンバーに沢山の協力をいただきながら、
事務局員メンバーとも話し合いを重ね、
時間をかけて展示コーナーを少しずつていねいに作り上げていきました。


【*作品紹介*】

ここに展示してある作品は
『SNIクラフト倶楽部』のメンバーが手づくりしたものです。

クラフトに使う材料も
「自然素材」「自然由来の製品」
使うようにしています。
糸、毛糸、木材、竹材、植物染料などを使用し、
化石燃料由来のものはできるだけ使用していません。(再利用品は除く)

↓ 写真をクリックすると作品の全体が見られます


【*展示台*】

展示台に使用する材料も、
より自然度の高い、環境に負荷の少ないものを選んでいます。

コルクボードは、国産針葉樹の合板に天然コルクシートを貼り付けました。
棚の支柱には、桜の枝を使用しています。


【*こぼれ話*】

展示作品にはランプシェードがあります。
“森の中のオフィス”は全て自然エネルギーですが、
見学の皆様の参考になるように、
あえて個別の発電にし、
小さな太陽光パネルで発電して蓄電池(*1)に貯め、LEDランプを光らせる方法を採用しました。
*1:今回使用の蓄電池 http://sugoibattery.com/

【*おわりに*】

手作りのあたたかみ
自然により近い作品が醸し出す雰囲気からか
この展示コーナー自体、
ゆるやかな空気をまとっていて、やさしい気持ちにしてくれます。

内容は、毎年3月に更新されていく予定です。
その際はまたこちらで報告いたしますので、ぜひ楽しみにされてください♪

(SNIクラフト倶楽部)


生長の家“森の中のオフィス物語”

生長の家“森の中のオフィス” についてはコチラ

素材探しから得られること

 私達、クラフト倶楽部のメンバーは、より自然度の高い素材を選んで、手づくりをしています。この素材を選ぶことには、ある程度の苦労が伴いますが、それと共に大きな喜びもあります。

  まず、クラフト倶楽部の活動として、より良い素材選びを簡単に表現すると

「より自然なもの、近くで出来たもの、使うことで枯渇しないもの」

といえると思います。

 すぐに思いつくのは、自然から直接分けてもらう小枝や木の実、貝殻などだと思います。森や海岸はクラフト素材の宝庫ですね。

 その一方、購入する場合は、なかなか難しく、多くの商品が並んでいても、石油由来の製品や海外で作られ輸入されているものが多いことをあらためて実感させられます。


  そのような中でも、あきらめずに探せば、パズルのピースがぴったりはまるような素晴らしい素材に出会えることがあります。そして、その“つくり手”の方々の多くは、地道だけれども、とても丁寧なお仕事をされています。


 これまで出会った“つくり手”には、山林育成のため地元木材を取り扱う製材所( * 1)、羊毛の加工と自然染色を自ら行うお店( * 2)、有機栽培された綿の織物業者( * 3)、環境にやさしい素材のみで絵の具を製造する工場( * 4)、日本ミツバチの育成をされている養蜂所( * 5)など、本当に素晴らしい方々がいらっしゃいました。

 クラフトを通してこのような方々とつながりができ、私たちの活動にも共感や賞賛の声をいただいています。

 さらに、“つくり手”の顔を知ることで、素材を大切に使う意識がわいてきます。尋ねれば、経験からのアドバイスをもらえ、作品の背景として参加者にも伝えることができますし、購入することで“つくり手”を応援することにもなります。

このように、「簡単に購入しよう」と考えていると難しく感じる素材探しですが、私達が意識を広げて求めていけば、きっとそこには、素晴らしい出会いや学びが待っていて、私達の活動が拡がっていくきっかけにもなっていくと考えています。
(SNIクラフト倶楽部 部長 吉田憲司)


*1 「樋口製材」https://higuchi-seizai.com/
*2 「アナンダ」https://www.ananda.jp/index.htm
*3 「ミュッター」http://www.mothers-mutter.com/html/newpage.html?code=32
*4 「株式会社まっち」https://match-japan.com/JP/index.html
*5 「あじわい百花蜜」http://www13.plala.or.jp/ajiwaihyakkamitu/index.html

草木染めっておもしろい!?

