娘の披露宴を手づくりで演出

 結婚が決まった三女から、披露宴会場のウェルカムコーナー作りを頼まれました。娘からは和風と洋風、2つのコーナーを作りたいという希望があり、洋風の方はオーガンジーなどで白とピンクのバラの花を作り、それをハート型の段ボールに隙間なく貼って、飾りました。

布のバラをハート型のダンボールに貼って飾った

 和風コーナーは、和紙や折り紙を使って、花くす玉やブーケ、祝い鶴などを作りました。その他には、ウェルカムボードのキットを完成させたり、小物を準備したりしました。その際、1回しか使えずリユース出来ないものや、プラゴミになるバルーンなどは避けました。
 今回の飾り付けで使ったものの中には、ウェディング関係のリユース品を扱うサイトで、三女が購入したものもあります。そのサイトでは“お古”ではなく“幸せのリレー”という言葉で商品が紹介されていて、素敵だなと思いました。

三女の披露宴会場の和風ウェルカムコーナー。中央の額、和紙の花くす玉、花束、祝い鶴などを手づくりした。
手づくりした花くす玉、花束、祝い鶴

 一連の準備期間中、試行錯誤を繰り返す毎日ではありましたが、それよりも手伝わせてもらえる喜びの方が大きくて、こんな機会を与えてくれた娘に感謝の思いでいっぱいです。

(H・N SNIクラフト倶楽部)

『白鳩』誌No.110(2019年5月号)「つくる、祈る、日々の生活 No.34」

※この記事は2019年に執筆したものです

物作りで得られる心豊かなひととき

 この春、晴れて高校生になった姪へ、入学祝い金を包むためののし袋を作った。のし袋を作るには時間がかかる。「お金を払って物と時間を買う」か、それとも「時間をかけて手作りする」か迷うところだ。今回は、お祝いを渡すまでに時間があったので、手作りすることにした。時間がない時は購入することもある。でも、なるべく家にある物で作るように心がけている。


 忙しい毎日を過ごしていると、物作りに時間をあてるのが難しいこともある。こののし袋が完成するまでには、2週間近くかかった。まとまった時間が取れない日が続き、空いている時間に少しずつ作っていったからだ。

Kさんお手製ののし袋。立体的な花は、花の形に画用紙を切り、丸箸などを使って花びらを外側にカーブさせて作る


 私はよくぽち袋を作る。だが、安くて可愛いぽち袋はいくらでも売られている。でも私は作る。素材を選べて、作る楽しみも味わえるからだ。好きな香りを楽しみ、心地よい音楽を聴き、深く呼吸をし、心穏やかに物作りをする。これが私の癒やしの時間なのだから。


(N・K SNIクラフト倶楽部)

『白鳩』誌No.98(2018年5月号)「つくる、祈る、日々の生活 No.22」

※この記事は2018年に執筆したものです

【つくり方】想いを込めて しおりに紙刺繍

紙刺繍をご存知ですか

日本ではあまり聞き馴染みのない方も多いかもしれませんが、
海外では昔から親しまれていました。

紙・糸・針と、シンプルな道具で、すぐに始められるのがいいですね。
メッセージカードや封筒、ノート表紙、しおり、インテリアの飾りにと、
アレンジが無限大なところも魅力的です。


そしてなにより、自らの手で一針一針ていねいに刺繍するその時間や、
大切な方への贈り物に込めたあたたかい気持ちが、
慌ただしく過ぎていく毎日の中で、
とても大切なものと感じることができます。

紙刺繍をやってみよう

【材料・道具】

○糸(刺繍糸、普通の糸、毛糸など)
・・・今回は日本製のコットン100%の刺繍糸を使用しました。
自然に優しい道具や材料を選ぶことをおすすめします♪

○針(糸の太さに合わせたものを準備)
・・・今回は刺繍針を使用

○紙(画用紙やカードなど)
・・・お好きな紙を用意しましょう。自宅にあるものでOK!
環境に良い竹製の紙や、自分で作った和紙などを使ってもいいですね。

最低限必要な材料・道具はこの3点のみです。
一般的な裁縫道具を持っている方であれば、
その日に始めることができますよ。


ほかには、自ら好きな形に紙を切って、
色を塗ったり、リボンを通す方法も。
また、何人かで集まって行うと、
色々なアイディアも生まれ、紙刺繍をもっと楽しめるでしょう。


【作り方】

①紙を用意

今回は、
『46億年のいのち』(白鳩会総裁・谷口純子先生著/宗教法人「生長の家」刊)に付いている
「オリジナルしおり」に紙刺繍をしました。

※「オリジナルしおり」は書籍1冊につき1枚付きます。(絵柄は4種類・どれになるかはお楽しみです)

かわいい絵柄には、刺繍がしやすいように 針を入れる目安の点がついています。

ほかにも、好きな紙を自由に切ったり、好き色を塗ってもOK!


