真夜中に目が覚め、眠れなくなります

病気

大学を卒業後、市役所の職員となって8年。幸い上司にも恵まれ、仕事も楽しいのですが、最近、真夜中に目が覚めるようになりました。早く出世しなければ、そろそろ結婚相手を見つけなければなどと考え始めると、急に不安になってしまい、朝まで眠れません。最近は夜眠ることが怖くなってしまい、休息どころではなくなってしまいました。(M・S、30歳、男性)


回答者:






周囲への感謝の思いを持ち、職場で全力を尽くしてください

真夜中に目が覚めてしまい、朝まで眠れないのでは、さぞ、お辛(つら)いことでしょう。

相談文を拝見すると、職場、上司に恵まれ、順調な人生を歩んできたあなただからこそ、早く出世しなければ、早く結婚相手を見つけなければと焦(あせ)って、不安になってしまうのだと思います。その不安を解消するには、どうしたらいいかということですが、そのヒントとなる言葉を紹介します。

生長の家創始者・谷口雅春(*1)師の『新版 生活と人間の再建』(*2)には、次のように書かれています。

「この世界には悪は決して存在しないと云(い)うことを信じさえするならば恐怖不安はおのずから消え去ってしまう」(231頁)

私たちが何かを恐れたり、何かに不安を覚えたりするのは、その何かによって自分の人生に悪いことが起きるのではないかと思うからです。しかし、「この世に悪は決して存在しない」ことが分かれば、早く出世できなくても結婚できなくても、悪いことにはならないわけですから、不安を感じなくてもすむようになります。

「この世に悪は決して存在しない」ということを頭に入れた上で、次にしていただきたいのは、周囲の人たちへの感謝です。あなたを立派に育ててくれた両親、協力してもらっている良き上司、同僚の皆さんに、日々笑顔で挨拶(あいさつ)し、感謝の思いを伝えましょう。続けていると心が感謝で満たされてきて、たとえ夜中に目が覚めるようなことがあっても、不安で眠れなくなったりはしないと思います。

あなたはまだ30歳、人生はまだまだこれからです。出世や結婚のことなど忘れて、一所懸命、今、与えられている仕事に全力を尽(つ)くしてください。そこから自然に道が開かれてきます。あなたの幸福を心からお祈り申し上げます。

*1=61ページ参照
*2=日本教文社刊



関連する相談

月刊誌のご紹介

なんでも相談Q&Aは、月刊誌『いのちの環』『白鳩』『日時計24』に掲載された内容になります。
この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。