突然ですが、今あなたが着ている洋服は、何色でしょうか。
そして、どのような染料でその洋服を染めているかご存じでしょうか。

今回ピックアップするのは、「草木染め」です。
「自然染め」「天然染め」「植物染め」とも呼ばれています。
自然界にある天然のもの、たとえば花、草、野菜、木の実など、
身近にあるもので布を染めます。
草木を煮出してつくった染液に、天然素材の糸や布などの材料
《コットン(綿)やシルク(絹)、ウール(羊毛)》などを入れて染めるのです。

ちなみに、草木染めという言葉は、比較的新しい言葉で、
名付け親の山崎斌さんは、昭和7年に「草木染」という言葉を一度商標登録しましたが、
「草木染を愛する人に自由に使用してもらいたい」という思いから商標権を放棄された、と言われています。


染色文化の歴史

染色文化の歴史は古く、原始的な手法での染色は、
一説によるとエジプトのピラミッドでは4000年以上も前に、
中国では紀元前3000年頃、ヨーロッパやインドでは紀元前2500年頃から行われていたことが分かっています。
日本では、紀元前1400年頃から植物や貝紫などで染色が行われてきたとされています。


合成染料と天然染料

1856年、約160年前にロンドンにて「合成染料(化学染料)」が世界ではじめて誕生します。
天然染料よりも安価で手軽な合成染料は、世界の染色技術の主流となっていきます。
現在も流通している商品の9割以上が「合成染料染め」になります。
おそらく、みなさんが持っている洋服も、合成染料で染められたものが多いのではないでしょうか。

「合成染料」が普及した背景には以下のような理由があります。

1)染料自体の質を安定して供給できる。
 これによって毎回同じ色が染められるようになりました。

2)安価である
 草木染めは植物を育て、収穫し、煮煎じるなど、とても手間がかかります。収穫や栽培、人件費、光熱費もいれるとそのコストは合成染料の100倍以上とも言われます。

3)長期保存ができる
 合成染料にも保存期限が有りますが、たいていは2-3年程保存ができます。草木染めの場合、鮮やかな色を染めようとすると採取してすぐに使わなければならないということもあります。また、草木染めは季節によって染められる色も限られてきます。

こういった点から、合成染料が世界で主流となりました。
しかしこれは、あくまでも製作者目線においての「良いこと」です。
安い値段で、同じ色をいつでも染められるので、大量生産に向いているということです。


一方で、「草木染め」の良いところも考えてみます。

1)安全性が高い
化学染料の中には危険なものもあります。
過去に使われていた化学染料で現在は使用を禁止されているものもたくさんあります。
その点、草木染めは自然界の物を使って染めるため、安全です。

2)環境に優しい
染色には水をたくさん使い、染色後に排水します。
合成染料の染織排水は環境汚染の原因となります。
草木染めは植物を煮煎じた物を使うので、熱湯のまま川に流すなどをしなければ環境を傷つけてしまうことはまずありません。

3)複雑な色合いが出せる
人工的に作られる分、安定した色が出る合成染料。
そのため、グラデーションなど微妙なニュアンスの色合いを出す場合、数種類の染料を調合する必要があります。

一方の草木染めは、もともと染料の中に様々な色素が混ざっているため、淡いグラデーションや色をいくつも重ねたような風合いなど、複雑な表現ができるのです。


手仕事の楽しさを知って、買い物を考える。

私たちSNIクラフト倶楽部では、
自然からもらった環境に優しい素材を使って、
少しめんどくさいと思うことも丁寧にクラフトすることを大切にしています。

わたし(松尾)はこの草木染めに初めて挑戦したことで、
手仕事の尊さと、楽しさを再確認することができました。

すべて自分で染めた服や布でなければいけない、ということではなく、
安く、大量に購入した衣服が、どんなプロセスで染めて造られ、
販売されているかを、前よりも知ることができ、
考えて衣服を買うきっかけもになったと思います。

