子どもの体調を心配しすぎてしまいます

病気

二歳になる息子の体調が心配で、湿疹などが出るとすぐ病院に連れて行ったり、息子の友だちが風邪の時は距離をとらせたりしてしまいます。これから幼稚園に行って、集団生活が始まるのに、こんなことで心配していたら気がもちそうにありません。大らかに子育てができるようになるには、どうしたらいいですか?(A子・31歳)

回答者:

お子さんの体調を心配するのは、愛深いお母さんであれば当然のことですね。
でも、心配するよりも、まず子どもを授かったことや、元気に育ってくれたことの有り難さに心を向けてみてはいかがでしょうか。

あなた自身も、ご両親が色々と心を配って育ててくれたと思います。そんなご両親への感謝の気持ちを込めて、生長の家の聖経や讃歌を読誦しましょう。さらにこれまで、守って下さったご先祖様にも感謝の気持ちをお伝えしましょう。

生長の家創始者の谷口雅春先生は、「児童教育に関する神示」で、「多くの母親は子供のことを余りに取越苦労するために、却って子供に悪思念を放送して子供の健康や運命を害している。(中略)子供を神の子だと思うものは、子供を尊敬して出来るだけその世話をさせては頂くが、神が守ってい給うと信ずるが故に取越苦労は必要はないのである」と説かれています。

神様にお任せする気持ちで、ゆったりと子育てをしてみませんか。私は四人の男の子を育てましたが、このことを母親教室で教わって気持ちがとても楽になり、楽しい子育ての時を過ごすことができました。ぜひ、お近くの母親教室への参加をお勧めします。

また、ことあるごとに「神の子さん、神の子さん、強い子、良い子」と息子さんに声をかけてあげて下さいね。言葉には創化力といって物事を具象化する力がありますから、お母さんがそう繰り返し声をかけることで、息子さんは健康に育っていきます。笑顔で接することも大切です。

そして、お母さんも自分を抱きしめる気持ちで、ご自身を讃嘆しましょう。自分を肯定すると、何事も大らかに考えられるようになり、子育てが喜びに満ちたものになっていきます。神の子は神が育て給うのです。取越苦労することなく大らかな気持ちで、心を込めてお世話をしましょう。

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