去る2022 年2⽉24 ⽇にロシアが国際法を無視してウクライナへの軍事侵攻を開始したことにより、ウクライナの多くの人々の命が失われ、安全を求めて国内外に避難する人々が増え続けています。本日、宗教法人「生長の家」は、ウクライナの人々を支援するために、ウクライナ支援イベント「P4U――ウクライナに平和を」の活動の実施(下記の趣意書を参照)とウクライナへの緊急支援募金の実施(下記の募金要項を参照)を決定しました。なお、ウクライナ支援イベントの具体的な活動の詳細については、後日、発表いたします。
会員・信徒の皆様におかれましては、このウクライナ支援イベントの活動および緊急支援募金へのご協力をいただきたく何卒よろしくお願い申し上げます。
すでに、谷口雅宣・生長の家総裁は、今回のウクライナ危機についてインターネットで次の2つの動画を公開していますので、ぜひご視聴ください。
動画「危機を文明転換の跳躍台に」https://fb.watch/bN6lrjLPz8/
(3月1日の「立教93年 生長の家春季記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典」における講演)
動画「自他対立の妄想を超えて」https://fb.watch/bN6s3OZCXC/
(3月11日の「神・自然・人間の大調和祈念祭」における講演)
<ウクライナ支援イベントの趣意書>
2022 年3月
ウクライナ支援イベント「P4U――ウクライナに平和を」趣意書
生長の家は、谷口雅春先生が創始した昭和5年(1930年)のときから、宗教活動の目的を「人類の光明化」に定め、戦争のない世界の実現を目指し、1993 年からは、その同じ目的をより具体化して「国際平和信仰運動」として活動してきました。本当の意味での国際平和は、国家間の武力による抑止や力関係のバランスによっては実現せず、各国や各民族間に「すべての人間は“神の子”である」との信仰が広まることによって実現すると考えているからです。
この立場からすると、今回の主権国家ウクライナに対するロシアによる違法な武力攻撃は明確な侵略戦争であるため、声を上げて反対し、その犠牲となっている多くのウクライナの人たちの窮状と悲しみを少しでも和らげるため、ウクライナへの支援活動「P4U――ウクライナに平和を」の実施を決定しました。P4Uは「Peace for Ukraine」の略語です。
生長の家では、「コトバの力」を大切にします。「コトバ」とは、口から出る発声音だけでなく、心の中で思う想念と、その想念を体で表現する行動も含みます。私たちはこの3つを総動員して、ウクライナの人たちを支援することを決めたのです。
具体的には、以下の3つです――
◆ 募金 内外から寄付を募り、苦境にあるウクライナの人々に対して、国際人道支援団体などを通して支援金を送ります。
◆ 友愛の情の表現 ウクライナの国旗の色を使った様々な物品を手作りし、発表します。
◆ 学習と追体験 ウクライナは日本から遠い国であるため、知らないことが多くあります。それを知るために、その文化や民俗、産業、物産品などを学び、可能なものから自分の経験や活動につなげます。
この活動の趣意に賛同いただける方は、上の3つのうち、どれか1つでも実行に移されることで、私たちとともにウクライナの人々の支援活動に参加してください。ありがとうございます。
(宗教法人 「生長の家」)
<ウクライナに対する緊急支援募金の要項>
1.名 称 「ウクライナ緊急支援募金」
2.実施期間 第一次:2022年3月17 日~2022 年5月31 日
(ただし、国際情勢などを見て第二次以降を実施します)
3.支援募金の寄付先 宗教法人「生長の家」が募金を取りまとめ、特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会に送付します。なお、事態の緊急性を考慮し、当法人から国連WFPに対して1,000万円を先行して寄付します。
4.募金の受付方法
(1)本部関係団体、本部直轄練成道場、各教化部で募金を取りまとめ、本部に逐次送金します。※詳しくは、各都道府県にある生長の家教化部にお問い合わせ願います。→連絡先のページはこちら
(2)上記の他、個人から本部(宗教法人「生長の家」)の指定口座への直接送金を受け付けます。ゆうちょ銀行の「払込取扱票」を用いて次の口座への送金手続きをお願いします。大変恐縮ですが、送金手数料のご負担をお願い申し上げます。
【生長の家「ウクライナ緊急支援募金」受付口座(ゆうちょ銀行)】
口座記号番号: 00200-0-107762
口座名称(加入者名): 生長の家災害募金一般 宗教法人 生長の家
ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。