今回タマネギの染液で染めたハンカチ。模様ひとつひとつが違って愛着がわきます

草木染めが楽しいとわかったので、
次はどんな植物や野菜などで染めてみようか、ひとつ楽しみが増えたのでした。

(SNIクラフト倶楽部 松尾純子)

探す・試す・考える 素材にこだわったクラフト

前の記事でもご紹介した
亜麻(リネン)×和紙糸の食器洗いクロス

この手作り食器洗いクロスができるまで、
素材・材料選びから、使い心地の検討まで、
さまざまな苦労があったと教えてくれたのは、
SNIクラフト倶楽部のメンバーでもある
ブランドネーム「手作り雑貨ふわふわ工房」さんこと、近藤弥栄子さん(山梨在住)。

今回は、近藤さんご本人にお話を聞いてみました。

試行錯誤すること約3ヶ月

-この食器洗いクロスを手作りしようと思ったきっかけはなんですか。

近藤:
「全国のSNIクラフト倶楽部の方々が作る自然素材たわしの作品をみて、
エコたわしを作りたいと思ったのが始まりです。
ただ、麻紐は食器やフライパンが傷つかないのかな?と思い、
柔らかい生地を探すことにしました。
近所に手芸用品店がないので、

忙しい仕事・育児・家事の合間をぬってインターネットで生地を探す日々が続きました。」

-これまでどんな素材を試してみたのでしょうか。

近藤:
「最初に購入したのは、国産の麻100%の生地で、食器を洗った時に汚れが目立たない緑色を選択しました。(少しお高めの生地)
届いてみると、サラサラの質感でブラウスなどが作れそうな上質なものでした。

でも、せっかく注文したので、一応クロスを作って食器を洗ってみました。目が細かい生地だったので、水を含むとかたくなり、すべらないので、とっても洗いにくいことが判明!しかも、緑色の麻の繊維が出てきて、これは諦めました。」

-なるほど。

近藤:
「その後もネットで引き続き探し、次に注文したのは、THE麻!という感じのジュード生地です。こちらは、はさみでカットすると繊維がホロホロとほどけてきて、縫う時でさえも扱いにくく、
食器洗いにしたら、かたすぎて、器やコップの隅が全く洗えないので、こちらも諦めました。
(現在は、布の4辺を三つ折りに折り込み、 ぼろぼろとほつれないように縫って、シンクや排水溝を洗うクロスとして活躍しています)」

近藤:
「それでも諦めきれず、布製の食器洗いなどを検索していると、タテ糸は亜麻(リネン)、ヨコ糸は和紙のワッフル生地を発見しました。
お試し用に生地を購入して、早速作ってみると、今までで一番いい! 
主人の感想も洗いやすい!と高評価でした。」
(ただメーカーに問い合わせた所、製造は日本国内ですが、

リネン繊維と、和紙糸にする繊維は国産では無いため、輸入しているとのことです。)

-聞くところによると、ミシン糸もこだわったらしいですね。

近藤:
「そうなんです。普段使っているミシン糸をよーく見ると、
ポリエステルと表記されていて。
糸まで気にしていなかったと気づき、
日本製のコットンのミシン糸に変え、
すべて自然素材の材料を使うことを心がけました。」

-近藤さん、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。


1人の行動が、まわりにも良い影響が

様々な生地や素材を試しては考えること、なんと約3ヶ月間。

この食器洗いクロス、
今では、生長の家“森の中のオフィス”内にある「SHOPこもれび」でも販売されるほか、

地元のワークショップ等で、
近藤さん自ら知人友人に作り方をにレクチャーするなど、
自然素材の食器洗いクロスの輪が、徐々に拡がっています。

また、普段インターネット上で交流する
SNIクラフト倶楽部の仲間も興味を持ち、
「自分も作ってみたい」という声も上がっています。

時間をかけ、試して作る。そして使い心地のよいものが良い

地球の未来を守りたい。
だから自然に優しい素材にこだわりたい。

そして、毎日使うものだから、使い心地がよく、
お手入れもしやすいものが良い-

地球環境の目線にも、
使う人の目線にも立った、アイディアが込められたクラフト。

そのために、時間をかけて何度も作り、試しては考え、再度作ってみる。
この繰り返しが、自然にも人にも優しいクラフトに繋がっていく-

お話を聞き、そう改めて感じるのでした。

(SNIクラフト倶楽部事務局 松尾純子)

