姉夫婦が離婚の危機にあります

人間関係

姉は先日ご主人から、「好きな人ができた。離婚してほしい。君の悪い部分をずっと我慢してきた」と言われ、パニックになってしまいました。二人の子どもの母親である姉は、ご主人に対して気が強いところがあります。でも、本来は気づかいができ、家事も得意な女性です。姉に対して私にできることは何でしょうか。(A子・30代)


回答者:






お姉さんが、突然ご主人から離婚を切り出され、あなたやご両親も心配なこととお察し致します。

あなたにできることは、まず、お姉さんの話を否定せずに、お姉さんの心がスッキリ落ち着くまで聞いてあげることです。そして日々、神想観を実修して、お姉さんの本来の素晴らしい実相と、夫婦が互いを尊敬し、感謝し合い、調和している姿をありありと思い描き、実相円満完全と祈ってください。

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は、結婚の意義について『この星で生きる』に、次のようにお説き下さっています。

「自分にはない相手の性格に惹かれ、違いを通じてお互いが生長できるのが結婚の意義とも言える。世の中には『性格の違い』を離婚の理由にする人もいるようだが、私に言わせれば、結婚生活は性格が違っているからこそ意味があり、お互いの生長が用意されていると言うことができる。とにかく、相手の良さを見ることが幸せな結婚生活の秘訣である」(147ページ)

結婚生活を続けていくためには、お姉さんがご主人に我慢させてきたことを詫び、これからご主人に喜ばれる、温かい雰囲気の家庭を作っていくことです。

女性の天分は愛と優しさと柔らかさです。奥様が明るい笑顔、優しい気づかい、愛のある言葉や讃嘆、素直な態度を実践されると、ご主人の態度も変わり、家庭が改善されます。

白鳩会では、地域で誌友会や母親教室を開催し、「人間・神の子」の真理や夫婦調和、子育てなどの勉強をしています。また練成会もあります。幸せな人生を送るには、人間・神の子の真理を知ることが根本です。ぜひお姉さんを生長の家にお導きください。幸せな結婚生活が送れますようお祈り申し上げます。



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なんでも相談Q&Aは、月刊誌『いのちの環』『白鳩』『日時計24』に掲載された内容になります。
この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。