アメリカ合衆国伝道本部でISO14001認証を取得

ニュースリリース

2011.01.09

北米の宗教団体では、先駆的取り組み

昨年11月30日、生長の家アメリカ合衆国伝道本部(カリフォルニア州ガーデナ市)では、環境管理の国際規格であるISO14001の認証を取得しました。

国際的な審査機関である「BSI」社(本社、イギリス・ロンドン)によると、北米の宗教団体では前例が見当たらないということです。海外の布教拠点ではブラジル伝道本部に続く快挙となりました。
認証の対象となったのはアメリカ合衆国伝道本部で、職員、土地、建物、設備、また布教・事業活動に関連する環境保全活動のほか、同所在地である南カリフォルニア教区に関連する活動も含まれています。
同伝道本部では、ISO14001の認証取得を目指し、2004年1月に委員会を設立し、承認取得のための準備を始めました。2008年、国際本部(東京・原宿)の運動方針において2011年度までに同認証を取得することを明記し、具体的な取り組みを開始。理事会等で意識統一を行い、2009年10月には国際本部の「環境マネジメントマニュアル」を参考に同国版を作成。2010年6月からは全職員を対象に週1回ISO勉強会を開催して認識を深め、目標に掲げた紙の削減、電力消費の削減、職員等の移動に伴う環境負荷の削減に力を入れてきました。
一方、国際本部のISO推進支援部では、ウェブカメラを利用するなどして取り組みを支援してきました。同伝道本部は、昨年9月10日の1次審査、10月19、20日の2次審査を経て、11月30日付けで「ISO14001」の認証を取得しました。