つくってみよう♪亜麻(リネン)の食器洗いクロス

以前ご紹介しました「自然素材の食器タワシを作ってみた」に続き、
キッチンで活躍する食器タワシのシリーズ第2弾です♪

自然由来の素材でできているもの(自然からお裾分けしていただく)、
長く大切に使ったあとは自然(土)にかえるもの、
という視点で、毎日の食器タワシも選んでみてはいかがでしょうか。

例えば、綿、麻、へちま、シュロなど・・・。
身の回りには、天然素材でつくれる日用品がたくさんあります。

そこで、
今回は、亜麻(リネン)×和紙糸でできた食器洗いクロスをご紹介します。
生地がポコポコしていて、汚れが落ちやすく、
乾きも早いので衛生的なこのクロス。使い勝手もよくておすすめです♪

また、この亜麻(リネン)×和紙糸の食器洗いクロスを作った
SNIクラフト倶楽部のメンバーのひとり、
「手作り雑貨ふわふわ工房」さんこと、近藤弥栄子さん(山梨在住) に
お話を伺うことができました♪
素材・材料選びから、使い心地の検討について、
とっておきのエピソードを教えてくれました♪
 →探す・試す・考える 素材にこだわったクラフト


亜麻(リネン)×和紙糸の食器洗いクロス の作り方

まずは材料

① タテ糸は亜麻(リネン)、
ヨコ糸が和紙糸のワッフル生地(日本製・繊維は輸入)を用意します。

② 綿100%の縫い糸
今回はオーガニックコットン100%の糸を使用しました。


③ 麻テープ(タグ部分)


  ④ スタンプ用のインク(環境に優しいインク)


作り方

① タグ部分の麻テープにを二つ折りし、輪部分の方に好きな柄をつけます。
今回は、ハンコとスタンプ用インクでハート柄をつけました。
このとき、端部分に柄をつけても、あとで縫い付けて内側に入ってしまうので注意です。
その後、着色を安定させるためにアイロンを15秒ほどあてます。(ドライ)

一番最後は、このようにタグの端は
内側に縫い込みます。
スタンプを押すのは輪の方にどうぞ

② ワッフル生地を半分に折ります。このとき、裏表は気にせず折ります。

③ 上部分の端から2目くらいのくぼみに印をつけます。
ココを横方向へ、なみぬいで縫っていきます。
最後までいったら、返し縫いします。

④ 同様に、下部分の端から2目くらいのくぼみに印をつけ、横方向に縫っていきます。上記③参照です。

⑤ 上と下が縫えたら、ひっくり返します。
アイロンをかけます(スチーム)。

まだ縫っていない縦側の端を、内側に1センチほど折り返し、その跡をつけるようにアイロンをあてます。跡がついたら全体的にアイロンします。

⑥ 初めに①でつくったタグを、縫い付けます。縫い目が目立たないので、なみぬいでざくざく。

赤いハートのスタンプがすれちゃった(涙)

⑦ かがり縫いで口を閉じていきます。タグ部分は縫い目が目立たないよう上からなみぬいします。糸を始末したらあと一息!

