抗がん剤治療の副作用が不安です

病気

右の胸に乳がんが見つかり、全摘手術を受けることになりました。しかし術後に抗がん剤治療を行います。副作用が大変と聞いているので、乗り切れるだろうかと不安でいっぱいです。生長の家のお経を誦げて先祖供養をしっかりしようと思いますが、快癒のために他にどのような心がけが必要でしょうか。(A子・46歳)


回答者:






「おめでとうございます!」
こんなことを言うと、「何をバカなことを、こんなに悩んでいるのに」と怒られるかもしれませんね。しかし、あなたにとって人生最高のチャンスがやって来たのです。それは、あなたの意識改革の機会であり、魂の飛躍向上のチャンスです。

「抗がん剤は副作用を伴う恐ろしいものだ」と恐怖すればするほど、肉体は委縮し、本来備わっている自然治癒力を発揮できなくなります。恐怖心が起こるのは、本当のことを知らなかったからです。あなたの生命には既に無限の治癒力が備わっているのです。

抗がん剤は、がんで苦しむ人を救いたいという、薬を開発した人たちの愛念によって作られたものです。薬は物質のように見えますが、物質を超えた愛の産物なのです。薬の語源は「奇すしき力」で、「並みより優れている、突き出た、不思議な、神秘的な」という意味です。あなたには神秘的な治癒力が既に宿っていて、薬はその力を引き出してくれるだけです。

がんを癒やしてあげたいという愛の心が、あなたの肉体を本来の健全な姿にしてくれるのですから、愛の心は感謝で受けることです。感謝して受け取る時、天地一切のものが、あなたの味方となります。人は困難な問題に遭遇した時、それまで気づかなかった内在する無限の力に目覚めて、発揮することが出来るのです。それは悦び、感謝し、愛を表現する時に出てきます。

あなたは最近笑ったことがありますか?「病気のことで頭がいっぱいで、笑う余裕なんてない」とおっしゃるかもしれません。しかし、最新の医学的研究では、笑いによって免疫力が高まり、病気が癒やされることが実証されています。笑えない時ほど、強いてでも笑うのです。笑いこそ副作用のない最高の抗がん剤です。毎日明るく、笑いましょう。

ぜひこの機会に生長の家宇治別格本山の練成会に参加して、自己の生命の偉大さに目覚めて下さい。



関連する相談

月刊誌のご紹介

なんでも相談Q&Aは、月刊誌『いのちの環』『白鳩』『日時計24』に掲載された内容になります。
この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。