②  紙に針で穴をあける

図の上から、針や目打ちで穴をあけていきます。
いきなり紙に刺繍をすると、手に力が入って、紙にしわが出来たり、針で指を指してしまうことも。
あらかじめ図の点を基準に針や目打ちで穴をあけておきましょう。

~Point~
1)穴をあまり大きくあけない(糸が抜けてしまいやすくなるため)

2)適度な間隔を取って穴をあける(間隔が狭いと糸を通した時に紙が破れてしまい、刺繍ができなくなるため)

3)段ボール板やマットを敷く(テーブルなどが傷つかないようにするため、穴を開ける時に力を入れやすくなるためオススメです)


③  針に糸を通す

今回は刺繍糸を使用しました。
絵柄と完成イメージの好みにあわせて、
刺繍糸の束から2本、3本または6本と取ります。


④  穴に糸を通していく

糸は玉結びをして裏で留めておきます。
玉結びができなかったり、裏面がゴロゴロして気になる場合は、
テープなどで糸端を 留めておくことをおすすめします。

今回は「バックステッチ」で線を描いていきます。
1)一番端の穴からひとつ隣の穴に糸を通す
2)一番端の穴に戻るように糸を通す
3)最初に糸を通した穴の、ひとつ隣の穴に糸を通す
4)最初に糸を通した穴に戻るように糸を通す
※ひとつ隣の穴へ、ひとつ戻って、を繰り返す


⑤ 最後まで刺繍したら

最後まで刺繍をしたら、玉止めか、テープで留めます。

裏面がゴロゴロして気になる場合は、
同じサイズの紙をもう一枚用意し、裏面側から貼って隠すと見た目も良く、
糸も抜けにくいため、おすすめです。


ちょっとした工夫で想いを込めて

メッセージカードやしおりに紙刺繍
すこしの工夫で、ギフトとして受け取った人はもちろん、
紙刺繍をしたあなたも、きっとやさしい気持ちになれるはずです。

簡単な道具で作ることができます。
ぜひトライしてみませんか。

(SNIクラフト倶楽部)

新聞紙で作るエコバッグ

【つくり方】新聞紙でつくるエコバッグ

◆用意するもの

新聞紙3枚(本体部分で2枚、持ち手で1枚)

のり

はさみ

◆作り方

(1)完成した時に外側に見せたい方を下にして、2枚重ねて広げる。

※1枚でも良いが、2枚重ねた方が、丈夫なバッグに仕上がる。

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(2)日付の下の線(1.5㎝程度)を谷折りにする。

※このとき2回折り返すと、強度が増します。

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(3)(2)の折り目まで、新聞紙の下半分を引き上げ、谷折りにする。

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(4)(2)で谷折りした部分に、のりをつける。

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(5)(4)で糊付けした部分を谷折りして、貼り合わせる。

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(6)左右を折って中央で重ね、一方の輪のなかに、もう一方を20㎝程度差し込む。

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(7)ゆがまないように整え、差し込んだ部分をのりづけして貼り合わせる。

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(8)左右の折り目を、しっかりとつける。

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(9)下半分を、上に折り返して、谷折りにする。

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(11)折り返した上部の輪をひろげ、きれいな三角形になるように折る。

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(12)(11)の下部と上部を写真のように折り返して、折り目をしっかりつける。

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(12)一度広げて、折り返した時に重なる部分にのりをつける。

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(13)再び折り返して、貼り合わせる。

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(14)バッグ本体が完成。

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(15)開いた新聞紙(1枚分)を、写真のようにハサミで切る。

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(16)大きい方の新聞紙の端を、直角二等辺三角形になるように折り返す。

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(17)折り返した部分を、さらに5mmほど折る。

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(18)(17)で折り返した部分から、くるくると巻いていき、最後に糊付けをして固定する

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(19)同じ手順で、2本ひもを作る。

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(20)小さいほうの新聞紙の下半分を折り返す。

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(21)折り返した間に、ひもをUの字にして差し込む。

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(22)のりで貼り合わせる。

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(23)同じ手順でもう一つ作る。

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(24)写真のように、全面にしっかりとのりをつける。

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(25)本体の内側に、中心部分を合わせながら、1.5㎝ほど下部に貼り合わせる。

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(26)完成!

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作ること。祈り、信仰…

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3月のある日、妹からのLINEで、2歳の姪っ子の動画が送られてきた。

一所懸命料理を手伝う姿にきゅーん……。

そんな姪っ子に手作りのエプロンをプレゼントしようと決意。

姪っ子のかわいい笑顔を思い出しながら、生地を選んでパターンをひき、そして縫う。

簡単な作りだけど、きっとすぐに大きくなるから……。

季節は春。
でも、まだ寒いので薪ストーブを焚き、時々外の雪を眺めながら、姪っ子を思い、縫う時間。

幸せに、元気いっぱいに育ってほしい——これが祈りでなくてなんだろう。

何もしなければただ過ぎていく1日が、姪っ子の健やかな成長を願う特別な1日として心に刻まれた。

暮らしをていねいに一つずつ。

こういうことが、今の時代に必要とされているのかもしれない。

(岡田香利・SNIクラフト倶楽部)

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白鳩誌No.76 2016年7月号より