⑧ 最後にアイロン(スチーム)で形をととのえます。完成♪


使う時のポイント

・吸水性がいいので、縮んで一回り小さくなります。
・使用後はしっかり絞って乾かして下さい。
・油が落ちない場合は、環境に優しい洗剤をお使いください。(泡立ちません)
・定期的に天日干しにしたり、煮沸消毒すると衛生的です。

いろんな自然素材のタワシを使い分けてみよう

食器洗いは、
「洗浄力の高い洗剤×泡立ちの良いスポンジ」が
当たり前になってきている現代。

ですが、泡立ちの良いスポンジはプラスチック製の物がほとんどで、
・限りある地下資源(石油)によって大量生産されている
・ 洗いながら、生分解しないマイクロプラスチックを川や海に流してしまう
などの問題があります。

洗浄力の高い洗剤については、
ここでは詳しく説明しませんが、化学成分を使っているため、
水質を汚染し、微生物を初めとした生物に悪影響を与え、
生態系を壊すなどの問題があります。

そのため、今回の亜麻に限らず、
綿、麻、へちま、シュロなど、いろんな自然素材のスポンジやタワシを、
目的や用途に合わせて使い分けてみてはいかがでしょう。

少しめんどくさいなと思えることも、
ちょっとした環境への思いやりによって、
地球環境を守ることに繋がりますね♪

(SNIクラフト倶楽部)

想いを込めて しおりに紙刺繍

紙刺繍をご存知ですか

日本ではあまり聞き馴染みのない方も多いかもしれませんが、
海外では昔から親しまれていました。

紙・糸・針と、シンプルな道具で、すぐに始められるのがいいですね。
メッセージカードや封筒、ノート表紙、しおり、インテリアの飾りにと、
アレンジが無限大なところも魅力的です。


そしてなにより、自らの手で一針一針ていねいに刺繍するその時間や、
大切な方への贈り物に込めたあたたかい気持ちが、
慌ただしく過ぎていく毎日の中で、
とても大切なものと感じることができます。

紙刺繍をやってみよう

【材料・道具】

○糸(刺繍糸、普通の糸、毛糸など)
・・・今回は日本製のコットン100%の刺繍糸を使用しました。
自然に優しい道具や材料を選ぶことをおすすめします♪

○針(糸の太さに合わせたものを準備)
・・・今回は刺繍針を使用

○紙(画用紙やカードなど)
・・・お好きな紙を用意しましょう。自宅にあるものでOK!
環境に良い竹製の紙や、自分で作った和紙などを使ってもいいですね。

最低限必要な材料・道具はこの3点のみです。
一般的な裁縫道具を持っている方であれば、
その日に始めることができますよ。


ほかには、自ら好きな形に紙を切って、
色を塗ったり、リボンを通す方法も。
また、何人かで集まって行うと、
色々なアイディアも生まれ、紙刺繍をもっと楽しめるでしょう。


【作り方】

①紙を用意

今回は、
『46億年のいのち』(白鳩会総裁・谷口純子先生著/宗教法人「生長の家」刊)に付いている
「オリジナルしおり」に紙刺繍をしました。

※「オリジナルしおり」は書籍1冊につき1枚付きます。(絵柄は4種類・どれになるかはお楽しみです)

かわいい絵柄には、刺繍がしやすいように 針を入れる目安の点がついています。

ほかにも、好きな紙を自由に切ったり、好き色を塗ってもOK!


②  紙に針で穴をあける

図の上から、針や目打ちで穴をあけていきます。
いきなり紙に刺繍をすると、手に力が入って、紙にしわが出来たり、針で指を指してしまうことも。
あらかじめ図の点を基準に針や目打ちで穴をあけておきましょう。

~Point~
1)穴をあまり大きくあけない(糸が抜けてしまいやすくなるため)

2)適度な間隔を取って穴をあける(間隔が狭いと糸を通した時に紙が破れてしまい、刺繍ができなくなるため)

3)段ボール板やマットを敷く(テーブルなどが傷つかないようにするため、穴を開ける時に力を入れやすくなるためオススメです)


③  針に糸を通す

今回は刺繍糸を使用しました。
絵柄と完成イメージの好みにあわせて、
刺繍糸の束から2本、3本または6本と取ります。


④  穴に糸を通していく

糸は玉結びをして裏で留めておきます。
玉結びができなかったり、裏面がゴロゴロして気になる場合は、
テープなどで糸端を 留めておくことをおすすめします。

今回は「バックステッチ」で線を描いていきます。
1)一番端の穴からひとつ隣の穴に糸を通す
2)一番端の穴に戻るように糸を通す
3)最初に糸を通した穴の、ひとつ隣の穴に糸を通す
4)最初に糸を通した穴に戻るように糸を通す
※ひとつ隣の穴へ、ひとつ戻って、を繰り返す


