認知症かもしれないと動揺してしまいます

病気

最近物忘れが多く、検査を受けましたが、認知症の疑いはないということでした。しかし医師から、財布を無くしたり周囲に迷惑をかけたりすることがあったら認知症を考えないといけないと言われ、物忘れをする度に認知症かもという恐怖でパニックになります。動揺しないためにはどうすれば良いでしょうか。(A子・51歳)

回答者:

まずはじめに、認知症の方は、自分が認知症だとは思いませんし、あなたの場合、医師の診断の通り、認知症ではありませんので、ご安心下さい。では、恐怖で心が動揺しないためにはどうすれば良いのか、それには二つの条件があると生長の家では説いています。

まず必要な条件の一つは、私たちの肉体及び、自分の環境に起こる出来事は、ことごとく自分の想念の反映であるという「心の法則」を知ることです。
次に、人間というものは肉体的存在ではなく、神の自己実現であり、金剛不壊なる霊的実在であって、決していかなる病気や不幸にも傷つけられることはないと信じることです。
私たちが肉体をもって生きるこの世界を現象界と言いますが、この諸行無常の現象界だけにしがみついている限りは、結局不安や動揺からは逃れられません。本当の堅固なる心の安定は、実相世界を常に見つめている人のみ得られると生長の家で説かれています。

そこであなたに提案です。次に掲げることを、できることから実践してみて下さい。まず、生長の家独得の座禅的瞑想法である神想観の実修です。この瞑想の中で、実相無限供給の神の世界に心を振り向け、永遠に動揺せざる、神の世界の本源から天降り来る供給を心に瞑視するのです。

次に、「私は神の子、毎日あらゆる点で一層良くなる、嬉しい、楽しい、ありがたい」と、暇あるごとに念ずるのです。さらに生長の家には、毎日の明るい出来事や希望のみを綴る『日時計日記』があります。日々、明るい言葉をこの日記に書き続けることにより、そのコトバの力によって、毎日が明るく充実してきます。ぜひこれらを実践してみて下さい。
神想観の実修法や『日時計日記』等の詳細は、お近くの生長の家教化部や練成道場にお気軽にお問い合わせ下さい。

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なんでも相談Q&Aは、月刊誌『いのちの環』『白鳩』『日時計24』に掲載された内容になります。
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