⑤ 最後まで刺繍したら

最後まで刺繍をしたら、玉止めか、テープで留めます。

裏面がゴロゴロして気になる場合は、
同じサイズの紙をもう一枚用意し、裏面側から貼って隠すと見た目も良く、
糸も抜けにくいため、おすすめです。


ちょっとした工夫で想いを込めて

メッセージカードやしおりに紙刺繍
すこしの工夫で、ギフトとして受け取った人はもちろん、
紙刺繍をしたあなたも、きっとやさしい気持ちになれるはずです。

簡単な道具で作ることができます。
ぜひトライしてみませんか。

(SNIクラフト倶楽部)

自然素材の食器タワシを作ってみた

朝・昼・夜、食事後の食器洗い。

食器を洗うスポンジ・タワシは、
家事でいつもお世話になっているアイテムです。

スポンジを買うとき、あなたは何を基準に選んでいるでしょうか。

安さ?

汚れ落ち?

それともデザインや可愛さ?

今日は、食器を洗うタワシを自然素材で作ってみたお話を紹介します。


スポンジはプラスチックでいっぱい

食器を洗うスポンジのほとんどは、プラスチックで作られています。

食器洗いスポンジの定番の素材、ウレタン・ポリウレタン
主にネットタイプのスポンジに使用されているポリエステル・ナイロン
「洗剤を使わなくてエコ」と言われてきたエコタワシのアクリルなど。

これらはすべて、石油由来の資源から作られています。

使用していくうちに、ゴシゴシと擦れたスポンジ表面・毛羽立ったアクリル、
ほつれたネット等、小さなプラスチックの粒子や繊維が、排水溝へ流れて、
マイクロプラスチックによる海洋汚染の問題にも繋がっています。


自然素材でできたタワシ

かわいい、カラフル、安い、まとめ買い・・・
ついまぁいっかと思って手軽にスポンジを買う人も多いかもしれません。

ですが、

風に飛ばされたり下水に流されたプラスチック製品のほとんどは、
土に還らずに土壌汚染・海洋汚染の原因になります。

一方、もしも土壌や河川、海に流れても
(そうならないようポイ捨てをしない、ゴミを正しく分別する等が大切ですが)
天然素材の場合は自然界に還るので、環境に優しい面もあります。

そんな視点で、毎日の食器タワシも選んでみてはいかがでしょうか。

例えば、綿、麻、へちま、シュロなど・・・。

身の回りには、天然素材でつくれる日用品がたくさんあります。

オーガニックコットンでタワシを編んでみた

今回使ったのが、日本製のオーガニックコットン100%の毛糸です。

できるだけ地球環境に負荷が少ないものを使いたくて、

一定の期間、薬や化学肥料を使用していない農地で、
農薬や化学肥料を使わずに栽培されたオーガニックコットンの毛糸
を選びました。

また、この毛糸は植物の花びら、葉、茎、種、実などから抽出した染料を使用した、ボタニカル染めの糸です。

ワークショップのイベントを2回開催。たくさんの人とあみあみ。
5月にもまたイベントをします。

 今回はストロベリー・レモン・ブルーベリーのカラーを用意しました。

材料・道具

・毛糸玉(合太)2色・・・毛糸が細いので、2本取りで編みました
・かぎ針 3/0~5/0号
・とじ針(なくても大丈夫)
・ハサミ

作り方

かぎ針編みのエコタワシを作るときと同じです。
初めての人は、正方形がオススメです。

かぎ針でつくる食器タワシの作り方
※サイトの素材はアクリルですが、作り方のご参考としてどうぞ。
 毛糸は自然素材をおすすめします。


1.まずはじめに
  かぎ針の持ち方、毛糸の持ち方

2.鎖編みで作り目を20~25目編みます。(紹介したサイトでは16目編むとなっていますが、今回は毛糸が細いため、多めに編みました)
 ⇒作り目の仕方

3.2段目を細編み(こまあみ)で編んでいきます。このとき、立ち上がりの鎖を1目編むのを忘れないようにします。
 ⇒細編み(こまあみ)の基本

4.上記2.の細編みを20~25段編みます。正方形、またはお好きな大きさまで編み進めます。

5.タワシ部分が完成しました。
取っ手のひもをつけたい場合は、鎖編みを10目ほど(好きな長さで)編みます。
 ⇒ひもの付け方 (リンク先サイト:正方形の作り方の⑥~⑩を参照)

6.最後の糸処理をします。
数センチ残っている糸を始末します。
とじ針がない場合は、かぎ針でも代用できます。
 ⇒糸の始末

完成です!!


他のかたちにもチャレンジ

いろんな自然素材のタワシを使い分けてみよう

実際にコットン(綿)毛糸のタワシを使ってみると、柔らかめのタワシです。

洗剤を使わずに食器を洗えます。
もし洗剤を使うなら環境によいものがオススメです。

これまで、「便利・早い・簡単」の生活に慣れてきた現代の生活。
食器洗いも、「便利・早い・簡単」と謳われたプラスチック製のスポンジで、
ごしごし・どんどん・すいすい洗ってきました。

ですがその「便利・時短」の裏側
プラスチック製のスポンジ・タワシは限りある石油資源を使っていること、
洗いながら海や川を汚している問題が隠れていることを知りました。

ここでひとつご提案です。

自然素材のスポンジ・タワシを、
目的や用途にわけて使い分けてみてはいかがでしょう。

たとえば・・・
綿は少ない汚れのお皿、
麻やヘチマは多少の汚れ、
シュロ素材の亀の子束子はお鍋や目・溝がある調理器具など。
(あくまでも個人的な感覚の使い分けです。
もっと良い方法があったら教えて下さい☆)

わざわざスポンジやタワシを持ち変えるのがめんどくさい!
と思うかもしれませんが、

そのめんどくささと、
ちょっとした環境への思いやりが、

毎日の食器洗いという習慣が変わり、
地球環境を守ることに繋がるんだなぁ

そう感じました。

           今回ワークショップで配ったメモ

(SNIクラフト倶楽部)

キッチンで活躍☆ミツロウラップをつくろう

おにぎりを包む、お皿にかける、食材をつつむ。
毎日キッチンまわりで使用しているプラスチック製のラップ。

しかしプラスチック製ラップは、
主にポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどが
原材料になっています。

燃やすとダイオキシンの発生につながり、
様々な添加物が使われ、使い捨てのためゴミとなってしまいます。

そこで、自然に優しく
できるだけ地球環境に負荷が少ないもの
自分で手作りできないだろうかと思い、
ミツバチの巣を構成する蝋を精製した「ミツロウ」と、
国産オーガニックコットン生地で、
繰り返し使えるミツロウラップを作ってみることにしました。

今回材料として選んだのは、国産のオーガニックコットン生地2種と、
日本ミツバチのミツロウ(山梨県山梨市のあじわい百花蜜さん)です。

貴重な日本ミツバチのミツロウ

これまで使い捨てしてきたプラスチック製のラップから、
繰り返し使える、さらに自然素材のラップを使用することで、
毎日の食事も楽しくなりそうです♪

わたしは、こんな時にミツロウラップを使っています
・おむすび、サンドイッチ、果物、お菓子等を包んでおでかけのおともに。
・お料理したあと、お皿にかけて冷蔵庫へ。
・野菜を包んで冷蔵庫または常温で保存にも。
・適度な通気性があり、ミツロウには抗菌作用もあるので食品を新鮮に保てます。

材 料

①ミツロウ
(一人あたり17グラム~足りない場合は少量足しながら。
下記② のサイズより小さい布・異なる厚みの場合、ミツロウの量が変わってきます。)

②布
(今回は35㎝×35㎝の正方形サイズを使用しました。生地の厚さは普通または厚すぎないもの)

③布切はさみ
(ピンキングハサミがおすすめです。糸がほつれにくくなります。)

④アイロン

⑤クッキングシート

⑥アイロン台(またはダンボールの上にタオルをかける)

⑦新聞紙

⑧古くなったタオル

⑨お湯

事 前 準 備♪

・食品にふれるため、布を「事前に水通し、乾かしてアイロンをかけておく事」をおすすめします。
・ミツロウが付いた手肌やアイロンの裏、はさみを簡単にぬぐうための「古くなったタオル」「お湯」を用意しておくと、便利です。

作り方はこちらから

①生地を裁断します。ピンキングハサミを使うと糸がほつれにくくなります。
今回は35㎝×35㎝の正方形サイズにしました。

②ミツロウを削ります。
うすーく、こまかく削るのがポイントです。
アイロンで染みこませやすくなります。
刻んだミツロウが大きい・厚いと、熱で溶かしたときにムラになりやすいです。

③アイロンの熱でミツロウを溶かし、伸ばしていくように生地に染みこませていきます。使用する生地のサイズと厚さで、ミツロウの量が変わってきます。
(一人あたり17グラム~ 足りない場合は少量ずつ足しながら)

アイロンの温度は、「低」~「中」に設定します。
他のミツロウラップ作りWEBサイトさんでは、「高」としているところもありますが、融点は64度前後のため、どちらでも仕上がりに問題はないと感じました。
ただ、使用する布の素材によって、高温だと適さない素材もありますのでご注意です。自然素材の綿や麻の素材は高温でも大丈夫ですよ。

④全体的に染みこませたら、多くミツロウがついているところにアイロンをあて、 まだミツロウが少ないところに伸ばしていきます。また、ミツロウが多いところは、アイロンのエッジのところでぐいぐいと掻き出してあげると、ムラが均一になります。

⑤生地を乾かします。ミツロウの融点は64度前後です。手に持った状態で30秒程すると自然に乾きます。

⑥実際に食品をつつむ前に、水洗いをおすすめします。

⑦たたむのOK!
ぴーんと堅い状態ですが、食品やお皿を包むときに、手のあたたかみでほんのり柔らかくなります。

ワンポイント♪

・アイロンにミツロウがついてしまった場合は、
作業後に①濡らした雑巾に、②熱したアイロン(スチーム機能があるものはスチームを出して)を①の雑巾にあてます。熱で溶けたミツロウを雑巾で拭き取ります。アイロンの表面の小さな凹みに入ったミツロウは、綿棒で取ることができます。

・熱に弱いので、電子レンジでチンや温かいもの(作りたてのおかずや炊きたてのご飯等)を包むのは避けましょう。

・水で洗って何度でも使えます(お湯で洗うとミツロウが溶けてしまいます)。

・環境に優しい食器用洗剤と、柔らかいスポンジで優しくなでるようにして、洗うこともできます。

・ミツロウが溶けるので、酸性の強い食材(柑橘系の果物等)を直接包むのは避けましょう。

・使用後は、自然乾燥した上で保管しましょう。直射日光を避け、風通しの良い場所で保管してください。

今回ワークショップに参加したみなさんに配付したカード

(SNIクラフト倶楽部)

“森の中の交友会”2016が開催されました!

去る、12月14日に、国際本部“森の中のオフィス”で、職員とその家族を対象とした“森の中の交友会”が開催されました。

このイベントは、自作の手づくり品をプレゼントとして出品し、イベント当日には、他の誰かが作ったプレゼントをいただくというもので、2014年に第一回が開催されて以来、毎年クリスマスシーズンに、職員同士(家族を含む)の親睦を深める機会として開催されてきました。

「“手づくり作品”をプレゼントする」という、クラフトの要素が主として開催されているこのイベントですが、3回目となる今年は、SNIオーガニック菜園部SNI自転車部の協力をいただいて、さらに充実した内容として開催することができました。

「ノーミート、低炭素の食生活」「省資源、低炭素の生活法」「自然重視、低炭素の表現活動」の3つの要素が生かされた本イベントの一部を、皆さまにご紹介いたします。

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